師匠の不思議な日常

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奇跡のリンゴ ある実践者の軌跡2

2009年01月26日 | 天意の実践

さて、植物さんたちは、どうやって栄養を取っているのか。

考えたことはありますか?

もちろん、一番は土からです。

けれども、土にもいろいろな性質があります。

このことに木村さんが気がつくきっかけになったのは、なんと、

死を覚悟した時。ロープを手に山奥に分け入り、丁度いい枝を

見つけて、ロープをかけようとしたら、ロープがかからず、

斜面に落ちた。落ちたロープを拾おうとして、降りたところで

目にしたのは、リンゴの木。月光の下で輝いていた一本の木。

けれども、こんな山奥で、農薬もかけず、こんなりっぱな

リンゴの木があるわけがない。

それは一本のドングリの木だった。そのとき、木村さんは

閃いたんですね。同じ山の中で生い茂る自然の木と、畑の木。

同じように、虫たちが行きかい、病気の原因になる菌やカビ。

その違いは土にあった。ふかふかの土。ここから転機になる

わけですが、

師匠 「もう、哲学だよね。森には真理が落ちている。
     
    柔らかいって事は、土が生きている。」

私  「土の中で微生物が生きていますからね。」

師匠 「リンゴさんは改良につぐ改良で、農薬漬けでないと、花も
  
    実もつかない、別の生き物に人間がしていったんだなあ。
    
    どうりで、紅玉りんごも見かけなくなったわけだ。
    
    料理用にも、私的にも好きだったのに。弱い品種だから
   
    作りにくいんだな。木村さんもリンゴ以外なら、そんなに
   
    農薬を使わなくても育てられていたんだし。りんごって、
   
    桜と同じ、バラ科だったよね。ソメイヨシノは改良種だから
   
    他の桜に比べて弱い。うちのさくらんぼさんも、接木をして
   
    いるから、実をつけてくれる。肥料もあまりあげてないし、
    
    毛虫だらけで、周囲の方たちには迷惑なのかもしれない。」
   
いや、それにしても、あのさくらんぼ、肥料も害虫駆除もしてない
    
わりには実をつけすぎです。(苦笑)
    
土作りは、どの生育にも大事なことだと思います。S先生も、
    
以前、ハーブ畑をしていたとき、最初に良い土を入れてから始めた
   
と、言ってました。そのよい土をわけてもらって、師匠の庭の植物も
    
元気がいいのかもしれません。まあ、ほかのこともやっていますから
   
そのおかげもありますが。
   
あと、お酢を木村さんは使っていました。私も読んでいて、お酢が
   
いいのになあと思っていました。(この場合、お酢の殺菌効果)

うちの実家のみかん畑が今、元気に収穫ができているのは、

おじいちゃんの代の時に、みかんの木に、海藻などいろいろな

ものを、土にあげていたからです。

師匠 「そういうのを見て育ったから、君は緑の手を持ってるんだな。」
   
最近は、木酢液や竹酢液など、いろいろ便利なものがありますよね。
   
自然のあるがままの姿がいいのに、人間はいじりすぎた結果、

過保護になってしまい、今は、環境破壊が声高に言われています。
   
石油から何でも作っていた時代は終わり、新しい時代が始まって

いる。
   
「自然農法」の福岡さんから学んだ岩澤さんは、さらに発展した

「不耕起の自然栽培法」を提唱し、大分の赤峰さんは、「循環農法」で

無農薬・無化学肥料の農法を展開しています。
   
この木村さんも、講演会などによばれて話をおこなっているようです。
   
きっと、笑顔も一緒に届けているのでしょうねえ。

コメント
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