オータムリーフの部屋

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戦争ビジネス

2012-04-23 | 社会

米国のレオン・パネッタ国防長官はCNNとのインタビューに応じ、米国はイラン攻撃について具体的な計画をもっていることを認めた。それを実行できるのかという質問に対しては、「問題ではない」と答えている。パネッタ長官は、米国がその計画を実行しなくてはならない場合には、それは成功裏に行われる、と強調した。(ボイス オブ ロシア)

さらにイランラジオでは同長官が朝鮮半島での戦争を示唆していると報道した。
パネッタ長官は、CNNのインタビューで、「アメリカが、北朝鮮に対抗するときに予想されるあらゆる出来事に対して準備を整えている」と述べた。一方で、北朝鮮外務省は声明を出し、「北朝鮮政府は、食料援助を受け取る代わりに、核・ミサイル実験を停止するとした2月のアメリカとの合意を、これ以上守るつもりはない」と発表した。この声明は、北朝鮮の最近のミサイル実験を非難する声明が安保理で採択され、制裁の拡大が決定されたことを受けて発表された。

戦争の火種は世界中どこにでもある。経済的に疲弊しているときの特効薬として戦争ビジネスがある。
イランとの戦争当事者としてはイスラエルだろうから、日本は直接係わり合いはないが、朝鮮半島で戦争になれば、韓国と日本が駆り出される。
アメリカにとって手を汚さないで武器を売るのが一番効率のよい景気刺激策だ。北朝鮮との対立を激化させる事によって、中国経由で北朝鮮に武器を売り、一方で日本や韓国に迎撃ミサイル・システムを販売する。これがアメリカ軍事産業のシナリオだ。9.11陰謀説などを考えると、北朝鮮を刺激して戦争を起こすことなどお手の物だ。


ルッソはジャーナリストのアレックス・ジョーンズのインタビューに答え、旧知の友人ニコラス・ロックフェラーとの会話の内容を披露した。(このインタビューはYOUTUBEアップロードされている。)ルッソによると、ロックフェラーはアメリカ同時多発テロ事件の11ヶ月前の時点で、米国でアフガニスタン侵攻やイラク戦争のきっかけとなる事件が起こることを、すでに予告していたという。そしてロックフェラーは同時に、その事件及び後に起こる米軍侵攻の全てが、「巨大なでっち上げ」であるとも語ったという。 この会話を発表した半年後、6年前から患っていた膀胱癌により、ルッソは死去した。
 
9.11テロに関する公式な見解は、「オサマ・ビンラディンを筆頭とするアルカイダが引き起こしたテロで、重要建造物を標的にハイジャックした旅客機を用いた自爆テロであり、その方法はアメリカ政府を始め誰もが予想もつかなかった」というものである。これに対してテロをアメリカ政府があらかじめ知っていたが無視したとする説、政府自身による自作自演であるとする説がある。このような説が唱えられる背景には、このテロが低迷していたブッシュ政権に高い支持率を与え、アフガニスタン戦争とイラク戦争のきっかけとなり、それが軍需産業へ利益をもたらしたという事象がある。
9.11の後、アメリカ国内では9.11に匹敵するテロは起こっていない。アメリカのセキュリティが強固でテロの余地がないなんて誰も思わない。起こそうと思えば、簡単に起こせるのに、何故起きない?そこを不思議に感じていた私はこの陰謀説を聞いた当時、合点がいった。
 
アーロン・ルッソ監督『アメリカ:自由からファシズムへ』(日本未公開)が字幕付きでアップされている。
「自由の国」「民主主義の国」という仮面を剥ぎ取り、連邦準備制度という特有のシステムを通じて米国を支配しようとする金融資本の陰謀を暴く。・・・・・     
物議をかもしたムーア監督「華氏911度」も日本語版でアップされている。
 

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