買ってはいけないシリーズ 渡辺雄二

渡辺雄二著の「買ってはいけない」シリーズが人気だ。

「買ってはいけないお菓子」・「コンビニで買ってはいけない食品」など10冊近くある。
具体的な商品が載っているので、食品会社から訴えられないか心配になるくらいである。一部をあげてみると・・・・

 

買ってはいけないお菓子
山崎製パン「ランチパック」・パスコ「五彩あんぱん５個入」・第一屋製パン「クリームパン」・山崎製パン「うぐいすパン」・フジパン「ポークウィンナー」・伊藤製パン「厚切りハムカツパン」・パスコ「川越達也のきのこシューパン」・パスコ「白い食卓ロール」・ふたば茶亭「マカロン」・名月製菓「フルーツタルト」・山崎製パン「とろけるダブルシュークリーム」・遠藤製餡「ゼロカロリー水ようかんこし」・でん六「お好み甘納豆」・柳沢製菓「五家宝」・天狗堂宝船「黒蜜きなこ餅」・グリコ乳業「とろ〜りクリームonプリン」・マルハニチロ食品「大満足ゼリーdeゼロ」・マンナンライフ「蒟蒻畑」・森永乳業「脂肪０ヨーグルト」・ロッテ「ZERO」・明治「明治 氷宇治金時」・フタバ食品「かき氷ソーダ味」・ロッテ「キシリトールガム」・日本クラフトフーズ「クロレッツXP」・UHA味覚糖「イーマのど飴」・ノーベル製菓「VC-3000のど飴」・春日井製菓「こんぺいとう」・明治「果汁グミ」・リスカ「うまい棒」・東ハト「すっぱい暴君ハバネロ」・春日井製菓「グリーン豆」・香月堂「サクサクレモンクッキー」・ヤガイ「スライスサラミ」・丸善「ホモソーセージ」・三栄食品工業「素材嗜好 いかくん」・明治「パーフェクトプラス ショコラサブレ」・DHC「マルチミネラル」・村岡食品工業「梅しば」・ナトリ「ソフトパイン」・小林製菓「プレスケア」・クラシエフーズ「フリスク」

 

コンビニで買ってはいけない食品
①おにぎり・・・つやつやご飯には、米が機械に付着しないよう植物油（菜種油、コーン油など）が混ぜてある。保存料、合成着色料不使用と書いてあるが、ｐｈ調整剤（酢酸、クエン酸）入っており、特に「シーチキンマヨ」は良くない。
②おにぎり・・・明太子、たらこは発色剤の亜硝酸Ｎａが多く使用されている。
③手巻き寿司・・・コチニール色素やクチナシ色素が使われており、コレステロールや中性脂肪が増えやすい。ネギトロ巻きよりも納豆巻きの方が添加物が少ない。
④弁当・・・添加物が30種類以上と非常に多く使われている。
います。
⑤食パン・・・山崎製パンの角型食パン。「超芳醇　特選」「超芳醇」「サンロイヤル　ファインアローマ」「ランチパック」などは危険な臭素酸カリウム（発がん性物質）が添加されている。
⑥菓子パン・・・ピーナツバター、生クリーム、チーズ、マーガリンなど入ったものは、いずれも調味料、乳化剤、着色料、ｐｈ調整剤、増粘剤など多くの添加物を含んでいる。
アンパンには添加物はほとんどない。
⑦コーラ・・・特にダイエットタイプには、安息香酸Ｎａや甘味料のアスパテーム、アセスルファムＫなどの安全性の怪しい添加物が入っている。

＜買っていいコンビニのプライベートブランド＞
セブンプレミアム・・・セブンイレブンのＰＢ商品だが、各製品の製造業者が全て表示されている。
バリューライン・・・ローソンのＰＢ商品でセブンイレブンより安価だが、安心安全の面では劣っている。

＜買ってもいいナショナルブランド＞
①サトウのごはん
②超熟・・敷島パン
③マ・マーススパゲティ・・日清フーズ
④素材そのままシーチキン・・はごろもフーズ
⑤豆腐・・太子食品工業
⑥納豆・・タカノフーズ

カップラーメン、カップうどん、サンドイッチ、ケーキ類、炭酸ジュースなどは問題外。コラーゲンドリンクなどは効果はないと言われてから久しいのに、売れ続けているのは信じるものは救われるということか？

 

近頃は、農薬や放射能で素材も安全とは言えないので、あまり神経質になりすぎると食べるものが無くなる。
やりすぎの記述もある。ペットボトル症候群に見られるように糖分を多く含むジュースを水代わりに飲んでいる生活習慣が批判されるべきなのに、「桃の天然水」が槍玉に上がったりする。天然水などと誤解を招くネーミングは確かに？？？だが・・・・

「キリンラガービール」にしても、遺伝子組み換えとうもろこしが含まれる可能性があると言う。

 

データの真偽や有効性に関して、消費者はもっと懐疑的であるべきだと思うが、「買ってはいけない」を無批判に受け入れて神経質になる必要はない。

 

この記事は今も読まれ続けている。データは古いのでうのみにしてはならない。

「山崎パンはなぜカビないか」も合わせて読んでほしい。