横浜 鶴見アトリエアリス〜制作風景〜日々のスケッチ

横浜 鶴見アトリエアリス 一般絵画教室の制作風景や作品を紹介しています

水曜日のアトリエ

2021-03-20 11:50:15 | Weblog

こんにちは。

月水クラス担当の大窪です。

ソメイヨシノ開花のニュースが飛び込んできて、冬から春へと季節が移行しているんだなぁ、と思う今日この頃。

 

本日はそんな春めいてきたアトリエの様子をご案内したいと思います。

 

暖かくなってきたのもあってアトリエの植物たちも元気元気。

多肉はハリが出てぷりぷりしてきました。

 

モチーフにするため…とかなんとか言いつつ、実は私が育てたいだけなんですが…。

適当に挿し芽したサボテンも全て着いてしまったので、どんどんと自らのクローンを増やしております。

アンセリウム(アンスリウム?)は、枯れた花をしっかりと切り戻す事によって、新しい花芽が着きやすくなります。

その甲斐あってか新しい花が三本も出てきました。良かった良かった。

熱帯の植物なので気温が高くなってくると本領発揮!ますます元気になってくると思います。

サンセベリアの子供たちも相変わらず元気です。

空気を綺麗にしてくれるらしいので、これは増やしてもいいでしょう…

(ハスは越冬中です)

 

ちなみにタコの絵付けの陶器ですが、何年も前に陶芸教室に通っていた頃に作ったものです。

陶土を練り、手動のろくろで成形していきます。

乾燥、素焼きをしたのち、呉須(ごす)という青い塗料で絵付けをします。

更にその上に透明の釉薬をかけ、本焼きして完成です。落ち着いたらまた通いたいですね。

 

水曜午後クラスはゆったりのんびり。

みなさん集中して制作しています。ペン画で風景を描いたり、油彩で旅先の風景を描いたり、色鉛筆で植物を…と様々です。

もちろん基礎的なデッサンも出来ますし、こんな物が描きたいというご希望があればその都度、講師にご相談くださいね。

みんなで同じものを描かないのがアトリエアリスの一般絵画クラスの良いところですので…。

衝撃的だった田中先生出題の鹿骨モチーフも3/30㈫までで終了です。

次はどんなモチーフなんでしょう?皆さんお楽しみに!

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時間がある時は、絵の具で遊んでみましょう

2021-03-13 16:43:00 | Weblog

こんにちは。

前回、透明水彩絵の具での花の着彩についてお話しましたが、今回も透明水彩についてです。

 

自宅にある観葉植物のポトス。

ポトスには斑入りの模様が入っており、それがきれいだなぁとぼんやり眺めていたら描きたくなったので描いてみました。

 

 

今回は透明水彩絵の具で色遊びということなので、鉛筆で下描きはせずなんとなくまずはシルエットを薄塗りで。

下地が乾ききる前に濃いめの色をたらし込んでいきます。

 

※たらし込みとは……水気を多くした絵の具を画面にのせ、さらにその部分に色を置いて滲ませていく技法の事

 

たらし込みを活用すると、自分では意図しないにじみ方をしたり混色が起きたりします。

放っておいても勝手に混ざるのであまり気にしないようにしましょう。

 

葉の形の外に色が流れてしまうかと思うかもしれませんが、表面張力を超えなければ流れ出る事はありません。

水気が多すぎるな…と思う場合は少し吸い取ってからたらし込みを行いましょう。

 

また、画面上で色の溜まりができたまま乾かすと、葉のシルエットの端の部分の色が濃くなります。

これは、絵の具の中に含まれる顔料の粒子が端に溜まることによって起こります。

これをハードエッジと言います。

意図的に作ることも可能ですので、実験してみてください。

 

 

定期的に絵の具で遊ぶ事やドローイングをしていると、突然ひらめきが降りてきたりするものです。

個人的な感覚ですが、何もしないよりも高確率で降りて来る気がしますね…

 

手を常に動かす事、ある程度の量をこなす事、気楽に色であそぶ事

これらを行っていればきっと良い絵が描けると思いますよ。

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