横浜 鶴見アトリエアリス〜制作風景〜日々のスケッチ

横浜 鶴見アトリエアリス 一般絵画教室の制作風景や作品を紹介しています

植物水彩スケッチ・ドローイング

2020-06-22 10:00:05 | Weblog

先日の授業にて、植物をスケッチされている生徒さんとお話をしていたところ、

水彩でにじみやボカシをした上に、花や植物などをいい感じで描いていくにはどうしたら・・・?と質問がありました。

 

5月末に行ったオンライン授業「ごちゃっとしたものを水彩で描く」でも少し触れましたが、

最初は薄く雰囲気を出し、徐々に濃度を濃くしていくと失敗しにくいです。

 

とは言え、それが難しい!という声が聞こえてきそうですので、解説していきたいと思います。

例えばこんなごちゃっとした多肉植物などを描く場合は、どこから手をつけてよいやら・・・とお悩みの方も多いかもしれません。

いきなり絵の具だけで描くのは少し勇気がいりますが、鉛筆で薄く下描きをしてから色をのせると、そんなに怖くはないと思いますよ。

 

【解説】

着彩というと少し肩に力が入ってしまいますが、「色で遊ぶ」と考えてみると気楽にできると思います。

 

そして、アトリエの多肉ちゃんは新芽ラッシュ!!

サボテン類も挿し芽や株分けをしたら結構な確率で成功し、アトリエの窓辺が鉢だらけになってきました。

とれてしまった多肉植物を並べて置いたところ、ぷくぷくと新芽を出しました。

生命力が強いですねー!

という訳でまた多肉が増えます・・・!!

サボテンも巨大化させてモチーフにする、という野望もありますので静かに見守っていただければ幸いです・・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨は楽しく、植物と共に

2020-06-20 09:24:57 | Weblog

こんにちは!

関東地方も梅雨入りし、すっきりしないお天気が続いていましたが、今日は貴重な梅雨の晴れ間!

すっきりとして気持ちがいいですね。

 

そして毎年恒例のアトリエ菜園も順調です。着々と成長を続けていたトマトがついに食べごろになりました!

つやつやとしていて綺麗ですね〜。お味の方も適度に酸味がありとっても美味しかったです。

 

今回の品種は、ミニトマトと中玉トマトの間くらいの大きさの物だったようです。

トマトと言っても色んな品種があるんですね〜。

後続のトマトも沢山!!

今年の夏はトマトには困らなそうですね

 

私も自宅で姫リンゴを育てていまして・・・。

実を食べた後、試しに種を水にひたしてみたところ3つ中2つ発芽しました。

関東以南ではりんごの栽培は難しいようですが、神奈川ならなんとか大丈夫そう?ということで、実験がてら

育てています。

受粉がうまくいって実がなったらいいんですが・・・

現在はこんな感じですくすく成長中。

近々、一株づつ植え替えてあげる予定です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/1アトリエ再開と5/31 オンライン授業の様子

2020-06-06 11:40:53 | Weblog

こんにちは!ついに6/1から、アトリエでの授業を再開しました!

 

休校期間中、皆さまには大変ご不便をおかけしました。

オンライン授業もスタッフ一同、初めての試みでバタバタしてしまった場面も多々あり・・・。

ご参加いただいた方々、ありがとうございました!

今後は5月中に行っていたようなレクチャー形式の授業は一旦無くなりますが、メール、LINEでの添削や、授業時間中にオンライン ビデオ通話での受講は引き続き行っております。ご希望の方はご連絡ください。

 

さて、5月最後のオンライン授業は、どんな様子だったのでしょうか・・・?

 

今回は吉川、田中、大窪の三講師による「ごちゃっとしたものを水彩で描く!」というざっくりした企画でした。田中先生は茅ヶ崎からリモート参加です!

んん?吉川先生の周りにある銀色の脚は・・・

実は、三脚なんです!

三脚にカメラをセットし、手元カメラとして使用していたんです。ですのでなんだか機材が目立ちますね・・・

描くモチーフは一つづつ描いていると時間がかかるもの という事で、吉川先生と田中先生は紫陽花を。

大窪は、空間に抜けが無い森を描くことにしました。

 

紫陽花というと花のシルエットなどを描きたくなりますが、花の中心の集まりを滲みをうまく利用して、雰囲気を出していますね。

一見すると不定形なにじみや、関連性がなさそうな色でも後々効果が現れたりしてきます。

こちらは大窪。

右の写真を参考に描いていますが、見るからに葉っぱが多く繁り、どこから描いていいの状態です・・・

が!!

まとまりがなさそうな森でもよくよく見ると幾つかのグループが見えてきますよ。

筆の動きを横に動かしながらなんとなくの明暗を作っていきます。光が差してきている場所は明るく残してあげると良いです。

一方、吉川先生は、周辺にガツっと明度の低い色をのせ、紫陽花のシルエットを浮かび上がらせていました!

先ほどのピンクや水色のにじみが、不思議と紫陽花独特のグラデーションを想わせます。

思い切り強い色をぶつけるというのはなかなか勇気がいりますが、明るく淡い色をより美しく見せるには効果的ですよ〜。

さあ、こちらは先ほどに比べると具体的に木々の様子が出てきました。

なんとなく置いた緑のにじみの隙間に幹を描いていきます。ここでも手前にある木は強めにいろをつけると、グッと距離感が出ます。

空気遠近法をうまく使うと良いでしょう。

幹の色は茶色でなくてもいいんです。絵の雰囲気や周囲の色などに合わせて、今回は少し寒色系の茶色にしてみました。

バーントアンバーに少し緑を混ぜたり、青系を混ぜたり・・・

そうするとクールな茶色になりますよ。

ここから更に加筆してもう少し濃くなりました。

(田中先生はリモートだったので途中経過がなくてすみません・・・)

三者三様で、こちらも楽しく絵を描くことができました。これから花や景色が鮮やかになる季節です。

水彩でスケッチ、みなさんもやってみてくださいね!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだこの先どうなるかわからない状況ですが、皆さまがアトリエで少しでも楽しく制作できるよう、心がけて参ります。

また、マスクの着用や常時換気などにより、皆さまにはご不便をおかけする事もあるかと思いますが、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする