あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

初めて聴いた東洋医学用語?

2012-05-31 12:01:25 | Weblog
最新の東洋医学の話題も含めたあすなろニュースレター』は
作製していつものあすなろドアポケットに入れました。
今回の内容ですが次回の福・福寄席と
それに関連して楽しい募集の企画のお話にも少し触れさせていただいてます。
ぜひ話題にしてくださいね。お楽しみに!

{明日のために今日経絡指圧}


アクセスはおなかいっぱい~
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諸君オッス!
人気ブロガーは ほんまにつらいのうの-
:【最近人と接することを嫌がる若者が増えてます。
実は私も内向的な人間ですので気持ちは分からなくはありません。
ですが、それでは楽しいことはありません。
少しだけ皆さんとお付き合いしてみてはどないですか?】



   ≪東洋哲学と医学から見た人間≫


「鍼灸や指圧」の話に入ってますが
“辨証と治療”というお話です。


   8. 違った視点で病気を診る

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
独特なプロセスを辿る辨証論治(べんしょうろんじ)のお話です。
“気血水辨証(気血津液辨証”の中の
“気血同病辨証”というところに入っています。

今血が不足する病のいくつかをご紹介しています。
『手足が痺れる。』
最近来られたある中年の女性です。

痺れはしょっちゅうというよりも1日のうちで何度かあります。
かなり長い間苦しんでおられます。
体質と治療方針の論拠となる証は血虚(けっきょ)といわれるものです。

右手の脉を診ますと案の定微細といわれるものです。
血を作る働きが落ちているようです。
比較的お元気ですが、この状態を続けると
おそらく近いうちに気虚へと進むことになるでしょう。
それからかなり古くから腰痛もお持ちです。
肝の働きも少し落ちてるような。
卑(お腹)を補うことを中心に施術。

背中の腰椎と仙骨中間辺りにあるツボがめっちゃ堅いので緩める。
どうやらこいつが表治(対症療法)でも特に眼目に。
これは上下の気の運行を妨げる原因になります。
お体全体がふわっとした感じに変わりまして初回を終えました。

ところで、この患者さんはこれまでにもいろんな先生に診てもらっているようなんですが
血虚という言葉さえお聞きになられたことはなかったとのことです。
「先生方は、いきなり鍼を」。オイオイ!

血を作る臓器の話と
それを貯蔵して適宜体を循環させる臓器の働き。
「これらの調整が今後の治療目的になります。」
とお話したらご納得いただいたということです。

どんな病でも必ず病理ありきです。
病理のないところには病は存在しません。
まあこういう先生方が世の中にどんどん増えるということは困ったことなんですが?
もう少しまじめに勉強しませんかいな?
【次回へと続きます】


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