晴れ時々スターウォッチング

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有明の月と火星の接近(5/5)

2024年05月09日 | 
5月5日の早朝に「有明の月と火星の接近」ウオッチングに行ってきました~。

2024/5/5 03h16m35s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f190mm ISO1600 F5.3 1sec(トリミング)
 
 早起きをして観望場所に着いた時刻は3時10分頃… 火星出の時刻は02時53分なのですでに見えているはずです。双眼鏡で探すと月の東側にあって双眼鏡の視野に収まっていい感じに見えました。

 肉眼で見えるか確かめたのですが、5/4の「二十六夜月と土星の接近」と同じような空模様だったので「あそこに見えてるよ!」と言われれば「あ、見えてるかも…」という程度の見え方でした~。

2024/5/5 03h20m40s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f260mm ISO1600 F5.6 1sec

 観望を始めた直後というのに月には雲がかかり始めたので、天気はきのうの方が良かったかも…

2024/5/5 03h23m41s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f240mm ISO1600 F5.3 1sec

 ま、雲がかかった月は、これはこれで風情があるのでキレイですが、今日撮りたい月はこれではないので、なんだかなぁ~、と思っていると

2024/5/5 03h24m10s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f340mm ISO1600 F5.3 1sec

 あっという間に薄明が進んで早くも空一面がブルーモーメントです。

2024/5/5 03h52m04s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f340mm ISO2500 F9 1/2.5sec

 昨日、撮影画像で土星を確認できなくなったのは04時20分頃でしたが火星は4時を過ぎた直後で確認できなくなりました。視直径の違いは大きく影響するようですね。

2024/5/5 04h04m58s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f320mm ISO2500 F9 1/50sec

 さて、このあと約8時間後に月が火星を隠す「白昼の火星食」がありましたが、お出かけの予定があったので観望することは出来ませんでした。

2024/5/5 04h13m02s D810A SIGMA150-600mm f5-6.3 f600mm ISO1600 F9 1/400sec(トリミング)

 視直径が4秒台の火星を白昼に撮影するのは至難の業ですが、その瞬間を撮影した画像がSNSでアップされていて、すばらしいな~と思いました。その技術の高さには感服です。

 今年は12月8日夕方に土星食、12月9日夕方には海王星食があって、どちらも観測しやすい時間と位置なので楽しみですね。


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2 コメント

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Unknown (ich)
2024-05-09 21:38:09
晴れスターさん
 5/5は日中火星食で、その8時間前の接近の様子ですね。私は火星食も土星食も金星食も、何なら去年月食時の天王星食も見たのに木星食だけ見たことがないのです。2001年8月16日明け方は妻の実家の福島にいて、晴れ間を探してさんざん運転したあげく、食直前の接近してる姿を見ただけでした~。ネットで見たら次は2034年らしい‥。私は元気だろうか…。晴れスターさんも、ブログを続けていてくださいね。
惑星食 (晴れスター)
2024-05-10 18:27:27
ichさん
 おー、ichさんは木星以外の惑星食はほぼコンプリートなんですね~。すばらしいですね!残るは2034年の木星食ですか。10年後はまだまだ健康寿命範囲内なのでぜんぜん大丈夫ですよ!2025年には皆既日食と火星大接近もあるので空前の天文ブームになっていることでしょう。あと10年で観測機器がどこまで進化するか興味津々です!

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