あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

エース・フレーリー、ニューアルバムで「Fire and Water」をカヴァー

2016年02月12日 | 洋楽
元キッスのギタリスト、エース・フレーリーの新アルバムが
カヴァー・アルバムになるというのは聞いてたが。

同アルバムは日本で4月15日に発売予定で、
主に60年代後半から70年代前半の英米ロックの名曲が
並んでいる。


※画像は以前のソロ・アルバムのもの

アルバムは全12曲。
キッス曲を自身でカバーしたモノも含め、ザ・キンクス、
クリーム、ステッペンウルフ、ジミ・ヘンドリックス、
ローリング・ストーンズ、フリー、レッド・ツェッペリン、
シン・リジィなどの曲が収録されている。

フリーの曲は「Fire and Water」!。
キッスの盟友ポール・スタンレーが参加し、2人が一緒に
レコーディングするのは18年ぶりだとか。
このほか、スラッシュ、マイク・マクレディ(パール・ジャム)、
リタ・フォード、ジョン5等がゲスト参加しているそうな。

キッスのカヴァーは3曲。今回のはエースがヴォーカルを
取っているヴァージョンとの事。

◆Ace Frehley『Origins Vol. 1』
01.White Room (Cream)
02.Street Fighting Man (Rolling Stones)
03.Spanish Castle Magic (Jimi Hendrix) feat. John 5
04.Fire and Water (Free) feat. Paul Stanley
05.Emerald (Thin Lizzy) feat. Slash
06.Bring It on Home (Led Zeppelin)
07.Wild Thing (The Troggs) feat. Lita Ford
08.Parasite (Kiss) feat. John 5
09.Magic Carpet Ride (Steppenwolf)
10.Cold Gin (Kiss) feat. Mike McCready
11.Till the End of the Day (Kinks)
12.Rock and Roll Hell (Kiss)

ベタな選曲もあれば、「これをチョイスしたか!」という
モノもある。



ZEPの「Bring It on Home」なんて意外な気もするが、まぁ
KISSのメンツも「自分たちだってルーツは黒人音楽」という
ニュアンスのコメントしてたから、分からん事もない。
しかも途中からギラギラした展開になる曲だし。

トロッグスの「Wild Thing」はジミヘン・ヴァージョンに
準じてるのかな?
※大概はそうだもんね



FREEの「Fire and Water」に至っちゃあ「よくぞ選んだな」
・・・という印象。
ストレートな「Wishing Well」は色んなアーティストに
カヴァーされてるけど、アンディ・フレイザー(b)の曲は
彼が持つ特異な揺らぎリズムの再現が難しいから、成功例は
少ないと思うのよね。

※フレイザー期の曲でも「歌モノ」としてアッケラカンと
 カヴァーしたスリードッグナイトや、アップテンポに
 アレンジしたウィルソン・ピケットなどなど。
 まぁ、フォリナーのルゥ・グラムは若い頃に組んだブラック・
 シープで「Woman」をカヴァーし、けっこう健闘してますが。

まぁ、その辺も含めて楽しみなアルバムではあります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿