あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

ラス・バラード来日公演の収穫

2014年05月07日 | 英国ロック
Tシャツも欲しかったが、フライヤーと同じ柄で
収納場所も、いよいよ無くなって来てるので断念。
3,100円とかで割安だったんだけどな・・・。



ブ厚いディスコグラフィー本も置いてあったが、英文なので
これまた断念。

1枚1枚デザインの違うポスターは珍しかったが、1枚5000円したので
これまた断念。

けっきょく、缶バッヂ・セット(\1000)を購入したのでした。



しかし、一夜たっても思い出すね。
ラスさんのエンターティナーぶり。

風邪でも引かれたのか、しきりに鼻を拭かれてたのは御愛嬌として
ステージ前に乗り出してのギターソロ、MCでの客いじり
※しきりに女性客にチョッカイ出されてました。
幾つになっても女性が客席にいると嬉しいんですねぇ

ひたすら冗談言ってた印象あり。
若くハンサムなベーシストを「真面目なハナシ、ボクの息子」と紹介し

我々が「え、ホントに?」なんて半信半疑だったりすると
ナイスガイのベーシストは苦笑して「違う違う」と手を胸の前で振ったり・・・。

キーボードのSMITH氏(実質のバンマス)に促され、鍵盤で共演すると
途端にロックンロール・ピアノを弾き始めたり・・・と、
本当にゴキゲンなラスさんです。



Andy's WISHBONE ASHのBOB SKEAT氏は
ギターもキーボードもサックスもコーラスもイケる職人さんだし。
※SMITH氏もコーラスもシンセも自在なお方でした。

ラスさんがメンバー紹介時にウッカリ忘れてしまい「OH!GOD!!」と嘆いたドラマーは
元KINKSにしてThe Roulettes, ARGENT時代からの相棒=BOB HENRITさん。

ただし、本人は涼しい顔で缶のリキュール飲んで「乾杯~」(笑)。

ラスさんに「シャッフルいけるかい?」と言われて「おうよ」と刻み、
そのままロックンロール大会に突入したのは既報の通り。

SKEAT氏のサックス・ソロもウネリ、ラスさんのギターとのコール&レスポンスは
ロックの醍醐味を教わった気さえ致しました。

本当に英国のミュージシャンは幾つもの顔をお持ちだ。
「パワーポップ」「シンガーソングライター」なんて言葉で片付けられない人でした。
かなりのマルチプレイヤーだったし、声も出てたし(特に後半)。

ゴキゲンのラスさんは、何度もピックをパラパラと投げてくれましたが、
こっちの方には回ってきませんでした。



出来たら1stソロ~3枚目くらいの曲を もっと演って欲しかったけど
「現役」の人だから懐メロだけで済ます気がないんでしょうね。

そのガッツは立派です。
正直、お客の数は少なかったですが、「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」の盛り上がりは
凄かったです。
もうレインボーってバンドは存在しないし、リッチー・ブラックモアがバリバリにギターを
弾く事も無いでしょうから、
本家のラスが、レインボー・ヴァージョンで演奏するのも“あり”なのかも知れませんねぇ・・・。

こういうミュージシャンが腕利きの仲間と活動してるってのは嬉しいです。
ラス・バラードさんの益々の御活躍を期待しますよ!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿