宙を舞う

先日、＜目＞　＜目＞で紹介した上野公園のヘブンアーティストのイベントにて。

金属の棒で組まれた三角のやぐら。

そのてっぺんからはロープが垂れ下がり、下ではサックスが生で鳴ってる。

やがて、ひとり女性がロープを上ってく、かるがるとした身のこなし。

褐色の肌、バリバリのメイク、鍛え抜かれた筋肉、うごく度に広がるカーリーヘア。

どれも絵になりますね。

ただ、ロープを上って、くるくると体を回しているだけ。

活字で書くとこれだけ。

でも、見ているととても引き込まれるのです。

命綱のない状態でロープ一本と真剣に勝負。

危険と隣合わせなことしながらも、エンターティナーはびしっと笑顔。

上っていくときに足の親指と人差し指でロープをにぎってるんです。

すごい。そんなこと出来るなんて。

てっぺんから体に巻き付けたロープを一気にリリース。

何回転もして体がくるくると宙を舞う。

その間に恍惚の表情を浮かべてる。

何メートルか落ちるが決してロープを放しはしない。

プロの技は美しい！

デジカメの連写機能でガンガンと撮りました。

結局、数えてみたら150枚くらいも撮ってました。

美しい被写体は大歓迎。何枚でも撮りますよ。