ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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松本彰布さんと犯罪被害者支援

2017年02月05日 08時38分41秒 | 相続
 昨日は,京都で,松本彰布さんらのお話を伺いました。
 松本さんは,2011年3月12日,あの東北地方太平洋沖大地震の翌日に起きた事件(下記記事参照)の被害者の夫だった方です。
 私は,この事件が私の通学路だった場所のすぐ近くで起きたこともあって,当時は注目していたのですが,その後,すっかり忘れていました。
 松本さんが言われたことで印象に残っていることは①事件発生から犯人の刑事裁判が行われていた時期に,犯人に対する怒りが湧いてこなかった,②事件後,仕事ができなくなってしまい,経済面でも困窮した,③妻(被害者)の弟が支援者,支援機関につないでくれた,ということです。

 京都府警は2011年3月13日、京都市左京区吉田本町に住む男性薬剤師(30歳)を殺人の容疑で逮捕しました。
 調べによると、男性薬剤師は2011年3月12日午後4時30分から午後6時30分の間、京都府京都市左京区吉田中阿達町にある調剤薬局「ファルコはやぶさ薬局」で、この薬局で働く管理薬剤師・松本千鶴(36歳)の首や胸を刃物で10数カ所を刺して、殺害した疑いがもたれています。
 男性薬剤師は松本千鶴の部下で、3月12日は3人の薬剤師が調剤薬局「ファルコはやぶさ薬局」で勤務しており、女性薬剤師は午後4時30分頃に帰り、男性薬剤師と松本千鶴の2人は最後まで残っていました。
 京都府警が事情を聞いたところ、男性薬剤師はカバンから血の付いた刃物を取り出し、犯行を認めたため、男性薬剤師を緊急逮捕しました。
 男性薬剤師は調べに対して、「世の中が嫌になって誰かを殺してやろうと思った。松本さんに恨みがあった訳ではない」などと供述しているとのことです。
コメント (3)
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