本日、快晴。

映画中心雑記。後ろ向きなポジティブが売りです。

紙媒体、万歳。その1【マンガ】

2017年02月01日 | 【マンガ】
このマンガがすごい!」を読んで
今回は気になる作品が多かったので、
年末年始、更には仕事が慌ただしい1月の現実逃避にて
たくさん読んだので、備忘録のために書いておきます。
やはり漫画はさくっと読めるのが魅力。
どれも基本的にはオススメです。

中間管理録トネガワ



抱腹絶倒。なるほど1位だわ。
中間管理職というよりは、サラリーマンあるあるを逆手にとって
ギャグに落とし込んだやり方が絶妙。
言うほど、"あるある!"とは思わないけど、
「カイジ」を知る人にとっては、これ以上ないスピンオフ。
ちなみに、福本先生御本人が描いたネタが一番微妙だったので、
やはり、適材適所なのだなと。

ファイアパンチ



勢いで買った割には、当たり。
一見、よく見るダークファンタジーの既視感があるのだけど、
要所要所に、変な要素が入り込んだ違和感が"引き"に繋がっている印象。
この世界観の中に入り込む、映画監督の違和感と言ったら。
でもそれが面白くて、続きが気になる・・・。

兎が二匹



ざっくりのあらすじ読んで好きだろうなと思って
読んだらやっぱり好きだった。
非現実的な設定の中に入れた広島のエピソードが
作品に影を落としていて、それが凄く良い。
映画になりそうな話。でもしてほしくないなあ。
味のある絵だからこその、良い感じなので。
前後編なので、さくっと読めてオススメです。

金の国 水の国



1位が1巻完結ならば読まない理由はないよね、と衝動で購入。
A国とB国の区別が最初つかなくて(阿呆)
設定を理解したら、もう一瞬で読み終えました。
道徳の教科書とか、児童文学にしても素晴らしい話。
個人的には、こういうのをアニメ映画にしたら良いのに、と思う。
ただ、背景描くのが大変そうだけど。
作者さんの作画に、ただただ合掌。

僕と君の大切な話



「となりの怪物くん」で何となくわかっていたけれど、
私、ろびこ先生大好きなんだわー。
冷静な話し合いと、いざ自身の話になった時の言い訳と、
1話ごとに、緩急のつけ方が最高。
当事者達の自覚なく、
外野が「もう付き合っちゃえよ!!!」という雰囲気もたまらないです。
可愛いなあ、高校生って。
出来ればライバルとか登場せずに、このまま完結してほしい。
続刊に期待。

ぼくの輪廻



本屋にて、試し読みとポスターの、
頭のおかしさに興味を惹かれてまんまと購入。
作者が女性(「ぴんとこな」著)なのに、
青年マンガのノリを感じる、テンションの高さ。
無料アプリで途中まで読んだ「ぐらんぶる」に通じるアホさ。
女子が書いたと思えない、えげつない勢いの下ネタ。
途中途中、声を出して笑いました。
オススメであり、オススメしません。
是非とも、お家で。

クズの本懐



結構前から気になっていて、
深夜アニメが始まるとのことで読みました。
エロ要素はあるけど、エロ漫画ではなく、
思春期を拗らせたタイプの、青春漫画、という感じでしょうか。
私の周りには単純な人ばかりだったので、
こんなに屈折した高校生が本当に存在するかどうかは分からないけど、
そういう意味では、大人もすんなり読める青春漫画でしょう。
ただ、誰にも共感は出来ないなあ。
唯一、早苗のイトコの篤也は好き。何故ならばフツーだから(笑)。
ただ、早苗には同情するし、一途だし、
篤也込みで、彼女には好感持てますかね。



まだまだ読み足りないけれど、
(後記事に書きますが)
現在、活字ブーム到来中のため、
暫くは、積読回避に没頭します。

いやー、紙媒体っていいよね。
(埃を被ったKindleに謝罪。)