雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

人と向き合わない生き方。

2020-05-26 09:09:00 | 日記
 新型コロナウイルスの出現で、私たちの日常や経済は大きな打撃を受けました。特に都市部では飲食店、接待を伴う飲食業、ジム、ライブハウスなどは存続すら危ぶまれています。
 先日、養老孟司氏の記事を読みました。世の中は「対人の世界」と「対物の世界」という見方に大きく分かれているということ。コロナで人に会えない、行く場所が無い、遊ぶ場所が無い、こういったことは「対人の世界」なのだそう。世の中は、世界はそれだけではない、コロナであまり影響を受けてない世界がある、それは「対物の世界」だそうです。
 実は、そんなことは田舎に住んでいる私には当たり前のことで、今、コロナで自粛したり、困っている業界が無くなっても正直今の私はそんなに困りません。パチンコ屋いる?接待を伴う飲食業もほとんど利用した事ないし、ライブハウスもほぼ行かない、ご飯は基本家で食べてるし…。
 それより、身の周りの畑で日々植物の成長を眺めたり、野菜を収穫したり、金魚の稚魚を育てたり、カエルを観察したり、草むしりをしながら、妄想にふけったり、ジムに行かずともその辺の田んぼの畦道でウォーキングしたり、それで結構充実しています。
 なんか、経済ってそんなふうにしか回せなくてしかもそれがすごく大切な社会ってなんなんだろうって思ってしまうのは私だけなんでしょうか。
 先日、ある女子プロレスラーの方がネットで誹謗中傷されて自殺したというニュース。世の中の人は、そんな1人の若い女の子を攻撃してストレス発散させるしか生き方を知らないのでしょうか。
 コロナを機会にもっと人以外の世界にも目を向けることが大切だと思います。この世の中は人なんていかにちっぽけか…。






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