雨飾りファームだより

日本百名山の雨飾山の麓から猫と金魚と農業と、田舎暮らしの日常を綴るブログ

私に何が出来るのだろう。

2013-05-30 06:50:09 | 日記
先日、不幸な野良猫たちが不幸な結末を迎え、保健所へ送り込んだ人々がよきことをしたと誇らしげにしている姿を見るにつけ、私は胸が痛くなります。動画サイトの殺処分の映像を何度も見てこの人間の身勝手さに心を痛めています。
私に何が出来るのだろうか....と。

一人でも多くの人にこういう現実を知ってもらうしかないと思います。嫌なことから目を背け、知らないふりをしてしまうことのないように保健所などでもっと啓発活動をしてもらいたいと思います。

先日、20匹の猫が区民の大捕獲作戦で一掃されたのですがその他に5匹、実家の親が自費で避妊してあったのでそれらは実家で保護しました。ただ、1匹避妊できてなかった我が家のももの母猫が再び妊娠していて獣医と相談した結果かくまって産ませることにしむした。

彼女は、今3匹の子猫を育てています。

これから、里親探しをします。

産まれた命を輝かせたい、猫は決して野性動物ではありません。人間の営みとともに生きてきた動物です。

ペットショップでは、犬や猫の服が売っていたり、まるで人間の子供のように大切にされている動物がいるその裏で殺処分の憂き目にあってある不幸な動物のことをしっておいてもらいたいのです。

我が家の2匹もあわや不幸な猫だったのてすが今は幸せだと思います。彼らにはどんな人と出会えるかは全くの運でしかないのです。動物愛護を声高に訴えるとあいつは何いってるんだと言われかねない田舎です。

でも、これだけははっきり言えます。捨て猫を飼っている私はこの猫たちに毎日癒されていることは間違いないです。

この3匹もいい人に巡り会ってくれることを望みます。



農を見直す

2013-05-28 07:23:20 | 日記
百姓が差別用語だと最近知りました。

お百姓さんなどという言葉があるのになぜ差別用語なんでしょうか。私は百姓って素敵な言葉だと思うのですが。

日本はそもそも農耕民族だということを忘れてはいけません。

ですが、最近忘れている人々も多い気がします。

田舎に住んでいる若い世代は農業にはあまり関心が無いようです。目の前に広がる田畑が当たり前すぎて、家事労働の1つになってしまっている感じです。今は、嫌々やってるけど自分が大人になったらこんな作業しない...みたいな(-.-)

それにしても、もし農業で食べていけるんだったら、農業って魅力的な仕事の1つにはなると思うんですけどね。

農から何を連想しますか?

食料生産たけでなく、そこから派生する様々な事、農業土木、農業機械、景観維持、自然保護、多様な生物、微生物、農業経済...
農が素晴らしい人の営みのんだということを都会に住む人達に理解してもらうことがこれからは必要になると思います。



もも、ムカデと対決する

2013-05-27 07:11:46 | 日記
ももが、部屋の隅でなにやらしつこく何かを探しています。そのうちに物凄い勢いで、その何かをそばえ始めました。

カサカサ...

ひぇっ!デカムカデ!我が家で初めて見ました。よく、梅雨時になると古い家ではムカデが出るとはいいますが。

止めなさい!咬まれたら大変!

とはいうものの一度、狩猟本能に火がついたももは凄い勢いでムカデを捕獲しようとします。

暴れるももを隣の部屋に押し込め、やっとムカデを処分...

春先も小さなハチを見つけて手で押さえた瞬間刺されたようなんです。慌てて手を引っ込めてしばらく肉球をペロペロ舐めていましたから。でも、そのときはその後どうもなかったのでほっといたんてす。

でも、ムカデはちょっと...

猫はやっぱりハンターなんですね。

昔飼ってた猫は外出自由だったので、鳥を取ってきて部屋が羽毛だらけになってたり、ネズミの頭と内臓ごコロンと転がってたり、生きたヘビをくわえてきて、お部屋で放してくれたり、まさにじぇじぇじぇでしたゎ。




命を育む

2013-05-25 17:54:22 | 日記
種を撒く、メダカを殖やす、金魚を飼う、カメを飼う、犬を看取る、子猫を拾う、猫をと暮らす...

私はたくさんの命に囲まれて暮らしています。

おそらく命が何より美しいのです。そしていとおしいのです。

金なんて、生き物たちの命の輝きに比べたらちっとも輝いちゃいないと思います。

近頃のこの国は何もかも経済的価値観が優先されているような気がします。
本来の人の営みは人も自然の一部だったはずです。

それを忘れてはならないと思うのです。



過疎地域は再生できるのか

2013-05-25 05:06:38 | 日記
先日、JC総研というJAの研究機関の研究員と、明治大学の小田切氏、橋口氏、全国市町村会の坂本氏らのご一行が当地域で昨年末に行った全戸配布のアンケートの集計結果の説明会に来られました。よくわからないのですが当地域を研究対象にしているようです。

その先生方のお話を聞いて、この地域の未来を作るのはやはり私たち自身だということを再認識しました。誰かが何とかしてくれるという意識を変えない限りここの将来は無いのだと感じました。

アンケート結果では、将来この地域で、何かやりたいことがありますかの問いで各年代とも一番多かったのは何もしたくないという回答だっということ。
やっぱり...

とは思いました。とりあえず自分が最優先でしょうから。でも、地域のために何か頑張るとまででなくとも、小さいことからでも、家の外での活動に参加してもらいたいと思います。

そういう、地域を自分達で守って来なかった年代のツケを若い世代に回してしまっていることにこの地域の人たちはどう考えているのてしょうか。

農家は激減し、田んぼのほとんどは、地元企業と数軒の大口農家が受けてます。土地から開放されれば、市街地へ引っ越していく...という構図が出来上がってしまってます。

私はそういった中でも、この地域の再生にはやはり農業だと考えています。それも、収入に結びつく農業てす。土地に執着があればここから出て行かないと考えます。

そのためには成功例を作ることだと考えるのです。

ファームは人知れずそんな実験をしているのです。