明鏡   

鏡のごとく

砕かれし

2010-06-30 22:12:05 | 短歌
砕かれしものはいしとはおもわずも 鏡の中の偶像をうて
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朝読

2010-06-30 14:19:53 | 小説
雨上がり 朝読の日にくりだした冒険のような流れ小島に 
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山笠

2010-06-29 22:52:46 | 短歌
山笠の去年も着ていた水法被 せがれ腰には締め込みさして 
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ふたつの命

2010-06-28 21:14:02 | 
前を走っている

タクシーの後ろの窓にはりついていた言葉は

降りしきる雨を弾いていた

いましがた聞いた

ふたつの命の終わりの歴史性と外在性を想起させた


”ふたつの命を引き受ける覚悟はあるか”


どすどすと胸元に突きつけられた実弾のような

掘り返された土の穴からぶすぶすと煙を上げている焼夷弾のような

今もなお ひとりで本土決戦を果たしているであろう魂が

旗を翻しながらこっちを見ているような
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雨音

2010-06-27 21:52:19 | 短歌
雨音の弾けながるる永遠の滝壺のごとし 夜に想うて
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