明鏡   

鏡のごとく

ひとねむり

2010-09-30 22:41:44 | 短歌
ひとねむりした後の間の染み込んだ記憶のねには いっぽんのかみ
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わすれもの

2010-09-30 22:26:50 | 短歌
わすれものしていたようでふりかえる 階段上から影のかけおり
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お香

2010-09-30 22:21:40 | 短歌
紫のお香くゆらす 夕べかな 白々とこぼれた記憶のような
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毛蟹と沢蟹

2010-09-29 22:43:04 | 
こどもの頃
車で北海道に行ったことがある
船着き場で売っていた 毛蟹を見た

蟹の毛は茶髪で剛毛 横歩きしかしないので
寒い海から来たものの赤い毛と鋏をむしられ
しゃぶられていた

ちっとも前に進まない
人のものをとるのが好きな強欲鋏で威嚇していた
おそらく単細胞 蟹の横歩き を読もうともしない

水源を押さえようとする
平等とは真っ赤な嘘の沢蟹もいた
汚れたあわまきちらす赤っ恥というものを知らない迷惑なバブル

あんまり 
鋏できりすぎて
ちょんぎるものとり みもちょんぎれた
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ことばの

2010-09-28 23:05:38 | 短歌
あきになり ことばのみそしるすするなり したをはいずるなめこのような
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