進化する魂

フリートーク
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次期48Gのリーダーとして最も適任なのは?

2012-07-19 16:10:32 | AKB48_軽ネタ
「リーダーシップ論」は当Blogの関心事の一つです。

語らないわけにはいきますまい。


次期48Gのリーダーとして最も適任なのは山本彩だよな(AKB48まとめんばー)
http://akb48matome.com/archives/51832694.html



■リーダーシップの百花繚乱


「リーダーシップ論」は実業界でもスポーツ界でもどこでも"熱く"語られるもので、かつ、ついつい議論がヒートアップ・・というより混乱しがちなものです。

一つには、何事においても「リーダー」の役割が大きいことを、私たちはよく知っているからでしょう。

何かを成し遂げるのに、リーダーの重要性が高いことは、みなよく理解しています。

ただ、重要性が高い一方で、万能なリーダーシップ理論というのも存在していないため、100人いたら100人のリーダーシップ論があるのです。

それゆえに、議論が混乱し、時として無益な対立を招いてしまう要因にもなります。


■リーダーシップとマネジメント


それゆえに、「リーダーシップ」が何なのかについて、定義を明確にしておいた方が話がしやすいと思います。

「リーダーシップ」は、「成功哲学」や「啓蒙哲学」、「マネジメント」とは違うものだと私は考えます。

(私もよく混同していますが・・)

まず、「リーダー」と「マネジメント」は違うものだ、ということにしたいと思います。


高橋みなみのリ-ダ-シップは実社会で通用するのか
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/345bbbded1c4d7cba33c76900aa33980


「マネジメント」はその組織を統括する権限を持っている者にしかできませんが、「リーダーシップ」は誰でもとれるし、誰もが「リーダーシップ」を発揮するのが理想です。

(セルフマネジメントまで考えると、マネジメントも全員かもしれませんが・・)

では、「マネジメント」とは何か?
わかりやすく言えば、目的を達成するために資源を効率的かつ効果的に使うことです。

では、「リーダーシップ」とは何か?
それは「変革する力」のことです。

状況や問題の解決に向けて、人や環境に働きかけて、また自分でさえも変えていく力のことです。
変革は、どの立場でも求められるし、発揮すべきものです。



■リーダシップの向かう先


私たちが直面する問題の多くが、答えのない(答えの用意されていない)問題で、なおかつ時間経過とともに変化していく問題であるために、問題の特定すらままならず、過去のリーダーシップが役に立たない可能性があります

特定の問題を解決するためにスペシャリストが役に立つ場合もあれば、どんな問題にも対応できるジェネラリストが役に立つ場合もあります。


話がわかりにくいですかね・・汗

こういう時は、比喩を使うに限ります。

「戦闘中に部隊長に求められるリーダーシップと、思春期で荒れる子供を教育する時に求められるリーダーシップは異なる。」

ということです。

目的によって手段の良し悪しは変わります。

つまり、「何に対して変革(リーダーシップを発揮)していくのか?」という問いが生まれると思います。


その方向性は何か?という当然の疑問です。

私は、AB48が目指すべき方向性とは「顧客とのよりよい関係性の構築」だと思います。


AKB48が目指すべき顧客との関係性とはこういうことだ。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/1821cd3905988d15440651b453941005


(今見ると、さや姉の投稿にぱるるが反応しているのが面白いw)


互いに信頼し合って、
互いの強みを引き立たせ合い、
互いの限界を補い合い、
個人の目標よりも大きな共通の目標を持ち、
とてつもない結果を生み出す、
驚くべき形で互いに機能し合う関係性


というチームおよび顧客との関係性を構築するために、リーダーシップを発揮するべきです。

これは、とりとめがなく、抽象的なものです。

それぞれの立場で、リーダーシップを発揮する余地があるということです。

状況や問題の解決に向けて、人や環境に働きかけて、また自分でさえも変えていく力を発揮していくことは、全員の仕事なのです。


AKB48のようにあらゆる方向に可能性を開こうとしている組織では、全員がリーダーであるべきです。

よって、次期48Gのリーダーとして最も適任なのは「全員」だ。


ダンスのリーダー、ボーカルのリーダー、MCのリーダー、公演やコンサートの準備をする時のリーダー、チーム全体のモチベーションを維持するためのリーダー、お客さんとやりとりする時のリーダー、みんなで遊びに行く時のリーダー、料理作る時のリーダー、文化的な仕事する時のリーダー、恋バナする時のリーダー、メンバーを説教する時のリーダー、メンバーのやる気を出させるリーダー、etc...


参考:

経営の未来 ~未来を変えるための話をしよう~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/328d1744aabb082fb4f42d8b04296071


■ではキャプテンは?


「リーダー」とは別に「キャプテン」をどうするのか?

について考えたいと思います。

「キャプテン」を決める必要があるのか?

ないと思います。

ただ、自然発生的に「誰がキャプテンになるべきか」という問いについて答えは出るものだと思います。

みんなが「リーダー」だとして、その中から「大(スーパー)リーダー」が現れるのです。

リーダーの中でも、組織に対して最も影響力の大きなリーダー「大リーダー」です。

1人とは限りません。

その大リーダーをキャプテンにすればよいでしょう。

注意が必要なのは、大リーダーは「最も影響力の大きなリーダー」なのであって「最も声の大きなリーダー」ではありません。

見えやすいリーダーシップと、見えにくいリーダーシップ(暗黙のリーダーシップ)があり、大リーダーは必ずしも率先するリーダーとは限らないのです。

黙ってそこにいるだけで何もしないのだけど、みんなのやる気がみなぎってくるタイプのリーダーもいます。


参考:

高橋みなみの後継者は誰か? それはNEW SHIPのキャプテンだ。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2ed64e5f12760d75d4d05cc13f9346e9


本当の意味で、高橋みなみの後継者が欲しいなら

次世代のAKB48の創業者となるメンバーになるだろう。

後継者を育てるのであれば、AKB48の新しい船(NEW SHIP)の船長(キャプテン)になる人材であろう。


■具体的に誰か?


まだわからない・・


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2 コメント

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Unknown (ムー)
2012-07-19 17:23:00
なかなか面白い内容でした。どうも最近リーダーが誤解されてるようで、気になっていた中、リーダーとキャプテンを分けることで説明していて面白かったです。
世の中トップが全て決めるとかありえない。指針を決めるのが精一杯でしょう。それも思い通りじゃない指針を。
よく、秋元のお気に入りだからとかありますが、現実問題劇場関係の大半は戸賀崎さんの方が権限もあるでしょうし。最も、責任だけは一番上に上がってしまうんですが。


現在次期キャプテン候補と言われてるのは横山由依と山本彩でしょうか。特に横山は後輩なのに先輩とのつながりもできているので、安心して任せられそうな感じですね。もっと高橋キャプテンの時代の長さによって色々変わる気はしますが。
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乱世の奸雄 (advanced_future)
2012-07-19 21:29:50
>ムーさん
コメントありがとうございます。

>世の中トップが全て決めるとかありえない。

仰る通りで、有り得ないと思います。
ほとんどの意思決定はトップが決めたつもりで実態は現場で決められているというのが実情だと思います。
現場で精査した情報しか上にはあがりませんからね・・。

やすす先生(秋元康)にとってのググタス(Google+) ~歩き回るマネジメント~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2d14a072d051e907939baabfe9a9e2f1


>次期キャプテン候補

山本は出来杉ですよね~、前から私には山本が「侍」に見えて仕方ないです。
(かなり失礼かもしれませんが)個人的見解を言うと、横山は平時のリーダーという印象です。

今の秩序の中で考えると、候補を挙げることはできるのですが、高橋みなみがキャプテン外れる時は、今とは違う世界になっているのではないか?という気がするんですよね。
もしくは高橋みなみに対抗する形でのキャプテンの出現なども可能性としては有り得るな~と思っています。
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