気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

温暖な海辺の町でカメや水槽の住人たちとのんきに楽しい暮らし。時々空を飛ぶ。

乳離れできない…。魚たち。

2012-07-10 19:06:21 | 生物

母ちゃん、つらいとよ。こがん大きうなってもまーだおっぱいて来よると。エサやったらいかんて貼り紙のあるけんが、前のごとご飯の食べられんごとなって。しかたん無か、あんたたちの大人になるまでは母ちゃんがんばるけんね。と、お城の石段で。

今日はまだ梅雨の合間の晴れ、昨日より少し蒸す感じ。海は魚影濃くなってきた。小中大のボラの群れ、チビフグたち、ハゼの子たち。けっこうでかいコチがしゅっと逃げてまた砂に潜った。よおし、ここだなと、狙いを定めて手網を突っ込んだけど、手応えなし。カレイ、ヒラメのようにはいかないなあ。波打ち際近くの水を歩いてると糸のように細長い稚魚が。よおく見ると、口先がとがって、多分サヨリ。無理かなと思いながらもそーっと後をつけてると、急にぱっと見えなくなった。魚たちのお得意の雲隠れ術、目にも留まらぬ方向転換で視界から消えた。残念。

向こうから歩いてきた黒おじさん、「魚がいろいろいますね。」「さっき、コチを取り逃がして。」「剣を持っとるから、気をつけんと。」そうだった。つい夢中でキケンを忘れたりすることがあるからね。気をつけなければ。

昨日すくったタイ型稚魚は、元気にエサをつついてる。前に取った負傷ボラの子は2匹とも死んでヤドカリのご飯になった。チビフグ2匹も元気。これからどんな新住人が増えるか楽しみ。

 

 


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