気のむくまま♪遊歩と小生物の日々

温暖な海辺の町でカメや水槽の住人たちとのんきに楽しい暮らし。時々空を飛ぶ。

桜♪

2012-03-30 12:02:32 | Weblog

昨日はちらほらだったのに、今朝はそこら中うす桃色がほわ~っと広がってきた。お日様のチカラってすごい!お城の掃除のおばさんたちも、桜の話でちょっとウキウキしてる。日本人の桜感は特殊なのだろうな。沖縄の次男はワシントンの桜祭りにバンドの一員として出演する。行くのは来週だからもう散ってるはずよ~と言ってたけど、あちらさんは花があってもなくてもお祭りなんだろうから別にいいんだね。

川の遊歩道横では、雑草におおわれた植え込みにがんばってチューリップが咲きだした。日当たりのいいお城の土手にはスミレ。日陰にはマムシグサの葉がにゅっと垂直に突き出してきた。

波打ち際にはもぞもぞエビ。しゃがんで取ってると腰が…昨日あまりに暖かくていい天気だったのでフトン干し、室内の植木鉢を外に出したり、庭仕事とついつい動きすぎたみたい。家の階段の出っ張りにぶら下がったりしたけど、やっぱり来週整体に行こうっと。

それにしても風が強い。ふしぎに波はほとんどないけどね。今日もワカメ。歩いてきた黒おじさん(いつも上下黒っぽいジャージ)が、「何ですか?」「ワカメ。」「ほー!」「昨日も取れましたよ。」散歩おじさんの中には「防波堤んとこに生えとるもんね。泳いで取ってきたことのある。」というツワモノも。

いつも通る帰り道、喫茶店のテラスの椅子に座ってにこにこコーヒーしてる店主夫婦。視線の先には空地の桜。いいね、こんなお花見。

 


春だ♪

2012-03-29 11:18:46 | 生物

やっと昼の暖かさが定着してきた。カメたちもようやく連日日光浴に。リクは大人になったのか?いろんな種類の草花を食べるようになった。一番好きなのは黄色い小さいタンポポのような、(何度か調べたけどすぐ忘れる)花。でも、カラスノエンドウ、イヌフグリの仲間とか、ヤエムグラ、ほかいろいろかじってる。冬を過ごして体が要求するんだろうな。花や芽をガシガシ食べる。見向きもしない草も多いから、ヤギのように雑草退治には役に立たないね。で、庭は草生え放題の半ジャングル状態、植物の生命力は感心する。

この冬はとうとうメジロが来なかった。枝に刺したミカンも干からびて季節は移る。庭はユキヤナギが真っ白に満開。気付かなかったらグミの小さいピンクの花もいっぱい。実は数えるほどしかならないけどね。

今朝は静かな波打ち際に久しぶりにホタテウミヘビが打ち上げられてた。魚たちのごちそうのもぞもぞエビ(ヨコエビ類)も少しずつ現れてきた。このごろ昔の最盛期ほどではないけど、去年よりけっこうワカメが拾えるようになった。今日は大物あったから、ん~200円分以上あるね、ふふ。丹念に砂や異物を洗い流し、湯通しして細かく刻んで冷凍すればいつでもさっと使えるおいしい便利モノ。春は心躍る。

 


沖縄から戻ったらまだ冬?だった…

2012-03-23 21:28:16 | Weblog

昨日夕刻福岡の町に降り立ったら、バスから見るヒトビト、黒い冬の服に包まれて歩いてた。ワタシはまだ体内に幸せな沖縄の空気が残ってる♪

久高島にいっぱい咲いてた花木。

古着屋のおねーさんがアメリカ製スチーマーでしわ伸ばしの威力を見せてくれた。

可愛がられてる那覇の地域ネコ。

今回初めて食べた「むじ汁」たーんむ(田芋)の芋茎のみそ汁。水田で作る田芋は今では作る人が少なく、このお汁も手間がかかって難しいので貴重なものらしい。栄町市場のこの店は次々とおばあや年配者が途切れなく入って来てた。三種の野菜の小品もなかなか美味しかった。いかにも体にいい感じ!

よくあるタイプの古い民家。

児童館横の公園でボール遊びをする子供。わらわら走り回り、ガジュマルの木に引っかかったボールを取ろうとしてたら警備のおじさんに「降りなさい。」と言われて取ってもらってた。ワタシの横の椅子に腰掛けて子供らを見守りながら、「いっつもさあ、ヒガさん取ってえて。当たり前と思ってさ、ありがとうも言わんさ。」と笑う。「8時までは遊んでていいわけ。(さすが沖縄!)あの子なんかさ、すぐここの、家だわけさ。あんまりうるさいと周りの家で文句言う人もいるよ。」「町なかで安心して遊べるとこ、ないからここはいいですね。」

那覇の裏町も歩き回り、履物店の奥さん(30年前お嫁に来たナイチャー)のおしゃべりの相手になってちゃんと可愛い長靴買ったよ。「長靴なんてはく?こんなの、内地にあるでしょ?」なんて商売気のない!「だって可愛いもん。沖縄じゃないからはくよー。足濡れるとやだし。」「こっちは傘もささないしぞーりだものね。」壺屋焼のおばさんやあちこちで話の花が咲く町、那覇。だから好きなのさ。

桜坂劇場で映画も見た。見ようかなーと思って見逃してしまったフランス映画「ちいさな哲学者たち」。よかったね。子供の可能性、まだまだある。同じ幼稚園に集ういろんな民族人種の子供たちが一生懸命考えようとする姿のなんて可愛いこと!子供に語りかける先生の言葉の的確さ、フランスはやっぱ、哲学の国なんだねえ。

今回は次男の学生時代からのバンドのアコースティックライブ見る目的もあって来たけれど、思いがけず仕事の方の質の高いジャズライブも、知人夫婦と一緒に楽しく見ることができてよかった!尊敬するジャズメンに育てられて努力して本当にうまくなったね。音楽を仕事にできるなんて昔は思ってなかったけど。人を幸せにする音楽と言う仕事を選んだ次男をワタシは誇らしく思うよ。ふふふっ。

 

 


久高島

2012-03-20 18:19:33 | Weblog
沖縄ですよ~。ワタシの携帯では色、きれいに出ないけど。18日の次男のバンド初のアコースティックライブに、相方も行けると言うので前日から那覇入り。着いた日から急に気温上がって天気も良くなってラッキー♪町中歩き回っていろんな発見があり、琉球のルーツという神の島、久高島は透明コバルトブルーの海と緑なす神秘の地だった。
久しぶりのライブもなかなかよかったし、対バンのグループもいい感じ。
翌日は次男と三人でドライブ、お馴染み砂辺の浜屋そば食べてから真栄田の海見て丘の上にある勝連城址歩いてぐるっと周りの海やなんか見渡して絶景!と。楽しかったね。次男に会ったの久しぶりだったし、やっぱり大好きな沖縄だもん!

春♪

2012-03-16 14:14:23 | Weblog

晴れた日が2日続いたら、あちこちで花が。うちの庭で咲く小さな花の群れ、2,3年前ホームセンターのお買い得品数種類まぜて200円くらいのうち生き残ったもの。名前は何だかややこしい外国名だったけど。水仙も毎年増えてる。

庭には近ごろトラの子ネコがウロウロしてる。住み付かれては困るので追いかけていったらあわてて木塀によじ登って逃げた。その先のブロック塀にはでかいトラネコが待ち受けている。お、前からいるトラ、見かけないと思ったら子供産んでたんだ。

今朝は久しぶりにダルシバおばさんに会った。わんこはいつものようにおばさんを引っぱって好きなとこに行こうとする。「あいかわらずやんちゃですね。」「だーいぶおとなしうなったよ。もう10年やから。」「て言うと?」「80歳くらいかな、犬は12年て言うから。まあ昔と違うてエサも病院もね、ご飯の残りやったし。これなんか、アイスクリーム食べるとよ。」「へっ?」「環境にもよるけど。近所のうちんとは、本人が食べらっさんから、見向きもせん。これはこの前、お客さんのケーキ持って来らして、テーブルに置いたまま玄関に送っていって戻ったら、もう無いと!ペロッて。」そりゃしつけてないからでしょ。

 

 


白いアオサギ?と福岡行き

2012-03-14 17:52:51 | 生物

今朝町田川に突っ立っていた白いサギ。格好はどうもアオサギ、でも白いし、尾の先は少し黒っぽいような…。周りにはアオサギ4羽くらい。でかいからダイサギ?わからん。

今朝は間違いなく氷点下。城内橋の木の手すりは真っ白、駐車場公園の石のベンチは氷がきらきら光って。お城の石段で悟空おじさん、寒いのに紅潮した顔で、「暑か。」がんばって上り下りしてるんだねえ。上に上ったら、カラスの鳴きまね警備員さんが。「おはようございます!カラスはいませんねえ。」と上を見上げたら、「わたしの居る間は来ませんよ。」と自信満々に笑う。海は今日は静か。気温は低いけど春の日差し。

下に下りて掃除のおばさん二人と少し話を交わす。「寒いですねえ!」「車の窓も凍っとったですよ。お湯をかけましたもん。」「もうこれ以上は寒くならんでしょうねえ。」「もうすぐお彼岸ですもんね。」浜に出た。波はほとんどないけど獲物もなし。貝殻と石炭を少し拾って帰ってきた。

昨日はサックスのレッスンで福岡へ。バートランドの子守唄の細かいニュアンスを教えてもらって。ウン、納得、でもそう吹けるかっていうと、これからだね。練習練習。ゆっくり行こ。

終わって母を訪ねることにしていたので昼ごはん。「うどん屋の中華そば今だけ390円」というのが目に留まってなんとなく注文、さっぱりしてるけど、やっぱりうどんがよかったな。パルコの地下でお土産にシジミの佃煮と相方にチョコレートを買い、ロッカーに楽器を入れて新天町へ。いつものようにギャラリーいくつか見て回る。鹿児島の陶工さんの作品はけっこうよかった。焼きしめの急須、なかなかいいのが。作者さんと少し話しをした。沖縄の焼き物、唐津焼きについて、そして、北海道には焼き物ないですねえ、土がないそうですね、と言うと、いや、氷点下になるから、土が、寝かせてるうちに凍結してばらばらになるんです、と。ほおー!そうだったのか。そうしないためにはずーっと暖房しないと、朝鮮のほうは、寒いですけどオンドル文化があるからできるんですよ、昔から、と。なーるほど。急須は少し値段が張るし、うち、今は間に合ってて収納場所がないから、可愛い黄色地に花模様のそばちょこを買った。湯呑み用に。

母の住居は今回初めてJRではなく、西鉄電車で。下りたら昔ながらの雑餉隈商店街。八百屋、肉屋、総菜屋、豆腐屋、いろいろ。買い物しながら目的地へ。母は明るく快適な部屋で楽しく暮らしている。しばらくおしゃべりして夕方一緒に商店街に出て、母に違う筋を案内してもらってから大根買って帰ると言う母と別れた。なんだかよかったよかった。

 


寒いっ…!

2012-03-12 11:53:42 | Weblog

3月と言うのに、九州なのに。今朝庭の温度計見たら1℃!ぱあっと久しぶりに晴れたけど風はびゅんびゅん。引き潮の町田川にはヒドリガモたちが一生懸命底の泥をつついてる。風に吹かれて水中に突っ立つアオサギ、コサギ。海は昨日よりは収まってきている。久しぶりに白茶わんこ奥さんが。寒いですねえ、から始まって、原発の話、身内の被災の話など、日差しはあっても寒風吹きすさぶ浜辺でしばらく話し込んでしまった。

一年経った大災害、まだまだ原発も収まらないし、たくさんの亡くなられた人々の魂の行き所はあるのだろうか。いやきっと、天国に行けてると信じたい。あのころはテレビからは地獄の映像と金子みすずの詩ばかり。音楽聴くことに逃げていた。胸ふさがって毎日が送れなかったから。今はこちらは日常の番組を見て日常の生活をしている。申し訳ないと心の隅で引っかかりつつ。

曇ってもっと寒い感じだった昨日はそれでも海にはヨットが数隻出てたけど、強風に次々沈してた。こんな天気で、起こすのはつらいよねえ、でも、試合に出るんならこんくらい操れないとだめだよねえ、高校生、ガンバレ!と相方と高見の見物。午後は呼子の鯨組中尾家の家を見に。200年ぐらい前の太い梁の建物、風に雨戸やなんかガタガタ鳴って、寒いこと!暖房なくて、ホットカーペットは敷いてあったけど、冬場はだめだこりゃ。鯨取り関係の展示はなかなか面白かったよ。帰りに玄海の温泉へ。こんな日に原発の温泉行くのは何だかなあと思ったけど、これはこれで心に刻めばいいかと。

写真は昨日の朝海が荒れ放題で近寄れなかったので戻る途中ふと香る花の匂いをたどって行ったら咲いてた民家の沈丁花。


春ですが…

2012-03-08 20:47:31 | Weblog

吹雪の中の羊の群れ。ふーん、と思うかもしれないけど、これ、ローマにいる姪の夫君(大学の先生)が学生を案内した時の非常に珍しい雪の水道橋公園。27年ぶりの積雪らしい。ふと橋の向こうを見たら、何だか分らないけど、鈴の音が聞こえて、よーく見たら動いてて、背中にこんもり雪を背負った羊さんたちだったんだって。

ヨーロッパも寒波だったみたいね。今は昼間はポカポカ、アパートの屋上洗濯物干し場では日光浴してるおねーさんもいるとか。

6日(火曜)はサックスのレッスン日で福岡へ。天神に着いてから友人に電話して昼食の約束したので、終わってから教室のビルの前でお迎えを待ってたけど、待てど暮らせど来ない。曇り空で降りそうだから、通りかかるタクシーがみんなこちらを気にして寄ってくるから15分待ったとこでもう一度電話。のんきな声で「あれー?1時って言うからさあ!」「いや、昼、って言ったじゃん。」「わかった!今出るから、お宅の(実家)の方に行って。」「じゃあぼちぼち歩いていくから。よろしく!」途中もう一人の友人を乗っけて無事合流。実家近くのおしゃれなご飯屋さんでランチでおしゃべり、また会おうねと別れた。昨年の大災害以来、友人たちはと会えるうちに会おうや、と言う雰囲気になってきてるなあ。

 


ひいな祭り♪

2012-03-05 13:37:42 | Weblog

このところお天気はさえないけど、地元ではあちこちでおひな様を飾ったイベント中。週末はバスも来て観光客もそれなりに。

散歩の帰りに寄った埋門館というところではおひな様に加えて昔の子供の晴れ着とか、細かい細工をほどこした琴とか、いろんなものが展示してあってにぎやか。中でも初めて見たのは「おきあげ」と言われる平面(厚紙?)に布を盛り上げて貼りつけた歌舞伎のような、動きのある人形をわら束に刺して飾るもの。漁師さんの家で飾るとか。リアルで美しい。日本の昔の手わざ、美意識って、水準高いよね。どんな田舎町にもいろんな美しいものがあるのだもの。

撮影禁止で写真には撮れないけど、別の古い商家のギャラリーでは今年初公開の、京都の人形屋に作らせたと言う幅1,8メートルもある技術の粋を尽くした御殿雛がみごと!おひな様のほかにほうきを持った使用人のしぐさ、表情の豊かさ、ユーモア、ニッポンのマンガ文化はもっと昔々からの血筋なのだよね。