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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

陸奥を北上せよ①〜白河関のこちら側(昼)

2024-05-02 | 街:福島












GWのわずか一泊二日の旅。これを機に町で写真を撮る生活を取り戻したいと思っている。久しぶりに複数日に渡ってシリーズ物(4回くらい?)で町の写真を載せる。「陸奥(みちのく)を北上せよ」という一連のタイトルとなる。今回の短い旅の舞台は、福島県の白河市である。白河市は京都で会社員をしている時代に5〜6回出張で来たことがある。当時、僕は京都市の山科区(のち伏見区)に住んでいた。転職に伴い住んだ山科区は「逢坂の関」に程近い場所にあった。隣町が滋賀県の大津市であり、大津市に行く際は逢坂の関を越えていく。歴史的な名所を普通の生活道として使うことに困惑した。その逢坂の関から出張で白河の関に行く。なんと面白いことかと思った。白河から先は「東北」。そんなイメージと重なり、ワクワクしたことを覚えている。

いまでは東北に住む身となったので、「白河の関」のこちら側に属している。そんな僕が今一度白河を訪れ、そこから「みちのく」を北上する。それがこの旅のテーマである。まずは初回の白河市中心部「昼の部」の写真である。正直、これが白河なのかと問われれば答えに窮する。これぞ白河とはいえなくても、これも白河であることは間違いない。出発の朝、秋田県の自宅でストーブを点けていたのに、現地の気温が27〜28℃。心が折れそうになりながら歩いた(続く)

X-PRO3 / XF23mm F2 WR



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4 コメント

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白河関から (のびた)
2024-05-02 09:06:22
6さんの目を通した写真 また楽しみです
白河の関 勿来の関 江戸時代の絵図を見たことがあり 関東までは地形も文化もはっきりしているのに
白河から これより陸奥 道の奥 未知の区などと感じたものでした おおざっぱに描かれているのです
白河庭園 更に小峰城など観光コースはまわりましたが 更に6さんの視野による写真で 記憶に刷り込んで行くように 上書きかな?(笑) 文章と共に・・・
関東の桜を始め 紅葉でも 白河を超えると一変に気温が低くなることは いつも感じていました
やはり境目です
待ってました❕白河に来てくれたのですね❣ (yamaguti2520 )
2024-05-02 20:34:46
とても嬉しいです❣6x6さんから見た白河の街はどう映るのかな興味があります。パン屋さんの山田白河近辺では有名なパン屋さんです。ヤマダパンオジンも時々買います。見たことあるな~と感じる風景です。
のびたさん (6x6)
2024-05-03 06:37:04
みちのく、奥深い定義ですよね。
白河から宮城、岩手を経て青森。
陸奥と出羽を合わせて東北、どういう違いがあるのだろうか。興味は尽きません。
僕もまさか自分が白河のこちら側に住むとは夢にも思いませんでした。人生は不思議なものですね〜。

そんなわけで、「え?これが?・・・・」という写真が続くと思いますが、よろしくお願いします。
yamaguti2520さん (6x6)
2024-05-03 06:39:17
オジンさんの生活圏に近いのかなと思いつつ歩きました。今後はそちら方面に行く機会が増えると思います。

まあでも白河は遥か昔の出張をトレースするだけですので、お粗末さまで申し訳ないです。

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