No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

おこる前ちょっと一息 深呼吸

2017-02-07 | 




今年の年初からアップルウォッチを使っている。車で移動中に仕事の電話が多く、ナビと連動させたり色々やっていたものの、電話着信に気づかないことが多く不評を買っていた。僕は腕時計をすることが当たり前だった世代の人間だ。仕事の際はハミルトンのカーキ(クオーツ)をしている。高価な時計ではないし既に傷だらけとなっているが、その分愛着もある。休日にはオメガのスピードマスターを使っている。フルサイズ一眼レフのエントリー機種くらいの価格で、ほぼ一生ものと考えれば十分だと思う。そんなわけで。本来はアップルウォッチさんが付け入る隙などないのである。

とはいえ、ナビとスマホの連携がうまくいかず、結局電話本体で通話し、2回もお巡りさんに切符を切られたという悲しい事実もある。必要性に駆られてアップルウォッチを採用し、1ヶ月が経過した。電話、メール等の着信などは時計で分かり、それなりに便利ではある。携帯電話本体のバイブって僕はすごく不快な気分を味わう。それは電話が嫌だからと思っていたけど、アップルウォッチの振動は不快な感じがしない。振動の質なのである。アップルはここをもっと訴えても良いと思う。心配した充電も僕の使い方では1日使ってもバッテリーは6割ほど残っている。

もっと便利な機能もあるけど、一番気に入っているのは、「スタンド」と「呼吸」である。スタンドは1時間以上座っていると立ち上がって1分ほど身体を動かすよう求められる。そして呼吸。1分間の深呼吸。これはとても良い。そして着けている間の心拍数も記録されていて、体調管理にも有用だ。ランニングとかそういう面がフューチャーさされているけど、僕はそんな運動なんかしない。それでも便利なのだ。しかし深呼吸って、自分の戒めに額に入れて飾っている500円の手ぬぐいと一緒ではないか。


LEICA M9 / SUMMICRON 35mm ASPH
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