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痛みの重さ

2023-01-16 06:59:14 | 社会保険労務士の日記
こんにちは。東京都の社会保険労務士という専門家の細木(頼木)優子〔Yuko Hosoki(Yoriki)〕です。

今日は、「痛みの重さ」について、書きたいと思います。

皆さん、質問します。「身体からの痛み」と「心の痛み」のうち、どちらの痛みの方が、より痛みとして重いと感じますでしょうか?

早朝目覚めが良くて、ふと本棚から「神の心 剣の心」森島健男氏述著、を手に取りました。

頁中版の剣道の技術的部分はすっ飛ばし、目に留まったのは巻末に近い『鬼手・仏心』という指導の言葉です。

息子が小学3年生の頃、剣道を習わせたのですが、「なぜ、人を叩かなければならないのか分からない」と申しまして、剣道を止めます。

後に私が、剣道の道を再開し(今休閑中)、私の剣道教室の先生にこの話をお伝えしたところ、時にそのような大事な心を生まれ持っているお子さんもいるから、無理強いさせないことですよ、とおっしゃられました。

時は昭和の頃、私が小学3年生で剣道を始めて4年間、正直申しまして剣道そのものを好きと意識したことはありません。

私の祖父の強い教育方針で始めた剣道でしたが、今もって息子と同じ疑問を抱きつつ、弱き心を痛感します。

この『鬼手・仏心(手は心を鬼にして。心は仏のように諭す、の意)』、息子が手で嗜む敵を倒すスマホゲームも、この意味のごとく等しく捉え、剣をも握り続けることはできなかったものかと感じます。

しかし、剣道はスマホゲームとは異なり身体への強打が実際あるので時に痛みを伴う、そこが私自身も武道で一番つまづくところです。

かくは申しましても、人は多かれ少なかれ何らかの重き痛みは成長過程で経験するもの、ですから問いたかったのです、上記質問を。
▲「痛みの重さ」は、ワールドワイド A picture directed by photo AC.

私は「身体からの痛み」と「心の痛み」双方等しく、同じく重いと考えます。息子が成長して何らかの「心の痛み」を乗り越えて、誰しもの「痛みの重さ」に優劣は無く、

国境を越えて戦争終結を皆が常に願っていること、そして息子にはいつの日か武道の道に立ち返ることに、少しでも目覚めてくれることを祈っています。

以上、東京都の社労士(社会保険労務士)「細木(頼木)優子(Yuko Hosoki(Yoriki))」でした。





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