Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★リアル~完全なる首長竜の日~(2013)★

2013-06-07 14:59:27 | 映画(ら)行
きみを救うため、
ぼくは何度でもきみの<頭の中>へ入っていく。


上映時間 127分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2013/06/01
ジャンル ドラマ/ロマンス/SF
映倫 G

【解説】

第9回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した
乾緑郎の小説を「回路」「ドッペルゲンガー」の黒沢清監督が
映画化したミステリー・ラブロマンス。
昏睡状態となった恋人を目覚めさせようと“センシング”という
最新医療技術で彼女の意識の中へ入っていく青年を主人公に、
次第に彼の周りで仮想と現実の境界が曖昧となっていくさまを、
ホラー・テイストの演出を織り交ぜ、ミステリアスに綴る。
主演は「るろうに剣心」の佐藤健と「映画 ひみつのアッコちゃん」
の綾瀬はるか。共演に中谷美紀、オダギリジョー、小泉今日子。

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【ストーリー】

1年前に自殺を図り、昏睡状態に陥った漫画家の淳美。
幼なじみで恋人の浩市は、“センシング”という最新医療で
彼女の意識とコンタクトを図り、自殺の真相を探ろうとする。
こうして淳美の意識に潜り込み対話を重ねる浩市だったが、
彼女は“首長竜の絵を探してほしい”と頼むばかり。
やがて、首長竜の絵を探しながら何度も“センシング”を
繰り返す浩市の前に、見覚えのない少年の幻覚が
現われるようになっていく。

6月1日(土)公開

公式サイト

【感想】 (109シネマズ川崎にて鑑賞・6・1・土)
3.8

一応(笑)映画のブログなのに、久々の映画感想
しかも、あまり観ない邦画の感想です(苦笑)

1日は映画の日、せっかくなので、2本観ようと思いましたが、
まだ大阪疲れのため?1本にしました。
ハリウッド映画大好きな私としたら、1本なら、
「オブリビオン」の鑑賞で決定なのですが、主人が観たい
と言うので、主人とお休みが被る日にしなければならず
諦めました・・・

で、次に興味があったこの作品を映画の日に鑑賞することに
しました

私は、あまり観ない邦画なのに、なぜ興味があるの?と
思われそうですが、私はミステリー、サスペンスが大好きなので、
『このミステリーがすごい!』大賞を受賞したということが
大きかったのとと、健くん、はるかちゃんが好きなので
キャストもいいとのことで、この映画を観ました。

さてさて、前置きが長くなってしまいました(いつものことか?笑)

公開初日、午後一で鑑賞したのですが、シアターが大きかったことも
ありますが、観客が半分くらいしか入っていなかったので、
あれっ?意外と思いました
帰ってきてから、ヤフーのユーザー評価を見たら、
かなり低かったので、それにも驚きました

と、またまたお話が逸れました



ミステリーと言うよりはホラーか?と感じるほど、
前半は、なんか怖い場面が多かったです。
でも、その怖さは、大きな音で驚ろかされると言うような、
ビクッとしてイスから飛び上がってしまうというような
怖さではなく、なんだかわからないけれど、
ゾワゾワ、ゾワゾワするという怖さでした

そして、そのゾワゾワにプラスして、センシング、風景、車、
スカッシュのシーンetcどうしてだかわからないけれど、
違和感も感じていました


<昏睡状態の恋人の脳の中(意識下)に入る
「センシング」という最新医療技術>


お話は、ミステリー好きなら、最初から、そうだと思ったという
納得?(笑)のドンデン返しがありました。
そのドンデン返しの伏線が、最初から感じた違和感の数々だった
ように感じます。


<海に浮かぶ赤い旗も不気味!>

ミステリーであり、SFであり、ホラーも混ざっている本作ですが、
主軸は、ラブストーリーだったんですね。(原作は違うみたいですが)
現実(リアル)なのか非現実(アンリアル)なのか、そんな世界観も含めて
(首長竜のシーンも・笑)私には、いろいろな味を楽しめた1本となりました
まあ、ツッコミどころも少々ありましたけどね

主なキャストは・・・



藤田浩市(=佐藤 健)・・・自殺未遂で昏睡状態に陥った恋人の
敦美を目覚めさせるために彼女の頭の中(意識の中)に何度も入っていく。

和 敦美(=綾瀬 はるか)・・・1年前に自殺を図り、昏睡状態。
漫画家で、連続殺人期の物語「ルーミー」を連載していた。


ナイーブさを持つ健くんと芯の強さを感じさせるはるかちゃん、
この二人の組み合わせは、グッド
健君のお顔は整って本当に綺麗な子だなあと、
はるかちゃんのお肌は、ツヤピカだな~なんて
ことも考えながら、映画を楽しんでいた私でした(笑)



相原 栄子(=中谷 美紀)・・・浩市と敦美のいセンシングを担当する
精神科の医師

沢野(=オダギリ ジョー)・・・敦美が連載していたコミックの編集長

高木 真悟(=染谷 将太)・・・敦美の漫画のアシスタント


美しくてミステリアスな雰囲気を持つ中谷さんならでは役どころですね。
彼女が演じるからこそ、何かがありそうと思って観ていました
雑誌の編集長役であるオダギリさんや敦美の漫画のアシスタント役の
染谷さんなど、もったいない使い方とも思ってしまいますが、
少ないシーンでもインパクトが感じられるのは彼らだからこそ、
また、なんか裏があるのでは?と深読みさせられてしまうので
そういう意味では、いいキャストだったのではないかと思います


<キョンキョン、わ、わかい!これでお母さん?>

真紀子(=小泉 今日子)・・・浩市の母。浩市の父とは死別
今は別の男性と暮らしている

米村(=堀部 圭亮)・・・相原とともに敦美のセンシングを担当する脳神経外科医

晴彦(=松重 豊)・・・敦美の父。かつて、飛古根島のリゾート開発に反対していた



<キョンキョン、わ、若い!これで、お母さん?

キョンキョンは、ワンシーンのみでしたね。
年齢から考えたら、建君のお母さん役でOKなんでしょうが
「浩市!」って健君を読んだ時、恋人か?とか一瞬思ってしまった自分に
笑ってしまいました(苦笑)

この映画では、恋人同士の敦美と浩市でしたが、原作では、姉弟ですし
あの赤い旗の意味も違うようですし、首長竜の扱いも異なっているようですので
是非、原作を読んでみたいですね



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (BROOK)
2013-06-07 15:41:17
決してつまらなくはないんだけど、
イマイチ感もあったりと、ちょっと評価が難しい作品でした(汗)

一応、ミステリーということですが、
最後は別物の作品になっていたりと♪
それにツッコミどころがたしかにありましたよね。

そうそう、私はホラーシーンで体がビクッとなってしまいました。
急に現れるから…。
音ではなく映像でなるのは珍しいかもしれません。
返信する
BROOKさ~ん(^^)♪ (ひろちゃん)
2013-06-07 16:16:57
コメントありがとうございます

BROOKさんがイマイチって感じる作品って珍しいような気がします
確かに、好き嫌いが分かれる作品で、評価が難しい
作品ではありますよね

SFであり、ミステリーですが、結果?ラブストーリー
なんですよね

>そうそう、私はホラーシーンで体がビクッとなってしまいました。急に現れるから…。

ア~~確かに!あのシーンですね。イスから飛び上がるほどではあにですが、私も体動いたかも~(笑)
音でなく映像でってことは、それだけ撮影が上手いってことですよね
返信する
こんばんは~~ (マリー)
2013-06-08 22:18:27
え~~原作では姉弟なの?
そしたら全然違うよね~~~。
これは読んでみたいな・・・私はこの映画結構楽しめたもん。
首長竜はめっちゃ怖かったけど~~~。

ここからだけど、大阪ではありがとう!!とっても楽しかった~。あわただしくてゴメンね。短いレポ、blogアップしたよ~。
れいんぼーママさんがblog読んでくれたみたいで
Twitterで「ひろちゃんと行ったのね?それは楽しかったことでしょう~」って(笑)
返信する
マリーさ~ん(^^)♪ (ひろちゃん)
2013-06-09 15:32:05
コメントありがとう
そして、大阪でもありがとう

で、この作品ですが、原作では師弟ですし、赤い旗の意味合いもちがうらしいです
私も原作面白そうと思いましたが、読んでるかたでも
映像の方がわかりやすいっていう歓送も読みましたので、原作はどうかな?

>れいんぼーママさんがblog読んでくれたみたいで
Twitterで「ひろちゃんと行ったのね?それは楽しかったことでしょう~」って(笑)

おお!れいんぼーママさん、懐かしい!
お元気そうで嬉しいです。
後でお邪魔いたしま~す
返信する
不思議な違和感 (ノルウェーまだ~む)
2013-06-09 22:43:24
ひろちゃん☆
やっぱりそうでしたねー
不思議な違和感を感じていたのは、物語上正しい感覚だったのですね。

それにしても時々チェックをしてはいたのですが、長い旅だなぁと思っていたら、もうこんなにUPされていたのですねーっ!
すっかりコメント遅くなってしまいました。
返信する
ノルウェーまだ~むさ~ん(^^)♪ (ひろちゃん)
2013-06-10 17:06:15
コメントありがとうございます

不思議な違和感は感じていて正解だったという事ですよね
でも、あの違和感を感じない人っているかしら?(笑)

>それにしても時々チェックをしてはいたのですが、長い旅だなぁと思っていたら、

あはは 旅は2泊3日なので、全然長くはないのですが、
書くのが長くなってしまいました
こちらこそ、おばあちゃんがくる~~♪(笑)記事に
出遅れてしまいすみませんでした
返信する
Unknown (寝湖世)
2013-06-15 06:15:02
お早うございます。

私は、原作を読んでいて、とても好きな作品でした。
と云っても、かなり前の事なので、内容については
記憶が怪しい・・・(-_-;)
でも、『面白い』ってタイプの作品ではありません
でした。

監督が黒沢さんなので、観たい気もするんですけど、
「二流小説家」と、どちらを観るか?迷っています。

返信する
キョン母 (ボー)
2013-06-15 11:21:44
わ、わかい!これでお母さん?
と2回も(間違いですか?)書いていただき、ありがとうございます。
いや、このときは46くらいですので、決して若く…(略)

変な感じは、あとで、なるほど! ですね。
しかし、ほんとに首長竜が出るとは! 

賛否はどうあれ、黒沢作品らしい、おもしろいテイストだと思います。
返信する
寝湖世さ~ん(^^) (ひろちゃん)
2013-06-16 10:38:55
わっ!早起き!(笑)
コメントありがとうございます

>原作を読んでいて、とても好きな作品でした。

好きな作品ではあっても、原作も『面白い』というタイプの作品ではないようですね
原作購入どうしよう(笑)

>監督が黒沢さんなので、観たい気もするんですけど、「二流小説家」と、どちらを観るか?迷っています。

私は好きな作品でした!そうそう、「二流小説家」
私も気になっています
寝湖世さんは、どちらをご覧になるのかな?
返信する
ボーさ~ん(^^)v (ひろちゃん)
2013-06-16 10:44:49
コメントありがとうございます

ボーさんのお好きなキョンキョン出ているので、絶対に
ご覧になると思ってました(笑)

>と2回も(間違いですか?)書いていただき、ありがとうございます。

間違うではないです(笑)驚いているんです
そそ、46ですから、健君のお母さん役でおかしくはないのですが、若く見えるってことで、わ、わかい!(笑)と驚きました

首長竜、すごいのが出ましたよね

>賛否はどうあれ、黒沢作品らしい、おもしろいテイストだと思います。

おっ!ボーさん、キョンキョンだjけでなく、ちゃんと映画観てる(笑)
返信する