木・うんちく

木材と人間の関わりを考えて思うままに・・・

172. 12年前に作ったウリンデッキの色あせを比較検証する

2018-04-06 13:06:10 | ウッドデッキ

12年前に我が家のデッキを作り直しました。
その時は合成木材にするかウリンにするか随分悩んだのですが
(当時合成木材のデッキの経年変化による欠点を完全に把握していませんでした)、
結果は、この写真のようにウリン材で作りました。それが12年経過するとこのようにグレーに変色しています。


しかし実際に使っていると、写真では分かりにくいですが、
ウリンは色あせても重厚感がありますので、
色あせが全く気になりません。

かくて設置してから12年間、何のメンテナンスもしていないのですが、
この状態で全く腐朽しているところはありません。ウリンは30年の耐久性がありますから、このままの状態があと20年は続くでしょう。

合成木材にしていたら、恐らく劣化と汚れ、カビでかなりみすぼらしくなっていたと思います。
「12年前に合成木材にしなくて良かった。」と心から思いました。

このままでも味があって良いのですが、一度やってみたいと思っていた実験「市販のケルヒャーの高圧洗浄機で水圧洗浄するとどうなるか」と言うことを実験してみました。
結果をお知りになりたい方はこの[12年前のデッキを高圧洗浄するとどうなるか」のブログをご覧下さい。
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2 コメント

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Unknown (sorenson)
2022-01-09 12:24:43
大変参考になります!
コメントありがとうございます (ウッドバッジ)
2022-01-09 14:01:18
お役に立てて良かったです。
このデッキ設置してから16年経過していますが、何ともなっていません。同時期に官公庁の物件で設置した人工木材はひび割れのため強度的に危険と言うことで撤去されていることを考えると、ウリンにして良かったと思っています。

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