Wood&Life2

木材と人間の関わりを考えてみました

合成木材(人工木材)とハードウッドの比較:大切なことは長所よりも欠点を把握すること

2016-10-24 14:03:50 | 日記

弊社の近くに10年以上前に開設した親水公園があり、同じ場所に合成木材とハードウッドのデッキが設置されています。合成木材は池の上に水上2mのところに設置されていて色も残っていて全体としては良い雰囲気です。


この公園の入り口にはハードウッドのデッキがあり、両側の手摺柱は針葉樹の桧ですが、これは劣化しているもののデッキ自体は色あせてはいるものの良い雰囲気です。


ところが近くで見ると、合成木材のデッキは中が空洞のため、あちこちにこのような穴があいています。役所としても補修しているのですが、合成木材の場合は夏場は非常に熱くなって強度が不足したところにハイヒールや傘で衝撃を与えると割れますが、その補修が追い付かないようです。


さらにもっと拡大すると汚れがこびりついて汚い。とてもこの上に座ってくつろごうと言う気にはなりません。さらに材料が劣化して、この上を歩くとフニャフニャします。これが水面上2m程度ですので落ちても水の中と言う安心感があって怖くはありませんがが、もっと高くなると怖くてとても歩ける状態ではありません。


ところが入口のデッキのハードウッドは色あせてはいるものの、綺麗です。
さらに材料は劣化していませんのでしっかり安定していて、上を歩いてもまったく怖くありません。
そこに座ってお弁当を食べることができる雰囲気です。

以上のように見栄えで言うと、数年経過したものを見比べると、薄汚れた合成木材と色あせたハードウッドではほとんどの方はハードウッドを選ばれます。しかし合成木材はささくれやとげが刺さらないので保育園や幼稚園には向いているのは事実です。
問題はそれぞれの特性、特に短所について、材種を選ばれる設計事務所なり発注者の方が、これらの特性を正確に把握されていないことです。さらに販売する材料業者にしてもそれぞれの材料の長所は説明されてもその短所を説明されないことです。弊社は両方の材料を扱っていますので、弊社が企画する場合は、その長所よりも短所をまず説明するようにしています。

■合成木材の短所
・耐久性はベストではないこと(合成木材は半分は木なので、腐りにくいもののJISの腐朽促進試験をするとウリンよりも劣ります)
・木材と異なり静電気で汚れがとりつくので、汚れがこびりつくこと
・多孔質のため雨の汚れ等が合成木材の中に入り薄汚れてしまうこと
・夏場は非常に熱くなって強度が弱くなるので、衝撃を与えられると穴があくこと。
・半分がプラスチックなので縦方向の伸び縮みがあるのでジョイント部に隙間をあけておく必要があり、どうしてもその部分にごみが入ったりして見栄えが悪くなり、さらに端の部分は割れやすくなること。

■ハードウッドの短所
・設置後1ケ月でひび割れが発生すること
・ささくれが発生し、とげがささったりすること
・設置後1年で色あせすること
・ハードウッドの場合は材種によって耐久性には数倍の差があり、例えばウリンであれば30年以上の耐久性があっても。セランガンバツは10年もたないこと
・高耐久の木材はアルカリ反応することが多く、ウリンの場合は樹液がコンクリート面を汚すこと

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インテリジェンスの高いデッキ(ウッドデッキを一日で組み立てるには)

2016-10-03 09:23:38 | 日記


キットデッキコンセを購入されたお客様から写真とコメントが送られてきました。
特徴は次の3点

・作った本人が素人
・基礎半日、デッキ半日の合計一日で組み立てられている
・完成するとプロの施工業者に注文した以上の出来上がりになっている



お客様から頂いた感想文を見ると、まさしくこれがキットデッキのコンセプトです。今回のご注文は手摺のない単純な形のデッキですが、DIYで作られた他のデッキと比べると、何かは分からないけどインテリジェンスが高いと言うことが分かると思います。これがキットデッキの隠れた特徴です。

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DIY初心者がプロ以上のウッドデッキを作るために

2016-09-24 14:02:01 | 日記

ハードウッドはプロの大工さんでも初めて扱う時は失敗すると言うぐらい硬い木です。しかも高さ調整しなければならない束がたくさんあると一般の方では手に負えないことになります。どうやったらDIY初心者が作ってプロ以上のものができるか。で開発したのが調整束がついたキットデッキHARDアマゾンジャラ
お客様の感想を読んで頂ければ、分かりますが、作られたお客様は、皆、自分でここまでのことができたことに驚かれます。
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最も耐久性のあるウリン材を、一般の方が組み立てるには

2016-09-24 13:43:17 | 日記

ウリン(アイアンウッド)、ウッドデッキ材として販売されているハードウッドの中で、最も耐久性の高い樹種として知られています。実際に大学にJISの腐朽促進試験に出すと合成木材(人工木材)よりも耐久性が高いと言う結果が出ます、
しかし、この木は硬いだけでなく、まっすぐな木がほとんどないと言う問題のある木です。それをどうやってDIY初心者に作ってもらうか。これが問題でした。まず、ビスはオリジナルで作り、床板の曲がりは床板に圧力をかけて曲がりを補正し、大引きも集成にして、まっすぐで強度のあるものにして、ようやく今の形のキットデッキHARDウリンを販売することができました。結果は添付の写真とお客様の声のとおりです。組み立ては苦労しなかったそうです。
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モノマガジンとウッドデッキ

2016-09-06 12:57:30 | 日記

モノマガジンと言う雑誌があります。世の中のすぐれものを紹介する雑誌ですが、これまでこだわりの高級品の紹介が主で、我が社の商品とは無縁な雑誌と思っていたのですが、そのモノマガジンの編集者から「キットデッキ」を紹介したいとの連絡がありました。無料で掲載してくれるのにノーと言うはずがなく、掲載された雑誌を送られてきて驚きました。DIY特集と言うから、他社の商品も掲載されているのかと思ったら、弊社の商品だけでした。うちの商品だけを選んだ理由は、編集者があちこち調べた結果、キットデッキが一番すぐれたDIYのデッキであると判定されたからだそうです。
私は子供の頃、母親が定期購読していました「暮らしの手帳」の愛読者で、その商品テストのシビアさと公平さに子供ながらに敬服しておりましたので、現在市販されているウッドデッキを、どこかの雑誌が商品テストをしてくれれば、このデッキの良さが分かるのにと残念に思っていました。今回、商品テストはされていないものの、商品の仕上がりやコンセプト。さらにお客様の声を調査されて、弊社のキットデッキを数あるウッドデッキの中で一番の「すぐれもの」として取り上げて頂いたことに感激です。今日は大切においてあった高級酒の蓋をあけます。
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