どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

タイミング~桶狭間に降る雨

2017年06月18日 19時19分57秒 | 音楽・芸能
桶狭間の合戦を題材にした現代劇。
「ミュージカル タイミング~桶狭間に降る雨」
を観に行った。

場所は名古屋市緑文化小劇場
キャパは400 

主催は、みどり文化芸術ネットワークという
”市民音楽劇”と、いうことだったが・・・

めちゃくちゃよかった!

これは単なる素人の劇団ではない。

演奏は名古屋緑吹奏楽団が担当
生の音楽をバックに演じるミュージカルは
ライブ感があってとてもよかった。

構成はフルート、クラリネット、アルトサックス
トランペット、ベース、ドラム、ピアノ・・
それぞれ各1名で計7名。

ストーリー(一部パンフレットより抜粋)

桶狭間の合戦を研究していた桶狭間高校:歴史研究部のメンバーが、
タイムスリップしてきた「簗田出羽守政綱:やなだでわのかみまさつな」
と出会う。

簗田出羽守政綱は
桶狭間合戦で詳細な敵情視察をし、
信長を勝利に導いた武将だ。

高校生たちが抱える不安や悩みを聞き
正面から彼らと向き会う簗田が伝えたのは・・

「幸せな明日を望むなら、一生懸命生きるしかない・・
 それは昔も今も変わらない」


ということだった。

脚本は鏡味富美子氏
高校生が中心となる物語だったが、
背筋が凛とした、実にいいミュージカルだった。

この桶狭間の土地で、桶狭間に住む人が
桶狭間ゆかりのミュージカルを演じる。

あのときがあったから今がある・・
という、歴史や先祖に対する感謝のDNAを感じた。

タイミングは重要だ。
言い換えれば「縁」ともいえるだろう。

その縁があり、今ここで生きている自分や家族、
さらに社会に対し
素直に感謝の気持ちがわいてくるミュージカルだった。


父の日に、家族でこのようなすばらしい劇を観ることができて
とても幸せだと思った。



舞台が終わり、会場の出口・・
出演者全員で来場者に感謝の気持ちを伝えていた。

<市民ミュージカル、「桶狭間の戦い」で最後飾る@中日新聞記事>



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