新暦睦月 呼鳥の門

　ひと昔前とは異なり、お屠蘇気分の余韻に浸る事も無く仕事始め、という所が多かった様に思います。
　寧ろ、外国から来られている人の方が、正月に地元の伝統的風習を味わっておられた様な気がします。

　新年のビジネス環境について、海外に駐在している知人から。
　やはり、トランプ大統領による施策の日本への影響や、中国との関係性の変化を考えてしまいます。(初めて訪中した際、鶏の絵をいただいたなぁ～。)
　高齢化や人口減少によるインフラ保全の持続性についても、子供達の将来と重ねて考えてしまいます。
　勿論、私個人に何かできる訳ではありませんし、知恵と技術で克服していくしかないのでしょうが。。。

　同年輩の人達の生活像について、見聞から察する各々のプライオリティ。
　仕事が趣味で３６５日２４時間働いている人、コレクション・ゲーム感覚（？）でお金儲けをしている人。人付き合いに幸せを感じ、その為の労力や支出を惜しまない人。常時勤務モードの人。

　連休初日の土曜日。
　暦の上では寒に入っていますが、里地に雪は無く、遠くの白山連峰が映える快晴の空。
　穏やかな海、駐車場には釣り用具を積んだ県外ナンバーの車。
　素朴で荒々しいイメージがあった呼鳥門ですが、雰囲気が以前の印象とは違っていました。人間社会の事情や世間の風潮に合わせざるを得ないのかも知れませんね。