小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

PTAバザーっていうのも考えものだ~教師目線で~

2017-12-08 21:04:30 | 保護者への攻略法
土曜日に、PTAバザーがありました。
私にとっては、このバザーも初めて経験するもので、「この学校のバザーはどんなものかな」と思って参加しました。

私も数校回ってきて、その数だけPTAバザーをみてきていますが、これにどれくらい学校の職員が関わるかは、その学校によって違いがあります。

関わり度 大
→前日までの準備も先生がかなりの回数手伝いに回る。
当日も先生は会場に終始張り付いて動き回る。子どもの管理も基本的に先生任せ。

関わり度 中
→前日までの準備に一回ぐらいは先生が手伝いに回る。
当日は、先生も他の一保護者と同じくらいの立場で運営にあたる。
子どもの管理まではしない。

関わり度 小
→前日までの準備にはほぼ出ることはない。
当日の参加もその職員ごとの自由で、お客さん状態。

こんな感じですね。
まあ、多くの学校は「中」な感じでしょう。
今回の私の学校もそんな程度でした。
バランスのとれた、一番理想的な形と言えるかもしれません。
でも中には「大」や「小」の学校があり、そこには何かしらの問題や不満が潜んでいるものです。
「大」は大変ですね。
何でも先生に任せっきり という風潮ができてしまってる学校は、どこかでそれを断ち切る努力が必要です。
よかれと思って「OKですよ」を連発してきた蓄積が、きっとつけとなって今に引き継がれていく事になりますから。
断ち切ろうとしたとき、誰かが保護者にとっては悪役にならなきゃいけないときがくるでしょうが、今と将来のために、やる価値はあります。

逆で「小」は、職員にとって楽かもしれませんが、これはこれで寂しさを感じます。
保護者の中に、先生には期待しない、期待してはいけないような風潮が広まっているのかもしれません。
楽だと思っている職員の裏で、保護者には不満がたまっているかもしれません。
こんな状態は学校にとっては望ましくないですね。

それともう一つ、特殊な形として
「一部の職員集中型」
というのがあります。
これは、ある先生だけがバザーに強く関わって、他の多くの先生はほぼ知らんぷりという状態です。
その「ある先生」というのは、教頭先生だったり、PTA担当の先生だったり。
時には「若手」というくくりでその役をさせられたり。
これもよくないですね。
校長先生のリーダーシップで早急に改善が必要な学校です。
そんな悪しき風潮は、バザーに限らず学校のいろんなとこで顕在化していくものてすから。

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