小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

小学生攻略法からお知らせ「異動です」

2010-03-29 18:17:16 | 雑談
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ここ一週間ほど更新ができていませんでした。

(にも関わらず,ブログ村のランキングは上位を保たせていただいて,感謝!)

この度,私「小学生攻略法」管理人 My school  も転勤となりました。

…もちろんちょっと前から分かってはいたのですが,いざその日が近づいてくると胸がつまる思いです。

送別会続きで,そして家の片付けもあり,ブログの更新が滞ってしまい申し訳ありません。

現在の学校は,大変小さな学校だったということもあり,まだまだ駆け出しの私にも多くのお仕事を経験させてくださいました。

教務・研修・情報・スポーツ少年団… 多くの勉強をさせていただき,幸せ者です。

また子どもたちの思い出は,私の自信となりました。すてきな,かわいい子どもたちに囲まれた日々,こちらにもただただ感謝です。

次は,また都市部の大きな学校へと戻ることになりました。

始めのうちは,数百人いる子どもたちを目の前に,久しぶりの光景に目が回ってしまいそうで心配です。(笑)

また一から,謙虚に学んでいくつもりで,がんばります。

もちろん,ブログ「小学生攻略法」も継続します。

自分の仕事での経験や,勉強していく中で発見した攻略法を,できるかぎりつづっていこうと思います。

そして読者のみなさまと一緒に高め合っていけたら幸いです。

今後ともよろしくお願いします!

あ,一つだけ攻略法を。

送別・歓迎の際のスピーチはコンパクトに!

あれもこれもしゃべろうとしてしまうと,せっかくのいい話も色あせてしまいます。聴いてる子があくびをかみ殺しているのを見かけたり…(笑)

印象のある思い出やメッセージを短く,ずばっと。

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お別れの時期に気を付けること

2010-03-22 10:05:09 | 学級生活の攻略法
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ちょっと時事ネタを。

もうすぐ卒業式・修了式ですね。

どの学級もクラスのフィナーレに向けていろいろな取り組みをしているところでしょう。

一年の最後に「このクラスでよかった。楽しかった。」と,みんなで思えるようにと,先生もいろいろと工夫をこなします。

◆クラスさよならパーティー

◆家族を招いておやつ感謝祭

◆メモリアル卒業文集

◆先生たちをさそってお別れ会食

◆週末を使ってクラス遠足

◆学校を借りてワクワクお泊り会

◆20年後の未来へタイムカプセル   などなど

あれほど忙しかった授業もなんとか最後まで終わり,残った時間でできるかぎりのイベントを企画します。

高学年になると,学級会で話し合わせ,子どもたちに自分たちで運営させたりする学級もあるでしょう。

それぞれのお別れイベントに「こうすると楽しくなるよ!」という攻略法もありそうですが,まず初めに,ちょっと弱気ですが…

無計画に企画しすぎて,学年末が忙しくなりすぎないようにする!

ということを前提としたいと思います。

「とてもいいクラスだった!最後も盛り上がりたい!」

「いろいろと一年間問題もあった!最後ぐらいは楽しくさせてあげたい!」

という先生の思いはよく分かります。

クラスの子どもたちだって,そう思っているかもしれませんね。

だから,残された時間を使ってあれもこれもやってしまいたくなりますが,ここは一旦冷静になるべきです。

一番避けたいのは,あまりに何でもやろうとしすぎて,学年末に先生も子どももバタバタと大忙しになり,慌ただしくゴールを迎えることになるということです。

「文集の締め切りが明日なのにまだ原稿がそろわない~!」

「今日はお別れ会食って言ってたのに,子どもたちが材料忘れてる~!」

「お泊り会の案内出してなかった!校長にも許可を得ていない!やばい!」

となってしまうと残念ですよね。

学年末は,これまで忙しかった一年の締めくくりとして,ゆっくりとした時間の中で子どもと向き合い,心を落ちつけられる時間も必要だと思います。

・・・言うまでもなく,私も駆け出しのころ,あれもこれもやろうとしすぎて,逆に子どもたちを苦しめた経験もあります(笑)

もちろん,何もしないというはさびしいでしょうから,やるのであれば,何をするかをしっかりと精選して。

そして,早めの取り組みで計画的に。

子どもたちに運営させるのであれば,なおさら早めに・計画的にすることですね。

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先生は話を聴いてくれるから好き!

2010-03-21 10:10:51 | 「教師-子ども」関係の攻略法
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送別会シーズンがスタートしていますね。

昨日は私も,スポーツ仲間たちとの送別会に行ってきました。

恥ずかしながら,お酒も好きですし,体を壊さないようにやっていかなきゃいけませんね。

さて

忙しくて子どもの話をじっくり聴いてあげられない場面。

先生が,自分に余裕がないと,子どもがやんやと話しかけてくるとイライラしてしまうものです。

それが表情に出てしまい,ときには子どもにも伝わってしまう。

先生だって子どものコミュニケーションをたくさんとって,いい関係を築きたいはずなのに,残念ですよね。

もっと学校ってゆとりのあるところだったらな… なんて思ってしまいます。

しかしそんな状況はなかなか変わらないから,先生の方が工夫するべきです。

話を聴いてくれない先生を前に,子どもが我慢してしまうのはかわいそうです。

子どもは話したいし,伝えたいものです。

それを受け入れてあげるのが先生の大きな役目でしょう。

子どもが話しかけてきてくれているのに,どうしても忙しいときは,こうするのが一番の形なのかもしれません。

話は聴けていなくても,穏やかな笑顔でうなずいてあげる!

授業の準備や文書作りで手が離せない状況で,子どもが色々と話しかけてきたら,手を休めて聴けなくても,子どもには満足するまでしゃべらせてあげましょう。

そのためには,「先生は君の話が好きだよ」という雰囲気を出してあげることです。

穏やかで,自然な笑顔でいて,時折「うんうん」「へえ」「ほお」と感心するようにうなずいてあげましょう。

面と向かっては聴けなくても,それで子どもは幾分かは満足できるでしょう。

子どもは会話するというより,自分を表現すること,先生との時間を過ごすことが目的です。

だから決して子どもを遠ざけず,笑顔でいてあげたらいいと思います。

別の仕事をしながら,そちらに集中しながらも,耳に入ってくる子どもの声に笑顔でいてうなずいてあげることは,あまり難しいことではありませんが,やはり先生には心のゆとりが必要です。

普段からゆったりと構えておくことを心掛けたいですね。

やっぱり,計画的にお仕事を進めておくということでしょうか。(それがまた難しいのですが 笑)

先生としては,お気に入りの音楽を聴くような感覚で,子どものかわいいおしゃべりをBGMのように聴いてみていと思います。

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今ちょっと忙しいの…!2

2010-03-17 22:34:39 | 「教師-子ども」関係の攻略法
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休み時間,机にいる先生に子どもが明るく話しかけてきます。

たかこ「先生!ローラーブレード買ってもらったんだ!」

先生「・・・・」

たかこ「先生!…ねぇ!先生!」

先生「おっ,ごめんごめん,なに?」

たかこ「ローラーブレード!」

先生「ローラーブレードがどうしたの?」

たかこ「買ってもらったって言ってるじゃん!聞いてないの!?」

先生「あぁ,そっかそっか,よかったね。」

たかこ「すごいんだよ!始めは難しくてね,何度も尻もちついちゃった!」

先生「うん…」

たかこ「でもね,練習してるとね,結構簡単になってきてね,もうスイスイできるよ!」

先生「・・・・」

たかこ「先生!」

先生「あぁっ,ちょっとごめん。今忙しいんだ… またあとで教えてくれる?」

たかこ「もうっ」

思わず苦笑いしてしまいそうな光景ですが,教室ではよくありがちな光景です。

この先生は,きっとパソコンしていたり,書類を書いていたり,授業の準備をしていたりするんですよね。

子どもの話を聞きたいのは山々だけど・・・

ここで一工夫。

子どもより高いテンションで返す!

ちょっとおもしろい攻略法です。

たかこ「先生!ローラーブレード買ってもらったんだ!」

先生(あ,今はちょっと厳しい!)「おぉ!ローラーブレード!いいね!!」

たかこ「そう!すごいおもしろくてね…」

先生「あれは,おもしろいよね!!もうすべれるの!?」

たかこ「うん!」

先生「すごいじゃーん!!先生も一度やってみたいと思ってるんだけどね,大人用ってあるのかな!ごめん!先生ちょっとやらないといけないことがあるんだった!今度すべってるの見せてね!!」

と,ここまでたかこちゃん以上のテンションで話しておいて,そこからは黙々と自分の作業に戻ります。

たかこちゃんにとっては,十分な時間先生と話すことはできませんでしたが,自分の話題に先生も興味津々であることは伝わってきました。

それに,その話をする先生がうれしそうです。

その後,「忙しい」ということを先生が素直に伝えて,お話ができなくなりましたが,その話をもっとしたいけど,やむを得ずできないという状況が,子どもなりにも理解できそうです。

最初の会話と違って,話を聞いてくれない先生の冷たさや,聞いてる振りをするずるさは,なくなりますよね。

話が聞けないという残念な状況を,逆に切り返して,明るい印象を残してみましょう。

もちろん,その後時間が空いたときは,ローラーブレードの話をゆっくり聞いてあげたいですね。

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お話したいけど,今ちょっと先生忙しいの…!

2010-03-15 20:26:59 | 「教師-子ども」関係の攻略法
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子どもはいろんな話題で先生に話しかけてきてくれます。

「昨日ね,家族でレストランに行ったよ!ハンバーグ超うまかった!」

「サッカーのクリスチャーノ・ロナウドって知ってる?」

「先生の好きなご飯って何?ぼくスパゲティ。」

他愛もない話ですが,子どもにとっては重要なんですよね。

当り前のことで,普段はあまり思いませんが,こんな話をしているとき,先生としての喜びを感じられるものだと思います。

子どもが先生に話してくれる

子どもが話したいものを持っている

子どもの話し方がかわいい

時間が許すなら,いつまででもこういう子たちとの会話を楽しんでいたいものです。

そして,基本的に,先生としては「聴く」姿勢をもっていたいですね。

しかし,いつでも「時間が許す」というわけでもありません。

というより,正直に言えば,じっくりと子どもの話を最後まで聴いてあげられる場合のほうが少ない。

それくらい,やっぱり先生って忙しいですよね。

だから,話を聴いてあげたいけど,(ごめんね…)ということもありがちです。

そんなとき,先生としてはどのように対処するといいでしょうか。

「今は時間がないんです。また今度ね。」

こんなストレートな返しは,まともな言い方にも聞こえますが,子どもにとってはさびしいでしょうね。

かといって,子どもにしゃべらせておきながら,先生は耳を傾けていない,なんていうのも冷たい。

そこで,こんなのはどうでしょうか?

あまり聴くことはできていなくても,言葉をリピートしてあげる!

先生が書類を書いているときに,しんじくんがうれしそうに話しかけてきました。

しんじくん「先生!エコな乗り物って,何か知ってる?」

先生「うん?エコな乗り物?」

しんじくん「あのね,自転車がエコな乗り物なんだよ!」

先生「へぇ,自転車!」

しんじくん「うん,昨日テレビでやってたんだけどね,自転車ってガソリンとか電気とか使わないでしょ!」

先生「ガソリンね」

しんじくん「それに,運動にもなるし,景色も見れるからストレス発散にもなるんだって!」

先生「ストレス発散!」

しんじくん「うん!外国ではね,駅の中に自転車用の駐車場を大きく作るところも増えてきてるんだって!」

先生「駐車場!」

話が盛り上がってますね。

でも,実は先生は他のお仕事をしながらで,そっちが忙しく,頭もそっちにいってしまっています。

でも,話も聴いてあげたい。

そこで,しんじくんの話の中身は(ごめんなさいだけど)あまり聴いていないのですが,耳に入ってくる単語をリピートしてあげています。

頭は別の方にいっていても,聞こえた単語を,少し抑揚をつけてリピートしてあげることは難しくありません。

それだけで,子どもの話を聴き,感心し,驚いたリアクションを返してあげているような感じがでるものなんです。

大事なのは,話の中で少しはその子の方に目も向けてあげて,うなずいたりしてあげるといいですね。

どうしても聴く余裕がないときは,こうしてあげると,子どもを冷たい態度で追い返すことなく,子どもが満足いくまで話させてあげることができます。

私,よく使っています。(笑)

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