異館~吉原裏同心(十一)~ H21年4月16日-21日
著者 佐伯泰英
光文社文庫
真鶴から江戸に戻った神守幹次郎を謎の剣客が襲う。折しも吉原では、京の大火で移転してきた胡散臭い商人が薄墨太夫に接触。そのうえ武家客への辻斬りが横行していた。新たな魔手が吉原に!?会所の意を受けた幹次郎は、身代わりの左吉の助力を得て探索に奔る。そこに花魁を殺めて去った妖しい女。全て吉原に関わると知った幹次郎は、異形の館へ侵入を図るが…。
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とうとう出ました!吉原裏同心。先の10巻からちょっと、「狩り」シリーズと被ってきてますね。次には(第12巻)どうやら京都へと向うようですから、ここでも「狩り」シリーズとちょっと被っちゃうかな?吉原裏同心は、やっぱり「吉原」を舞台にしてほしいし、狩りシリーズは旅モノ、「鎌倉河岸」は捕物、という具合にスタンスは崩してほしくないのですがね・・・。まあ、作者も大変だとは思いますが。あまりにも私のように急激に同じ著者のものを読むとこんがらがってきてしまうんですよね。