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【なるほど】必見!あぶない「激安食品」はこうして見破れ!その3 肉、玉子、加工でんぷん

2019年12月03日 05時42分33秒 | 食にまつわる話

スローフード小杉さんの記事より転載

ーーー転載開始ーーー

あぶない「激安食品」はこうして見破れ! その3
 

~都道府県名表示の肉が◎~
 
 では、肉の安全性はどう見極めればいいのか。

「牛肉の場合は、十桁の個体識別番号がラベルで確認できるものは安心です。番号からインターネットで生産者を辿ることができます。また、豚肉や卵にも共通することですが、生産地が『国内産』ではなく、都道府県名まで表示された肉は信頼度が高い。
食品表示法では、魚と野菜は県名まで表示しなければならないのですが、肉や卵は必要ない。
正直に県名まで表示するスーパーの姿勢は評価に値します」(同出)

 
価格破壊が進んでいるのは"たまご"も同じだ。

 

 「たまごの飼料価格の上昇にもかかわらず、卸売価格は昭和28年の1kg224円に対して、2012年には179円です。

 よく『黄身の色が濃いほど栄養価が高い』と勘違いをして、牛丼屋の黄身の濃い生たまごを喜んでいる人がいますが、パプリカの粉をたっぷり混ぜた餌を食べさせればあの色になるのです。
黄身の濃さではなく
餌の内容や鶏の品種が特別ものを選びましょう」(同出)


 
~「加工デンプン」は要注意~
 

では、大手業務用スーパーでゴボウサラダの徳用パックを見てみよう。

 「『国内製造』という表示でごまかされそうになりますが、国産のゴボウを使っているわけではない。
また製造業者名がなく輸入業者名しかありませんが、こういった商品は販売者が中身を把握していない場合もある」

 「加工デンプン」とは、イモや小麦などの天然デンプンを熱や薬品で加工した食品添加物で、
粘りを出したり、泡立ちを良くするために使われることが多い。

「加工デンプンはカサを増すためにも使われる。
不自然に安い加工食品に入っていたら要注意です。
パンや麺類、冷凍食品、調味料など幅広い食品に使
われていますが、安かろう悪かろうの商品を見極めるポイントの一つです」

 
 
ここまで見てきてわかるように、
激安食品とは基本的に「食品添加物」を使って水増しをしたり、作り方を簡易化して価格を抑えたものが多い。


添加物漬け食生活の危険性について、鈴鹿医療科学大学の長村洋一教授に聞いた。

 「日本では許可された添加物のみが使える『ポジティブリスト』方式なので、許可された範囲内である限り、
身体への危険性を煽るべきではありません。
ただン酸塩を使用した安いハムなど、同じ食品を毎日食べるのは避けたほうがいい。
昨年、WHOが赤肉や加工肉を食べ続けることで、大腸ガンのリスクが上がるという報告をしています」
 
 前出の山本氏は、日本中の安心で美味しい食を訪ね歩き、その様を記したブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」も人気だ。

 「たとえ健康被害がないとしても、激安食品によって、日本人の味覚は確実に衰えています
最近の日本人は美味しく・安心・安全な品を手にいれるにはコストがかかることを認識できていません。
いいものをつくる生産者や製造者を、消費者が育てていかないと、日本から美味しいものが消えてしまいますよ」

 

ーーー転載終了ーーー

 

 

 

 

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