愛詩tel by shig

プロカメラマン、詩人、小説家
shig による
写真、詩、小説、エッセイ、料理、政治、経済etc..

アスパルテーム:歴史から見える黒い影

2020年10月13日 09時24分25秒 | マスコミが言わない健康情報

THINKERより

歴史から見える黒い影

そもそもの始まりは、サール薬品の研究者が胃潰瘍の薬を開発中に偶然ある化学物質が強力な甘みを持っていることを発見したことから研究が始まったといわれています。

当時、ハリー・ワイズマン博士やジョン・オルネイ博士の研究から、アスパルテーム中のフェニルアラニンが霊長類にてんかんを引き起こしたり、アスパラギン酸が子ネズミの脳に穴をあけたりすることをサール薬品の幹部は事前に知っていました。

しかし、あろうことか、その実験結果を秘匿して、1973年に食品添加物としてアスパルテームの認可をFDAに申請します。

しかし、安全性を懸念する消費者団体の反対運動や危険性を指摘する科学者の意見もあり、申請は却下されました。

その後も、FDAの調査部門にその隠蔽していた事実が暴かれ、実験方法の杜撰さやデータのねつ造の数々が明るみになり、8年間アスパルテームが認可されることはありませんでした。

しかし、サール薬品がドナルド・ラムズフェルトを最高経営責任者に迎えると事態は急変します。

ドナルド・ラムズフェルト氏は、1970年代のフォード政権で国防長官を務めていた人物です。
彼は、国防長官を退官した後にサール薬品のCEOに就任しました。

また当時、彼はフォード政権からレーガン政権へ変わるときに政権移行作業チームのメンバーも務めていました。
その彼が、レーガン政権下におけるFDA(連邦医薬品局)局長を指名しました。
新しく指名されたのは、アーサー・ヘイズです。

そして、1981年にレーガン政権が誕生した翌日 、サール薬品は再びアスパルテームの認可申請を出しました。 
そこで、
新しく就任したばかりのFDA局長アーサー・ヘイズ氏が、長年禁止されていたアスパルテームを一転して承認します。
これはラムズフェルト氏が、政治的立場を利用して可能にしたことだったのです。

 

アーサー・ヘイズ局長は、もともとは陸軍医療隊に属し、その後は陸軍化学戦用基地に配属されている人物です。
そこで、大衆心理操作のための薬品を研究し、基地内で志願する兵士を対象に心理操作実験を研究していました。

一方、ドナルド・ラムズフェルト長官は、韓国戦争に従軍した元空軍のパイロットであり、
その後、政治の世界に入り43歳という最年少で国防長官にまで登りつめたエリートです。

このような政治力で認可されたアスパルテームは、当初は乾燥食品のみに条件付きで使用許可を与えられましたが、その後だんだんと規制は緩められて、今ではどんな食品にでも使用できるようになっています。




ドナルド・ラムズフェルト・サール薬品CEO(1981年当時)
就任後、彼は科学的手段でなく政治的手法を使い、
年内にアスパルテームの認可を取りつけることを社内会議で確約したと言われています。



アーサー・ヘイズFDA局長 
 彼はアスパルテームを認可した後、FDA局長を辞任、その後サール薬品の宣伝広告会社「バーソン・マーステラ」に職を得ました。


 

 

いいね!と思ったら↓クリックお願いします 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヨーロッパのミネラルウォー... | トップ | アスパルテームは”生物化学兵... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

マスコミが言わない健康情報」カテゴリの最新記事