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E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

トビタテ! セーネン!の巻

2016-04-17 10:29:24 | 子育て
セーネンが今日これから、海外留学に飛び立ちます。

行先はフィリピンのセブ島。


ここで英会話学校に通って、少し英語をブラッシュアップし、インド東北部へ。

現地で日本語を教えるのだそう。


しかしまあ、もともと海外に出たがってたけど、想定の斜め左上からの「トビタテ!」でした。





「どこにトビタツねん!」とw


で、さっきからやたらカタカナを使ってるのは、今回の彼のミッションはこれに基づくものだからですね。

http://www.tobitate.mext.go.jp/


トビタテ!留学JAPANだって。


お金の面倒は見てあげます。

その代り、すべて自分でプランニングし、プレゼンしてみなさいな。ってやつ。


国費留学生っぽいね。

森鴎外かw


で、彼の思いをざっくりというとね、こんな感じ。


地方のフツーの高校生だった僕は、高校1年でディベートに出会ったよね。

それは全国の「才能」との出会いでもあったんだ。


地方の高校生にはない感覚や意気込みを持ち合わせた彼らと接する中で、感じたことがあるよ。

初めはまぶしく見えた彼らだけど、よく知れば僕とあまり変わらなかった。

同じ土俵なら、十分、伍して戦える奴らだった。

じゃあ、なぜ彼らは当初、まばゆいばかりの光をまとっているように見えたんだろう?

僕と彼らの違いは何だったんだろう?


それは首都圏と地方の情報格差だったんだよ。

情報に垣根はないと思われがちだけど、東京と広島ではやはり違う。

留学ひとつとっても、学校の意識、先輩の体験などが、彼らの経験値を増やしていたよ。

そして彼らは、海外留学への壁をやすやすと飛び越えていたんだ。

情報格差はイコール機会の格差だったわけさ。


そんな思いを抱いていたとき、大学のゼミでインドなど新興国の現状について知ったんだ。

ここには日本では考えられないほどの情報格差=機会の格差があったよ。

そして「日本」というものへの渇望も、そこにはあったのさ。


日本への扉がインドの人々の未来を拓くものなら、その手助けをしたい。

かつての僕が、全国の多くの友達に扉を開いてもらったように。

インドと日本のちっちゃな架け橋になれたらいいよね。

なんてことで僕、インドで日本語を教えさせてもらおうと思うんだ。




その意気やよしである。

彼を育てたのは俺たちではなく、友達や先輩だったことがよくわかる。

それは間違いなく正しいことだ(笑)






あと一時間もすれば飛び立つセーネン。


彼が最後まで心配してたのは、彼女のこと。




ダイジョーブ!

無事帰ってくるのを待ってるからね。


それにしても大きくなったもんだ。

心配ばかりかけるチチは、穴があったら入りたいw





あっという間に元気になるから心配しないでねぇ。




さあ、フライトが迫ってます。


元気に行っておいで。


そして頑張って。





みんな応援してますよ。

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