桜さくらに歌われて/お箏三弦日記

皆さまこんにちは。しがない箏三弦の師匠のブログでございます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

ハート

2018-06-26 01:54:58 | 日記
セネガル対日本のサッカー、素敵なコメント頂きました。嬉しいです。

まさにおっしゃる通り、どんな気持ちで試合に臨むか、どこまで腹をくくるか、ですね。

私ども音楽界は勝負の世界ではありませんが、どんな結果を出せるか、舞台が自分の価値を決する所、聴衆が審判のようなものかと思います。
となれば勝負の匂いがしないでもないような気がします。

どんな気持ちや覚悟を持って舞台に上がっているかは、客席からは丸見えなものです。一旦悪評がついてしまったら、払拭するのは本当に難しい事です。
心を入れ替えた次の本番に、前の思い上がった演奏を聴いた人が来てくれていなかったら、もう挽回は出来ないんです。悪評だけが何十年も残ります。
だから一回一回が一生一度の大切なチャンスと思っていますし、弟子どもにもそう言い聞かせているつもりです。

ある年の中学校サマーコンサート、部員が2人しかいなかった年があります。しかも1人は途中入部、足並みは当然揃いません。とても上手とは言えない演奏、
しかしこの2人の弾く姿、ただ無心に一生懸命弾いてる姿に、私は泣くOBは泣く客席も泣く、会場スタッフまで泣いていました。やっぱり心が大事だと思います。

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2 コメント

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胸を打つ (なお)
2018-06-28 00:25:04
上手だとか下手だとか、見ている側からするとそれほど重要ではないのかなと思います。
どれだけ才能があるのか、技術があるのか、私からは良く分からないというのが本心です。
ただ、演者が心を込めて演じているかどうかは、真剣に観ていれば良く分かる気がします。
思い込みかも知れませんが。
それでも、その様に思わせてくれる雰囲気、そういう雰囲気を作ってくれる演者が私はとても好きです。
思い込みでも勘違いでも、私は自分が感動すれば、素直にありがたく受け取っています。
なお様ようこそいらっしゃいませ。 (さくら)
2018-06-28 03:05:19
コメントありがとうございます。(^_^)音楽とは感情の産物だから、その人の人柄が出ます。でも、技術か心かと言われたら奏者にとっては難しいところです。明治の、前方大車輪、後方小車輪の自転車みたいなものでしょうか。大車輪技術、小車輪心、両方ないと走らない、みたいな。
またいらして下さいね。ありがとうございます。

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