桜さくらに歌われて/お箏三弦日記

皆さまこんにちは。しがない箏三弦の師匠のブログでございます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

開軒40周年記念コンサート

2019-05-21 03:29:43 | 日記
一昨日19日に致しました。
120%の入りで、客席を増やしました。ありがとうございます。

写真を皆様からラインで頂いたのですが、ここに載せる方法がわからないので、近々身近な誰かに教えてもらって、写真アップします。

この度は皆々様に多大なご協力ご支援頂き、皆様のお力で成功致しました。自分一人では何も出来ません。周囲のおかげである事を痛感する1日でした。この感激を忘れないで、大切に心に残しておきたいです。

曲は、ぎりぎりまで迷いました。弾きたい曲が多くて悩みました。結果、下記になりました。

白木蓮
未来へ
華の章
うたた寝に
五段砧
譚歌

思わぬ発見もありました。
亡き華道の先生がよくおっしゃっていたのが、
「とにかく動きなさい。動けば目的以上のものが得られるから。」

本当に今回もそうでした。
自分自身の軌跡として開催したコンサートでしたが、弟子らが喜んでくれて、なおやる気が起きたようです。まさに目的以上のものがありました。やはり弟子には、師匠の弾く姿は見せておかねばならないな、と思いました。

また、弟子も客席も「涙が出た」と言って下さる方が何人かいらして、またその曲が人によって違うのも、嬉しい発見でした。ちなみに、アンコールの「この道」、「うたた寝に」、「未来へ」、私のトークで泣けた、という人もいました。それぞれなのですね。

入りは良かったと言っても、キャパは100人位の小さな会場です。私にはチケットを売りさばいてくれる後ろ楯がないから、すべてこの40年のおかげの人脈のみでした。これが私の精一杯。
でもそれだけに客席はとてもあたたかく、義理でみえてる方は少なく、どなたも聴きたくて来て下さってる実感があったので、それが本当に有難いと思い、感謝しています。

拍手は客席の思いが伝わるものと思います。それが感じられました。拍手のあたたかさにちょっと涙が出そうになる時もありました。
余談ですが、私の一押しのさるプロが、
「桜さんの拍手は聞こえる。」
と以前おっしゃいました。演奏者の思いが客席に伝わるように、客席の気持ちも舞台にはわかるものです。本番というのは、この空気が醍醐味かと思います。

40年は節目ですが、ゴールでもスタートでもなく、プロセスです。これからだと思っています。これまで走り続けた事を礎に、一層精進します。これが私の進む道、私は私の道を行きます。

関係者の皆様、ご来場頂いた皆様、心から感謝致します。ありがとうございました。m(__)m

あの会場良かったです。私はあの会場でソロを弾いたのは初めてでしたが、良かったです。当地同業の皆様、あの会場はおすすめです。(^_^)

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