桜さくらに歌われて/お箏三弦日記

皆さまこんにちは。しがない箏三弦の師匠のブログでございます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

リハーサル

2018-02-28 22:20:19 | 日記
5月13日、亡き師匠23回忌追善演奏会を致しますが、そのリハーサルを、昨日先輩とさせて頂きました。

古曲の「楫枕」です。

私は古曲はおめでたい系より、烏が鳴いて袖が濡れるどろどろ系の方が断然好きなのです。
…しかし「茶音頭」とかも好きですが。(笑)

茶音頭は、三弦の最初の三つの音を弾いただけで、ぱあっ!と春が広がります!鶯色、薄桜、萌葱などの色が、霞のように漂います。あの出だしの三音で。
暖かみもあり、心ほのぼのとした、穏やかな夫婦和合の情景、日本人形の「高砂」を思わせる、本当に好きな曲です。酔う。(笑)

それで茶音頭ではなく楫枕ですが、

これがまた格調高い良い曲です。もう何というか艶々に思う。いいですね…
古曲に「好きな曲ランキング」はつけられませんが、
私は一等好きなのは、何といっても地歌の最高傑作「ゆき」!私は死ぬ時はこの曲を弾きながら死にたい。
♪花も雪もはらえば清きたもとかな ほんに昔の 昔のことよ

ご臨終です。

かっこいい!!

それで楫枕ですが。

先輩と合わせて頂き、改めて古曲の、身の内に沈み込むよな重さ、その心地よさは久しぶりでした。♪

若い子や子供などばかりと対していると、どうしても古曲から遠ざかりがちです。
しかしやはりこの、楽器の音を出し切る、心から弾く、ねばり強さとデリケートさが交錯する古曲の魅力はお箏音楽の根幹だと、改めて思いました。

子供達や若者達も、まあまあ弾けるようになって来たら、古曲もやっぱりさせなきゃな、と改めて感じました。

リハーサル

2018-02-27 00:04:45 | 日記
4月7日に、今治タオル美術館でお箏尺八コンサートを、というお話を頂いたので、弾かせて頂こうと思います。
今夜そのリハーサルをしました。尺八の先生がお仕事帰りに寄って下さり、3曲しました。今日で2回目です。

夫は竹細工が趣味なのですが、前回は竹のミニお箏とミニお三味線を差し上げ、今日はミニ虚無僧を差し上げていました。これで三曲合奏出来る、とたいそう喜ばれ、夫も嬉しそうでした。(^_^)

合わせた曲は、
◼花ふぶき
◼越中おわらによせるパラフレーズ
◼春の海
です。

これは私が選曲させて頂いたのですが、我ながら良い選曲と思います。(爆)
あか抜けた「花ふぶき」、郷愁を感じさせる「越中おわら~」、一般の人ばかりだからやはり期待される「春の海」。

かっこいい!!(爆)

曲はね。(^^

花ふぶき は爪音と緩急に気を付けて、越中~ はリズムに気を付けて揺れるように、春の海はルールに則って我流にならないように。
など気を付けました。

30代40代はよく練習しました。(しかしなぜか「桜は練習しない」という評判が立っていたのですが。)本当によく弾きました。取り憑かれたように、狂ったように練習しました。

今は弾きません いえっ!口が滑った多少します。

でも若い頃によく弾いて来たので、今助かっています。手が覚えています。もたつきますが、練習したら何とかなる感触があります。

実は今朝、持病の腰痛が出て、今日は一日調子が悪かったです。朝食の時、ただ座っていただけなのに、いきなりグサッと来て、「あいたーっ!」と叫んでしまい、思わぬ大声で自分で可笑しかったです。(爆)夫も驚いていました。(爆)

しかしぎっくり腰は、快方に向かうと飛躍的に良くなるんです。昨日と今日で大違い。

その為、治ったー!と思って普通にしてまたグサッと繰り返すアホ桜です。

以前はまだ気を付けなきゃ、と思っていましたが、この頃は その時はその時よ、なんて思い始めました。(笑)

明日に期待します。おやすみなさい。(笑)

爆笑2題

2018-02-26 02:08:30 | 日記
私が言う「子供」とは、小中学生の事です。

◼ある子供が言いました。
「お年玉、10800円もらった!」
1万円もらったので消費税を請求したそうです。(爆)

◼私と子供、2人で雑談している時、私が
「先生ね、おじちゃん(夫)と腕を組んで歩きたいから、スーパーとかで隙を狙ってサッと腕を組んだら、大慌てで必死に振り払われるんよ。」
と言いましたら、その子、
「おじちゃんは恥ずかしいんよ。でも内心は嬉しいんよ。男ってそんなものよ。」
ですと!(爆)(爆)(爆)

もう今思い出しても可笑しくてなりません。子供にオトコゴコロを教示されました。やられた!(爆)(^^)

こんな日々だから子供の相手を始めたらやめられないんです。(^^)