桜さくらに歌われて/お箏三弦日記

皆さまこんにちは。しがない箏三弦の師匠のブログでございます。どうぞごゆっくりおくつろぎ下さい。

お見事な川島なお美さん!

2015-09-30 00:43:03 | 日記
お亡くなりになったのが今月25日、そのほんの2週間前の11日の事です。
病院を出た所で女性週刊誌の女性記者の突撃取材を受けたそうです。こんな質問だったそうです。

「お墓は買ったんですか?」
「ご主人に遺書を書いたんですか?」

この人、癌治療で病院から出て来た人に何を言ってるんでしょうか…

川島なお美さんは、

その時、事務所を通して、とか言えば言えたけれど、後から自分が後悔すると思ったから、笑顔で応対した。でも車の中では憤りで体が震えた。

という事でした。

この記者と川島なお美さん、地獄の魑魅魍魎と天女みたい。

この1件、ご存知の方も多いとか。ファンの皆さんが怒りに炎上した為、川島さんは、ファンのおかげで癒された、という事でした。

その川島さんはもうこの世にいません。
その記者は今頃どう思っているか、きっと一生悔やんでほしいけれど、
おそらく悪かったと思いはしても、大して感じてないと思います。

でも必ずばちが当たるから、その時はっとすると思います。ばちは本人に当たるとは限りません。自分の親や自分の子供に当たる事もあります。

そういう取材質問を投げつけるとは、これは仕事ではない。その記者はプロではないと思います。

それに比べて川島なお美さんの立派な事…
最後まで美しい姿を残した訳です。曇った顔で「事務所を通して」とは言わなかった。何を言われても負けない、生きざまが美しいです。こんな風に生きたいと思います。私には無理かもしれませんが。

私は特別川島さんのファンという訳でもないですが、同じ年齢の人間として、これからは川島なお美さんを心の片隅に置いて生きたいな、と思っています。彼女の哲学や美意識を見倣いたい。

そうして一般人に影響を与えてこそ芸能人の本懐ではないでしょうか。川島さんの為に、川島さんに喝采を送る意味で、これからも彼女を忘れずに、あのように最後まで毅然と堂々と生きたいと憧れようと思います。

川島なお美さんには合掌の代わりに拍手喝采を送りたいです。天国でも美しく。旦那様の為に美しいままで逝く事を選んだのでしょう。素晴らしい本物の大女優でした!お見事!

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■花菱会秋の会
10月4日(日)
第1部17:00~キャリアメンバーズコンサート
第2部18:00~社中発表会
会場/重要文化財渡部家住宅
ゲスト/折本岳慶山(尺八)・木場大輔(胡弓)
1000円(30名限定)

■平成27年度愛媛県県民総合文化祭 能楽・日舞・三曲
11月15日(日)
ひめぎんホールサブホール前谷雅貴社中/三曲「出雲の阿国」「空へ」

深夜の月

2015-09-29 19:21:35 | 日記
地歌古曲にも「深夜の月」という曲があります。大好きな曲だし思い出深い曲です。

この曲のいう深夜とは何時頃なのか…

夜人間の私は夜中3時頃思い出して、すぐそこに紙ごみとか捨てに行く事があります。

若い弟子は絶対に真似をしてはいけません。若い女の子は夜出歩くものじゃありません。小学生は門限6時、中学生は7時、20歳までは8時、30歳までは9時、それが常識です。
そこから後は大人として自己責任だと思います。
しかし私に娘があったなら、30代で勤めのお付き合いがあったにしても、普段は10時、特別なら11時を門限にしていました。どうでもいい娘ならどうでもいいですが、可愛い娘なら厳しく躾けます。後で泣くのは本人だから。

それで夜中紙ごみ捨てに行った時ですが、そんな時、月の迫力に腰を抜かしそうになる事があります。

皆様は夜中3時頃の月をご覧になった事がおありでしょうか。

物凄い大きさに色!赤黄色い色です。大きさがまたなんと巨大な。不気味な程の見事な月です。

源氏物語などに、夜更けの月を見るシーンなどありますが、あれがもし3時頃だったとしたら…

昨夜3時まで起きて、見ようと思っていましたが、

寝てしまっておりました。(爆)
今宵の月はどのような…

月のパワー?

2015-09-29 14:32:42 | 日記
何だか最近毎日殺人事件報道です。

これもスーパームーンの黒い表れなのでしょうか。満月の夜は狼男が人間から狼に戻る、バンパイア。

昨夜も道路に猫がよく出て来ていました。普段よりよく目につきました。

この頃は物騒な時代です。道徳心が欠落してるような気がします。月のパワーはそういう人達にまで等しく力を与えてしまうのでしょうか。

今夜も月は綺麗かな…

スーパームーン

2015-09-28 22:57:07 | 日記
写メには撮れませんでした。
33年ぶりの赤い月、スーパームーンだそうです。

そう聞けば大きく見えるし、夜でもやけに明るいし、輝きが強い気がします。

「月は師匠と思う。」
と、おそらく二言目には言っているのでしょう。稽古を終えた弟子のお迎えに来たお母さんが、皆さん同じように月を話題にされます。月を気にするようになってくれたんでしょう。それと、私の気持ちをくんでくれてるのだと思います。お気持ち、嬉しいです。

今日稽古が終わって、ぼーっと月を見上げていると、

将来、もう充分お箏は弾いた、と感じる時が来たら、こんな月夜の晩には身近な人だけに前に座ってもらって、そんな人達の為だけに弾きたいな、と思いました。

今は自分が生きる為に弾いていますが、華やかな場はもういいと思う時がいつか来たら…。

月にパワーをもらいました。
負けるな、くじけるな、と言ってもらえたような気がします。
ハイ!おかげで元気になりました!明日からまた頑張れます!