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ロータスエリーゼ日記

■ Eクラスビッグマイナーチェンジ

2012年12月15日 | Eワゴン
 エーーッ!これが新しいEクラス?!
 僕の意見を聞いて(?笑)、回帰した威張りデザインをたった数年で捨てたのはいい・・。けど、ここまで軟弱にするこたぁない(笑)。まるで日本車スポーツワゴンみたい。。

 今回、W210以来アイデンティティーになっていた独立4灯ライトもあっさり捨ててしまった。
 アンダースポイラーはメガーヌみたいだしバンパーのエアインテークは穴がでかすぎ。そこまで若者受けを狙うか!?だってEクラスだよ・・?ちょっと落ち着きのないフェイスはいかがなものか。流行りのLEDもてんこ盛りらしい。

 もってのほかは、グリルのでかいスリーポインテッドスター。ついにEクラスにまで。これは真のスポーツモデルだけにすべきだと思うよ、メルセデスさん。これも恐らく若者受け狙い。
 こんなものつけなくても、メルセデスはどこからみてもメルセデスであればいい。むしろマークは控え目がカッコイイと思う。(Cと同じでアバンギャルド以外にはつかないので、ぜひそちらを選びたい)

 クルマの常で、実物見ないとなんとも言えないけどさ、今回の第一印象はちょっとがっかりだなぁ。
 それにしてもW212になって厳ついデザインに戻したものを何故いとも簡単にやわらかデザインに戻したんだろうね?まさかホントに僕のブログでの意見が通ったとは思えない・・(笑)。
 これがのちのち、W212後期モデルといわれるのだろうけど、こうなったらW212は前期モデルの中古車市場人気がしばらく落ちないかもね

 でも、きっと乗ってみると素晴らしいクルマなんだろなぁ。それもメルセデスの常なんだよねぇ・・。

■ リコール

2012年12月08日 | Eワゴン
 ヤナセさんから先月リコールのお知らせが届きました。
 まあ、大した内容ではないのでそのうちに・・と思っていましたが、昨日所用が早めに終わったため、ヤナセで働く友人に連絡して車を持ち込みました。
 作業は1時間半くらいでできるとのことでしたが、一応代車を出してもらって、その間ららぽーとでお買物。戻るともう出来上がっていました。


 Eクラスワゴンにはオートレベライザーがついていて、荷室に重い荷物を載せたりすると自動で車高を調節してくれます。ワゴンの場合、重い荷物をリアに載せると後ろが下がり前輪の荷重がぬけてしまうなど走行に支障がでるのですが、それを回避する機能です。
 今回のリコールはそのセンサー周りのロッド部品に欠陥がある事例が本国で見つかったとのことで、当該ロットのクルマの部品を全部取り替えるというものでした。つまりセダンは関係なく、ワゴンだけのリコール。しかもW211の特定ロットだけだそうです。
 トラブルはドイツ本国では報告されているものの日本では事例がないそうですが、それでも全部取り替えるんですからやっぱりグローバルプロダクトの企業は大変ですねぇ。

 施工後のインプレッションとしては、・・・まぁ何も変わりません。それより久しぶりに代車で乗ったW210の重厚感が懐かしかった。それ以前に比べて重厚さがなくなったと評されたW210でしたが、いやいや十分に重厚さを感じました。


 さて、Eワゴンはそろそろ冬支度。スタッドレスに履き替えて、バッテリーを・・・・あああっっ!夏にやろうとしていたバッテリー、交換するの忘れてたぜ〜っ!

■ チャイルドシート

2012年11月06日 | クルマ関連記事
 今回は会社の後輩から相談されたチャイルドシートの話題です

 我が家のクルマにはいまだにチャイルドシート(ジュニアシート)が付いていますが、今年、遅ればせながらシートバックを外して、ついにジュニアシートの最終形である座面だけの状態になっています(写真)。子供は小学2年生です。

 法的には小学生になればチャイルドシートの義務はなくなるのですが、メーカーは4年生くらいまで利用することを推奨しています

 うちもさすがに4年生までつけるつもりはないのですが、まあ、エリーゼではチャイルドシートに乗せないと前が見えないというし、Eワゴンではシートベルトの肩ベルト位置が適正な位置に来ないと感じていたため、ずーっとつけてきました。

 我が家では赤ん坊のころどんなに泣いても必ずベビーシートに座らせて(寝かせて)いました。
 ベビーシートに乗せると泣き出してしまうという理由で、ベルトを緩めて寝かせるだけにしていたり、泣けば母親が抱っこしているケースを見かけますが、本当にかわいそうなのは事故でケガをすることだと思います。

 これはもう慣れです。泣くからかわいそうという理由で外していれば、子供は「泣けば解放される」と学んでしまいます。うちは双子だったので乗せておかざるを得なかったという理由もあるのですが、おかげでふたりともシートベルトはいまでもキッチリとつける習慣がついています。お友達に「まだチャイルドシートつけてんのかよぉ?」と言われても平然として「だって事故ったら危ないじゃん」と答えています。えらいえらい・・(笑)。

 なぜ私自身が子供に対して厳しくベルト着用をさせてきたかといえば、それはもう、あのアルファロメオチャレンジ予選でのクラッシュ経験にほかなりません。あのとき僕は4点式シートベルトのおかげで、クルマのAピラーから先がくの字に曲がってしまうようなクラッシュだったにもかかわらず、かすり傷一つ負いませんでした。



 よく交通事故で「60km/hでぶつかった」などと聞きますが、本当にぶつかった瞬間に時速60km出ていたらクルマはぐしゃぐしゃに大破し、乗員は酷いことになるそうです。たいていの事故はその瞬間にブレーキをかけたり、スピンしたりして、ぶつかる瞬間は時速20kmとかまで落ちているそうです。それでもクルマは大きく壊れ、乗員は怪我をします。

 私の場合、筑波サーキットのダンロップブリッジで滑り、それを立て直すためにアクセルを踏んだため、実際にぶつかったときには本当にまだスピードが出ていたのです。それでも怪我ひとつしなかったのは、(スポンジバリアの効果もあるけど)やはりベルトやヘルメットの安全装備のおかげなんです。もしもベルトをしていなければ大変なことになっていたでしょう。

 学生時代にアルバイトをしていた洋服屋は用賀駅前の接触事故の多い交差点にあったのですが、しょっちゅう車同士がぶつかり、僕が119番通報をしていました。たいした速度ではないのでクルマは大ごとにはならないのですが、抱いていた赤ちゃんが窓ガラスに頭をぶつけて意識が無い!とお母さんが半狂乱になって店に飛び込んできたこともありました(当時はチャイルドシートは義務化されていませんでした)。

 チャイルドシートとは関係ありませんが、飲酒運転のトラックが突っ込んでクルマが炎上し親の目の前で子供が焼け死んだ用賀インターの事故、同じく飲酒公務員が追突しクルマが橋から転落して後席の子供が溺死し事故など、同乗していた子供が被害者になる事故は記憶から離れず、いまだに胸が締めつけられる思いです。



 そういった経験から、鉄製のガードレール、相対速度100km/h以上で走る対向車、こちらが止まっていても突っ込んでくる他車・・・と、サーキットより何百倍も危険な公道において、大事な子供を正しいベルト着用なしで乗せて走るなんてことは、僕には恐ろしくてとてもできないんです。
 いや、本当は多くの方も同じように考えているはずなんだけど、どこかで「今日、事故るとは思えない」という油断があるんですよねぇ。わかります。感覚はマヒしちゃうんです。
 でも一度、周囲の安全を確認したうえで思い切りフルブレーキを踏んで止まってみてください。思ってもみない物が後方から飛んでくると思いますよ。そしてその中には子供の身体も・・。


 んなわけで、子供を愛するならちゃんとベビーシートやチャイルドシート等の安全装備をしましょう、というお話でした。

 ちなみに、生まれてから1年くらいがベビーシートで、その後は幼児用チャイルドシートを2~3年間くらい、学童用ジュニアシートを2~4年くらい使います。価格が高いのは幼児用シートとベビーシートですね。

 ベビーシートはそのまま持ち運べたりベビーカーにつけられるものもあり安全性の優劣議論は絶えませんが、ベビーシートについてはとにかく取り付け(正しくしっかり)が肝心です。

 幼児用チャイルドシートはその製品選択に一番悩むところです。シート先進国の外国製が安全性・快適性が高いとされてきましたが、最近は国産もいいみたいです。子供の成長に合わせてベルト位置等をちゃんと調整しないと、子供がシートを嫌がる原因になります。なので座り心地も無視できないところです(そのへんも欧州製が良いとされてきた所以でもある)。

 他方、ジュニアシートはかなり安いです。ベビーシート・幼児用チャイルドシートが衝突時に子供をシート自身で守るのに対し、ジュニアシートはクルマのシートベルトを正しい位置で装着させるのが主目的ですので構造が簡単なのです。

 チャイルドとジュニアを兼用して長期間使える製品もありますが、おおむね上記の3期に分けるほうが安全性は高いとされています。
 特にベビーシートは使える期間が短いので知り合いからもらえるものならもらったほうがいい場合もありますが、子供用のシートは発展途上で改良が進んでいるので、あまりにも古いものはやめたほうが良いとされています。

 また、新品を購入した場合は市町村からたいてい補助金が交付されます。これを知らない人が多いのですが、結構な補助をしてくれる場合があるので是非購入前に市町村の制度を調べてみてください。

 

■ 【試乗インプレ】シトロエン DS5

2012年09月01日 | クルマ関連記事
 自分的に待望のシトロエン本命「DS5」がついに日本でビュー!さっそく試乗してきました。

 クルマで15分ほどのディーラーさんに到着すると、最近イケイケのシトロエンらしく、DS3、DS4、C5、C4、C3が勢ぞろいで輝いていました。・・さてさてDS5は?・・な〜い。どーゆーこと?と思ったら、まだ試乗車と納車にあてるのが精一杯で、展示車がないんだそうです。試乗車が先とは信じられないありがたい話(笑)。

 ちょうどそこへ試乗車が帰ってきたので、乗り込んでまずはディテールから確認させていただきました。
 なんつーか、航空機のコックピットをイメージした・・とか言われるけど、いやぁ悪乗りが過ぎますぜシトロエン様!・・・と微笑んでしまうくらい、本当にノリノリで作ったクルマ(だけど本気)だと感心しました。


■内装■
 試乗車にはあの時計のベルトをイメージしたオプションの革シート(下写真)が装備されていました。ちょっと硬そうでどうかな?と思っていたけど、これが意外や革質が柔らかいシート。これはいい意味で予想を裏切られました。デザインと乗り心地を両立させた素敵なシートだと思います。僕ならこのオプションシート是非つけたいですね。色は赤がいいなぁ。



 運転席に座ると操縦桿を思わせるステアリングの向こうに真っ暗な3面メータースクリーン。エンジンスイッチを押すと少し間を置いてここにメーター類が映し出されます。なんだかBGMで「トップガン」が流れてきそうな雰囲気。
 天井を見上げると運転席・助手席・リアシートに3分割された巨大なガラスルーフが開放感を演出します。そして運転席・助手席の間の天井には、日本でも一時期流行った「オーバーヘッドコンソール」にスイッチがずらっとならんでいます(下写真)。これまた航空機のコックピットを思わせるわけです。
 ただし、この辺のスイッチをしょっちゅういじるかというとそうではなさそう。ここにたくさん並んだスイッチは、3つの「サンシェード」の電動スイッチと「ヘッドアップディスプレイ」の調整のためのもの。普段は「サンシェード」しかいじる機会はないでしょう(笑)。
 さてその「ヘッドアップディスプレイ」とは、運転席前方ガラスの前に電動で立ち上がってくる透明のモニターのことです。ここにスピード等の情報が映し出されることで、ドライバーがメーターへ視線を落とさずに情報を読み取れるというものです。・・・いらないでしょ?いらないと思いますよ(笑)。いや、これつけたうえで、いっそのことメーターのほうを廃止するくらいの英断をシトロエンには期待してしまいます。
 ただ、このヘッドアップディスプレイも実は「悪乗りといえるほどの遊び心」だと思うんです。宇宙戦艦ヤマトの波動砲を撃つ時の、または戦闘機の機関銃の標的照射スコープみたい。オーナーの方は、絶対スイッチを押す時、一度は「ターゲットスコープオープン!!」と叫ぶはずです(爆)。

 内装全体の質感はもう、ちょっと前の「フランス車のチープさ」は感じられません。細かいところまでしっかり作りこまれた感じです。リアシートに座っても、ドアや周辺に手抜きは感じられません。手触りや、シフトレバーのタッチも重厚で好感触です。やればできるじゃんってかんじです。

 内装に関して総じて言えば、質感良し、遊び心満載、デザイン良しで、個人的には素晴らしいと思いました。




■外装■
 このデザインが嫌いな人は、もうシトロエンになど最初から興味などないでしょう。僕は美しく、奇抜で、カッコイイと思いました。横から見ると流れるようなボディラインが美しい。長いフロントオーバーハングもシトロエンらしい。
 発表された時の僕の感想は「デザイン画からそのまま抜け出してきたようなクルマ」、でした。実物はそこまでとは言いませんがやはり大胆で美しい。想像していたより全長が短いのですが、幅は広く高さは低い。結果として流麗な美しいデザインで、見る者をハッとさせます。
 普段は保育園の送り迎えなんかにかっこいい奥様に乗りこなしていただきたい。それでいて休日は家族4人がしっかりと乗れて、おしゃれなご家族が似合う。数々のギミックに子供も喜ぶこと間違いなし、ですね。



 全体デザインも奇抜ですが、やはり目を引くのはヘッドライト上からフロントドアまで伸びるサーベルライン(上写真)。これだけでもほかのなんの車にも似ていない特徴といえます。
 さらに流れるルーフはリアに行くと低くなり、なんとルーフの後端(どこが後端かわからないけど(笑))にあるリアスポイラーより前方のルーフが後方視界を得るようにガラスになっているという不思議さ。じっくり見ているとそんな奇抜さの発見が飽きさせない。
 テールランプの形状もびっくり。まるでジェットエンジンのバーナーのようなイメージにえぐれているんです(下写真)。ここから炎が出てきそう。
 いやいや、シトロエンさんもう一回言わせてください。「悪乗りもえーかげんにせーよっ!(笑)」拍手!ほんとに素晴らしい!!




■ユーティリティ■
 奇抜なデザインで一番犠牲になりやすいユーティリティのチェックです。
 まず、運転席のポジションをあわせようとしたところ、ちょっとしっくりこなくてシートの前後位置が決めづらかった。これは最近多いAピラーを寝かせて前方へ伸ばしているからか、慣れないと自分の位置が後ろ過ぎる気がするためです。当然慣れれば問題ないのでしょう。
 さらに、ABペダルが若干上から踏みつける感覚(これもそういうクルマから乗り換えれば気にならない範囲)なのでポジションが決めにくいのかもしれませんね。

 運転席の位置を決めて後席に乗ってみると、ん~まぁ狭くはない。足元が狭いかと思ったけど、僕の身長だとヘッドクリアランスの方が若干気になるくらいです。ガラスルーフの開放感で狭い感じはあまりしませんでした。

 問題は荷室です。最初に書き忘れましたが、DS5はこんな形をしていますがワゴンではありません(笑)。無理やりカテゴライズすればハッチバックっぽいかなぁ。で、ワゴンみたいに荷室を期待しすぎるとブッブー。荷室はセダン並と思ってください。しかも開口部が狭いので積み下ろしが辛そう。ゴルフバッグは横向きには入らないと思います。4人でゴルフ行くのは無理。3人でもシート倒さないと無理。そんな感じです。DS5はC5のDS版ではなく、ベースがC4だからかな。
 どうしてもシトロエンで荷物を積みたい方は、当面、「ピカソ」を選ぶしかありません。「C5ツーリング」は生産終了ですので。
 念のためですが、荷室容量に関して、普通の使い方をするのに支障があるわけでは決してないです。うちのようにキャンプに行ったり、ホッケーの道具を2人分も3人分も載せるのには無理がある、ということです。


■動力性能■
 スタートスイッチを押してエンジンをかけると、1.6リッターツインスクロールターボのエンジンが軽〜く始動します。手応えのあるシフトレバーをDレンジに入れて、サイドブレーキのリリースボタンを押し、アクセルを踏み込むとスルスルと軽い加速をしてくれます。決して力強いわけでもなく、回転上昇に感動があるわけでもないのですが、これはこれで十分な力感です。
 それなりに加速がしたくて踏み込むと結構唸るエンジンですが、アクセルを戻すと室内はまた穏やかで静かな空間に戻ります。
 今やシトロエンのエンジンは大きな排気量はなく、なんとこの1.6ターボが最大となってしまいました。それはそれでシトロエンらしくていいと思いますが、高速道路で本当に不満はないかといわれるとどうなのかな?と思ってしまいます。必要十分だけど、余裕があるとはちょっと思えないからです。

 ATは6速です。日本製らしいのですが味付けはこれまた独特です。スタートダッシュで踏み込んだあとにシフトアップしようとわざとアクセルを戻すとシフトアップせずにギアを低いままにキープしようとします。むしろアクセルを完全には戻さず軽く踏んでいる状態(つまりは巡航状態)にしてやるとポンポンとシフトアップしていってくれます。このあたりははっきりしていて面白い。
 シフトアップの方もMTのようなエンジン音のシフトチェンジが感じられます。一瞬、ツインクラッチATなのかと思いましたから。

 このクルマ、ハイドロではなくコイルスプリングですが、その乗り心地は決して期待を裏切るものではありません。シトロエンのイメージをもって乗ると若干硬めな印象ですが、これはDSシリーズとしての狙いのでしょう。このディーラーさんの試乗コースはなかなかいいコースでしたが、全般にわたって、コーナーではしっかりしていながらも乗り心地は良いと思いましたから。

 ごめんなさい。動力性能に関してはこのクルマは「ギンギン走る性格の車」ではないので、あまりいろいろ試せませんでした。パワーに余裕こそありませんが、長距離は得意そうに思えました。確かに狙いはグランドツーリングという感じです。

 ブレーキのフィールはとっても頼りないので本来ならコメントしたいところなのですが、これが街中で乗っている分にはとても優しくて気持ちいいのでOKということで・・。
 

■その他■
 このクルマ、ワイパーが真ん中から外側に動くタイプですが、右ハンドルにしっかり対応していました。なんでそんなこと書くかというとDS4は左ハンドル仕様のままだからです。

 あと、バックミラーのなかにモニターがあって、始動時死角になる左サイドやバック時の後方映像を映し出してくれます。とてもかっこいいけど見やすいとは言えないので、これはぜひナビモニターに映して欲しいところです。ちなみにナビは国産後付オプションなのでそれができないのだと思います。


■まとめ■
 実際小さいわけではありませんが、1.6小排気量車のくせになんか重厚な感じのするどっしりとしたクルマでした(ま、1.5tもあるんで本当に重いんですけど)。若々しいのに落ち着きもあり、美しいのに遊び心もある。
 贅沢を言えば、もう少し力強さと荷室容量が欲しかった。
 この車のイメージに合うような洗練されたディーゼルターボがほしいです。5年後、子供たちがキャンプもホッケーもやめていたら(笑)中古車購入候補です!。


■ 【試乗インプレ】メルセデスベンツE250(W212/StationWagon)

2012年07月08日 | クルマ関連記事
 E250 ブルーエフィシェンシー ステーションワゴンに試乗しました

 いや今回は「試乗」ではなく、数日お借りするラッキーなことに(笑)。うちのCDIワゴン君(W211型)がもうすぐ1年の保証期間が切れるのでヤナセさんで入院点検してもらうことになり、その代車としてまだ走行800kmの新車のEワゴンを貸してもらったのです。ホント、持つべきものは友達です(笑)

 で、借りといてなんですが(笑)、以前も書いたように僕は現行型のEクラス(W212型)が好きではない・・。正しく言うとそのデザインが好きではない。
 W210で丸目の親しみやすいデザインで「威張り」を捨て、さらにW211でスマートになり、もう「迫力と威張り」のイメージではないメルセデスに生まれ変わったと思ったら、このW212でまたゴツくなってしまったEクラス。なんか、装甲車というか鉄仮面というかエレガントさがないと思うんですよね~。
 特に最近発表されたEクラスカブリオレなんて、僕に言わせれば「すね毛の生えたマダムがピンクフリルのついたミニスカートを履いてる」みたいなイメージ(失礼。ヤナセ営業のお友達に怒られそう・・(笑))です
 話はそれるけどレガシイも同じように、でかく、装甲車みたいになってきましたよねぇ。5ナンバー枠にこだわっていた節度ある頃が懐かしいです。

 そんなわけで全く興味のなかった現行Eクラス/W212ですが、こんなかたちでレポートできることになるとは思ってもいませんでした。
がっ、結論から言うと、いろんな意味で「目からうろこ」の試乗になっちゃいました

    


 ヤナセさんでクルマを入れ替えて、そのまま子供のホッケーの試合に行くため家族と荷物を載せ替え、急いでスタート・・・しようとおもったらシフトレバーが無い。そうそう最近のメルセデスはコラムにATシフトスイッチがあるんでしたっけね。これ、慣れるまでは左手がシフトレバーのところで空を切る(笑)。でも慣れるとステアリングから手を離さず前進・後退を切り替えられて、車庫入れ切り返しなどでかな~り便利でした。
 気に入らないのはドアを開けると勝手にシフトがニュートラルに変わってクルマが動かなくなること。最近のクルマは窓位置が高くてサイド後方を確認しづらく、後進時には運転席ドアを開けて後方確認をしたくなるケースも多いのですが、このクルマはバックしていてもドアを開けた瞬間に止まってしまう。もちろん安全のためではありますが、かなり余計なお世話でもあります



 メーター内にはEクラスの絵が出てきたり(写真)、いろんな情報が美しく表示されて便利だけど、W211以降どんどん派手になってきたことには若干の抵抗感もあります。ただ、メルセデスのメーター類は相変わらず非常に見やすいといえます

 幹線道路を走りだし、新横浜へ向けて片側4車線道路を飛ばします。空いている左車線を進んだのち、右折のためにそろそろ右車線へ移ろうとウィンカーを出したら「ピーッピーッ」っと警告音。何かと思ったら、ドアミラーに三角のマークが点灯して死角(右後方)にクルマがいることを警告してくれました。「アクティブブラインドスポットサポート」っていうんだって、これ。このときはミラーでも確認できていたのですが、本当に死角に入ってしまっているときに警告してくれるのは確かに安全かもしれません
 さらに帰り道、対向車のいない明るい住宅街でハイビームにしてみたらライトが上を向かない。なにこれ?壊れてるのかな?と思ってそのままにしておいたら、暗い畑道になったとたんに勝手にハイビーーーーム!!むむ、これが「インテリジェントライトシステム」ってやつか。余談ですが、メルセデスのヘッドライトは明るい。W210まではヘッドライトレンズの大きさが効いていた気がしますが、W211以降では配光をちゃんと設計して実現した明るさといえそうです。HIDライトがいたずらに青白くないのも、雨天時の乱反射を抑え、見やすさと大人っぽさを演出しています。
 また、ステアリングに連動してライトが動きカーブの先を照らしてくれる「アクティブヘッドライト」は、W211からさらに進化して動き幅も大きくなりました。かなりしっかりと視線の先を照らしてくれます。また、ウィンカーやステアリングに連動するコーナーリングランプはW211のようにフォグランプではなく、ヘッドライトユニットに内蔵されました。
 そのほかW211ですごーく軽くなって残念に思ったパワーステアリングは、W212でますます軽くなりました(t_t)。そもそも昔は、ある程度の重さを持ってそのかわり大きめのステアリングにする・・が信条だったメルセデスが、よくもまぁここまで変わったものです。もはやぜんぜん日本車とかわらない操作系の感触に、少し残念な気持ちです。メルセデスも相当日本車を意識しているのだと思います。
 そうそう、いまどきのクルマなのでアイドリングストップがついていました。でもこのクルマ、もともとアイドリングが静かで振動もほとんどないので、最初はエンジンが止まったことに気づかず。タコメーターをみて「あ、止まってるんだ」・・って感じ。もちろん走りだしの違和感はありません。上り坂でアイドルストップしたときの発進では少し後退するのが気になりますが、これはブレーキを深く踏んで固定する「坂道発進サポート機能」を利用しろってことかな。

    


 さて次に動力系のレポートです。いやいや、これにはいい意味で参りました
 まず、このE250は衝撃の1.8Lの4気筒ターボエンジンを積んだEクラス。僕は、いくらエコとはいえEクラスが1800ccの4気筒ってどーなのさ?・・・と、正直思っていました。パワーはターボでごまかせてもフィーリングはごまかせないはずだから。・・・ですが、このエンジンはなかなかのものでした。
 体感的には全く大排気量車と遜色がない。低回転からトルクが湧き出して、さほどアクセルを踏み込まなくても十分に加速するので、メルセデスらしい余裕を持った走りも可能です。トルクは31.6kgと、55.1kgもあるディーゼルのCDIにはとても及ばないのですが、体感的にはそこまでの差は感じられない。
 確かに、アクセルを踏み込んで回転をあげていくと、軽々しいグォーっという4気筒の騒々しさはあるのですが、それとてイヴォークで感じたほどの「唸り」ではありませんでした。
 さらに組み合わされる7速ATが優秀。低回転から効くターボに合わせて、早め早めにどんどんシフトアップして行きます。市街地でも積極的に5~6速を使っているようです。手元のパドルを引いて強制的にシフトアップすれば、50km/hくらいで街なかを流しているときには1200回転くらいで走れてしまう。まるでディーゼルのようです。
 そんなペースで市街地走行をしていると、燃費は8km/Lを簡単に超えます。ちなみにE320CDIで同じ走り方をするとだいたい7.5km/l~同程度くらいでしょうか(軽油ですからCDIの方がコストは安いですけど)。
 メルセデスでは、燃費のために4気筒の小排気量ターボエンジンとしつつも、その出力特性を低回転重視にしたのでしょう。いや、数値で見ても204ps/5500rpmは大したものですが、高回転でパワーを稼ぐのでは4気筒の騒々しさ・荒さがEクラスユーザーには受け入れられないはず。なので低回転でしっかりと豊かなトルクを生みだし、余裕のある走りを演出するとともに、回転の低さで燃費も稼ぐ・・という印象です

 そもそも、CDIワゴン(W211)と、このE250ワゴン(W212)の新車価格が266万円(!)も違うのにも驚きですが、いやぁ、そんな差は残念ながら感じられませんなぁ。


 さて、ここからがこのレポートで特筆しておきたいことです(^^)/。
 このクルマ、重量は1,790kgと、うちのCDIより130kgも軽いのですが、実際にはもっと軽く感じます。発進や加速時の話ではなく、このE250ではステアリングを切った時のノーズの動きがとても軽くて気持ちいいんです。交差点ひとつ曲がれば違いがわかります。
 ロールしながら「どっこいしょっ」と曲がるCDIに比べて、ひらりと身をひるがえす感じ。なるべく直線的に走りたいCDIに対し、積極的に曲がりたくなるE250。ちょっとCクラスの乗り味に似ている気がしましたね。

 ・・・そう書いていて、はっと気づきました。僕はCDIワゴンの購入時インプレで、「メルセデスの得意分野である高速走行で、グラッとくるこの不安定感が気持ち悪い!」とレポートしましたが、それって、ディーゼルエンジンの重さから来るものだったのではないでしょうか。
 高速道路でのフワフワ感も重量があるから収束しづらく、レーンチェンジのグラッとくる感じも、重さや重心の高さによるものかもしれない・・。
 アルファロメオ156でも4気筒モデルとV6モデルでは動きが違いましたが、このノーズにある重量物の重さは、やはりクルマの動きに大きな影響を与えるということですね。



 最初に述べたように、デザイン的には今もあまり好きではないW212のEクラスですが、クルマとしての出来は素晴らしい。その「素晴らしさ」は当然日本車同様のおせっかい装備の事ではありません。1.8L4気筒ながら静かで余裕の走りを生み出すエンジン性能、それを引き出している7速AT、そして(副産物かもしれませんが)軽いノーズによる軽快なハンドリングです。
 うむむ、ゴツいデザインで重そうな印象だったW212が、(大きなエンジンのモデルは知りませんが)軽快なクルマのイメージに変わってしまいました(笑)。

 やはりクルマは軽いことが一番!です。
 ・・・しばらくヤナセさんに返したくなくなるクルマでした。

■ CDIワゴン初車検

2012年06月30日 | Eワゴン
 先日、CDIワゴン、中古購入後初の車検を実施しました。ヤナセさんの代車は上記写真の黒いSL65でした(うそ~)。

 車検といっても購入後1年ですから何も不具合はありません。7月上旬には購入1年のヤナセさん保証が切れるので、必死に不具合の兆しを考えたのですが・・・何もない。
 消耗品も購入時にタイヤ4本、ブレーキパッド・ローターまで新品にしてもらっているので、今回はオイル交換くらいなものです。

 事前に預けておいたキーで水曜の午前中に自宅ガレージから持っていってもらい、金曜の夕方には戻してくれていました。あまりにも何も変化がないので書くこともないのですが(笑)。

 ただ、1点、以前から気になっていたことがあります。本当に3ヶ月に一度くらいなのですが、街のりでトロトロ走っているときにATが3速から上に上がらなくなることがあったのです。3速まであがれば大して回転をあげなくても60km/hくらいで巡航してしまうため全く支障ないのですが、どうにも気持ち悪い。へんだな・・と思っても、直後の信号待ちのあと再度スタートするともう再発しません。
 どうせ預けても再現しないだろうとは思いつつ、ATの不具合だと始末が悪いので、一応保証が切れる前に言っておくことにしました。

 車検整備期間中、ヤナセさんではやはり再現しなかったのですが、車検の1週間後にまた預かって調べてみるといってくれました。さすがヤナセさんですね。是非保証範囲内でお願いします(笑)。

 さて、今回の車検では、W211でママに好評だったフロントスクリーンの撥水加工「ヤナセクリアビュー」の施工をお願いしました。油膜をしっかり取り除いた上で施工してくれて、雨の夕方などの視界が見違えるようになります。ちょうど入梅したためタイミングとしてはよかったのではないでしょうか。

 もう一つ今回は、ヤナセさんの案内状にあったボディガードの貼付をお願いしました。これは3M社製の強度のある透明特殊フィルムで、ドアノブやドアエッジ、ワゴンのリアバンパーなどに貼ることでボディのキズを防止するものです。
 うちのクルマの日常の主たる用途は現在子供のホッケー送迎なのですが、ホッケーの荷物はとても大きく重い。それらをトランクから子供たちに引きずり下ろされると、バンパーがキズだらけになるのです。そのため、昨夏に自分でオート●ックスさんで汎用のキズ防止ビニールシートを買ってきて貼っていたのですが、これが最近変色して黄色くなってきました。しかも貼り方が下手だから隅っこからゴミが入って汚い・・。なので今回それをはがし、プロの手にゆだねることにしました。



 before-afterは上記写真の通りです。とりあえず新車時のようにきれいになりました。このキズ防止フィルム、1セットで工賃込みで4万円以上。うちはそこまで出せないので、ヤナセさんにお願いしてリアバンパー上部だけを施工してもらいました。


 購入後、約1年たったCDIワゴンですが、現時点では概ね不満はありません。
 曲がるとやっぱり重い車だなぁ・・とは思いますが、直線ではそれを感じさせない豊かなトルクに十分満足です。ま、長距離高速道路重視の選択だからこれでいいのです。
 これからも家族とたくさんの荷物を載せて、元気に安全に楽に遠くまで・・走ってくれると思います。

■ レンジローバー イヴォーク試乗

2012年06月03日 | クルマ関連記事
 5月13日のこと、急に思い立ってレンジローバー・イヴォークを見に行ってきました。

 昔パジェロ・ロングに乗ってはいましたが、車の「動き」を楽しむようになってここ10数年、正直言って背の高い車にはまったく魅力を感じませんでした。クルマは軽快であることが一番だと思っています。たとえ家族車だろうがなんだろうが、物理の法則にしたがって動くものは「軽いこと」「重心が低いこと」がその動きの気持ちよさに直結するわけです。地球上にいる限りいくらエンジンの出力を高めても、足回りを固めてもごまかせるものではない。
 とまぁ、そんなこと言っていても、通常クルマ家族や荷物も運べないと困るわけで、子供がもっと成長して両親も年老いたらうちもいつか冷蔵庫(ワンボックスのこと)に乗らにゃいかんのかなぁと危惧はしています。
 実はすでに、子供がアイスホッケーをやりだし、毎年キャンプにも行き、1シーズンに何回もスキー場に行くようになると、最近は荷物がつめて車高の高い「クロカン4駆」がまた急に便利そうに見えてました(笑)。
 できることなら、アウディQ7とか、ポルシェカイエンとかがいいけど、価格も高いし普段そんな図体で走る必要もない。BMWのX1とかアウディQ3が正しい選択じゃないかなとも思うのですが、微妙にぴったりの車がないんです。

 そんななか登場したのが本日ご紹介する「レンジローバー・イヴォーク」。

 レンジローバーは、「オフロードのロールスロイス」とまでいわれた質感と乗り心地、イギリス車らしいテイストをもった高級ブランドであり、ちょっと僕や妻が乗れるイメージではなかったのですが、昨年、発表されると同時に世界中で注目を浴びたこのイヴォークは、これまでのレンジとはまったく異なる若々しくカッコイイ、魅力的なモデルなのです。

1.デザイン
 なんといってもこれまでのレンジにはなかったカッコいいデザイン。この手の車のなかでは低く精悍であり、都会的でもあり、力強くもあり、スマートでもある。3ドアはもちろんですが、5ドアでもデザインを犠牲にすることなく素敵。ボディカラーも多数用意されていて美しささえ感じます。僕はレッドが気に入りました。
 このクルマの特徴といえると思うのですが、全幅は1.9mとEクラスよりでかいのに、全長はX1より短いというのです。ワイドなのでX1よりでかく見えますが実はそうではない。そーゆーの、好きです(笑)。

2.4気筒エンジン
 エンジンは4気筒ターボ。V型8気筒4リッター超のでっかいエンジンで重い車体を豪快に引っ張るこれまでのレンジとは違い、軽快で、燃費にも配慮したイマドキのクルマになっています。

3.手ごろな価格
 個人的にはまったく手ごろだとは思っていませんが(笑)、あのレンジローバーがこの値段といえば確かに安いっちゃあ、安い。車両本体価格は450万円~590万円(オプション別)となっています。



 さて、これらを踏まえての実車インプレッションです。

1.デザイン
 うむむ・・・やはりかっこよかったです。当日はたくさんのレンジローバー/ランドローバーオーナーの方が見に来ていましたが、今回のターゲットはもう少し若い人とか違った層の人たちの気がします。または、レンジが好きで長年乗ってきたけど、やはり重くて大きくて疲れてきた・・っていう方にはぴったりかもしれません。
 全長の短さは居住性には全く影響していないと思います。5ドアもカッコイイ。3ドアより3cm背が高いのですが、ルーフ色の異なる2トーンカラーにすれば全然気にならなくなると思います。
 このクルマの最大の魅力はやはりカッコよさだと思いました。

2.4気筒エンジン
 僕が一番疑問視していたのがこれ。いくらなんでもレンジに4気筒はどうかな?と思っていました。
 結論から言えば、僕的には心配は的中でした。アイドリングではまったく振動もなくさすがレンジ。静かでまったくエンジン音も聞こえません。しかしひとたびアクセルを踏むと、やはり4気筒のうなるエンジン音。デザインも、外装も、内装も高級車そのものの質感にあって、このエンジンのうなる音だけはイメージとかけ離れていると思いました。
 営業マン氏は僕の心配に対して、「低速ターボでかなり下からもりもりと力が出ますから」と説明していましたが、僕は力不足を心配したのではなく、4気筒エンジンの音とか落ち着きのなさを懸念していたんです。
 いや、むしろダッシュ力はかなりのものです。動力的には何の不満もありません。このボディをよくも2リッターで軽々と動かすものだと感心しましたが、逆にターボ効かせすぎじゃない?!とも思いました。僕はもう少しアクセルにも落ち着きがあったほうがいいです。とっても高級なクルマにやんちゃなライトエンジンを載せたような印象です。

 しかしこの評価は僕がレンジローバーを意識しすぎているのかもしれません。「時代は変わって、レンジローバーが小型ライトクロカンを発売したんだよ」といわれれば全てが納得いきます。でも・・。

3.手ごろな価格?!
 価格は、仕様やロットの問題でなんと3ドアのほうがお高くて、3ドア470万円~590万円、5ドア450万円~578万円となっています。
 がっ!これは「えっ!レンジがこの値段!!」と驚かせるためのトリック(笑)。実は欲しい装備がことごとくオプションになっていて、それらをつけていくとやはり相応の価格になってしまいます。
 でもこの車の場合、必要なオプションはつけるべきであり、その結果高くなってしまう価格は、実はそれが本来のこのクルマの価格なんだ!と思うべきではないでしょうかね。
 やっぱりこのクルマは高級ブランド車なんでしょう。歴史と誇りを持った英国の雄レンジローバー様なんです。皮革と木目とアルミのセンス高い内装なんてホントに惚れ惚れします(写真)。信号待ちでつい撫でてしまいます。皮のステアリングなんて握っているだけで幸せな気分になるほど手触りがいい。メルセデスの革ステアリングなんて硬くてかさかさで比較になりません。ドイツと英国のものづくりの違いそのものでしょう。




4.多彩なオプション
 たとえばガラストップは重量が重くなるのでスポーツカーなら敬遠するところですが、こういうクルマにはうれしい装備。かなり開放的であり、後席に乗った娘がみなとみらいの摩天楼のような景色や観覧車などを見つけて大喜びでした。これは9万円のオプションです。
 電動リアゲートなんていらないですか?それがねぇ、慣れちゃうと便利なんです。子供でも開閉ができるし、買い物で手がふさがっているときなど大変便利です。これは7万円!のオプションです。
 そほほかDVDナビが31万円、キセノンヘッドライトが4万~10万円、さらに電動シートも標準でない。(パッケージには入っているのかな?)。
 こんなにオプション設定にしてそこまで敷居を下げるか!って感じです。




 まあ文句はそのくらいにして乗ってみましょう。

■試乗インプレッション
 エンジンをかけるとその静かさに4気筒であることを忘れます。振動もありません。そしてオーディオが小さな音で美しい音楽を奏でています。11個もスピーカーがあるそうです。外の音が遮断されているのでとても快適で静かな中、美しい音楽を楽しむことができます。さすがです。高級車です。
 がっ、信号が青になりアクセルを踏み込んだとたん、クルマのイメージは一変します。かなり低速からモリモリと力が湧いて、少し落ち着きがないとも思えるほどのダッシュを見せます。こんなにターボが効かなくてもいいのになぁ。
 そしてアクセルを踏み続ければ、前述した4気筒エンジンのうなりが結構響きます。クラシック音楽を静かに奏でていた室内の空気が変わり、ちょっと大人気ない。もちろん、そうーっとアクセルを踏めばいいのですけど。そのあたりは落ち着きに欠けるといわざるを得ない。オーナーさんがこのクルマに求める価値観次第ではありますが、僕自身は「違う」と感じました。
 いやさ、そうくるならぜひディーゼルがほしいぜ。この点、正規ディーラーさんとしてはまったくのゼロ回答。日本の規制に適合させるためには100万円くらいかかりそうなので正規輸入はしないだろう・・・とのことです(並行輸入はされています)。

 さて、一方で乗り心地はといえば、これはとろけると言ってもいいでしょう。でかいタイヤに長いストロークの足、そしてレンジローバー様ですから、乗り心地が悪いはずがない。シートも出来がよくてゆったりソファのようです。乗り心地に関しては本当にEクラスなんかよりしっとりとして、英国車らしい上質感を堪能できます。路面の凹凸なんて気付きもしないっす。

 操作系ですが、ATのセレクターレバーはダイヤル式になっていて、エンジンをかけるとウィーンとせりあがってきます。ダイヤルをPからDにすると自動的にサイドブレーキが解除されます。ATは6速で、ステアリング裏のパドルシフトで操作できます。ただ、流行のツインクラッチなどではなく普通のATです。まぁ、これはこれで問題ないし、このクルマにはあっている感じがします。
 また、窓の上下高がないので室内は圧迫感があるかと思いきや、そんなことはない。窓が小さいなと感じるのは後方視界のみです。その後方にはテレビカメラがついていて、ドアミラーのカメラや前方カメラと合わせて、クルマの周囲をモニターに映し出してくれます。バンパーにはセンサーもついていて、接近するとワーニングを発してくれるそうで奥様の運転も安心です



 試乗したクルマは実用度の高い5ドアのほうでタイヤは17インチでした。だから乗り心地は特に良くとろけるようでした。そして内装はアイボリー&ダークチェリーという高級感あふれるレザー。ダッシュボードの革のステッチまでが美しい。アクセルを踏み込まなければ本当に高級イギリス車に乗っている雰囲気がプンプンしていました。ステアリングの手触りもいつまでも触っていたいほどでクセになりそうです。そういえば昔ジャガーのXJに試乗したときに同じことを書きましたっけね。「いつまでも乗っていたいと感じた」と。このクルマもエンジンが静かならずっと乗っていたい感じがします。
 5ドアと3ドアに大きな差はありません。デザインもそりゃ3ドアの方がかっこいいですけど、5ドアも全くスタイルを犠牲にしていません。素敵です、カッコイイです、欲しいです~。

                     ★

 総括します。
 良い点は書きはじめたらきりがない。でも自分で乗ってみないとわからない良さが多い車かもしれません。でもやっぱり一番はデザインかなぁ。
 NGな点はもう3つだけ。①4気筒ターボの落ち着きのなさ、②オプションだらけで結局高くなる価格、③いま注文しても1年待ち この3つです。あとはうちの場合は荷室が今よりわずかに狭くなってしまうこと(通常は必要十分だと思います)かな。
 我が家にとっては、5年後中古車買い替え候補としては有力なクルマが現れた感じがします(笑)。

 でも最後にもう一度だけ言わせてください。松任谷さんが何と言おうと(笑)、僕はこの4気筒エンジンがレンジのイメージではないと感じました。V6じゃダメだったのでしょうか(載らないのか)。そりゃ時代なのかもしれません、高級ライトクロカンを狙ったのかもしれません、でもレンジローバー様にはもう少しどっしり構えて落ち着いていて欲しかった気します。


■ 【試乗インプレ】アルファロメオジュリエッタ & FIAT500ツインエア

2012年02月11日 | クルマ関連記事
 ジュリエッタのデビューフェアに行ってきました。この日伺ったのは、グランドオープンをこのジュリエッタのデビューに合わせた「アルファロメオ横浜町田」さん。GSTさんの新店舗です。現在、僕の友人がここのメカニックとして働いています。

 この日はお店のオープンということで大盛況。イタリアンなおいしいコーヒーや、記念品までいただいちゃいました。



■アルファロメオジュリエッタ

 この日、ジュリエッタの試乗車は1750ccターボのクアドリフォリオ(235ps)と、1.4リッターターボのコンペティツィオーネ(170ps)。前者はMTだけなのでなかにはディーラーの営業マン氏に運転してもらって乗ってる人もいました。僕はこの日は「付き人」だったので試乗で運転はせず。コンペの後部座席に娘と二人で乗せてもらいました。

 なんだよ!試乗してないのかよっ!て言われるかもしれないけど、そのとおり。ごめんなさい。でも、結構いろいろ感じることはできましたのでちょっとだけレポートします。推測を避けるために最低限です。

・1.4のくせに動力性能的にはかなりのもの。だって170psだもの。僕の乗っていた156tsなんて2,000ccで155psですよっ。なので、大人3人+子供1人でも余裕綽々でした。

・剛性感は時代を感じさせるものでした。もう昔のアルファとは大違い。堅いシェルに包まれているがごとく。そのために却って路面のゴツゴツが伝わってくるところもありますが、乗り心地が悪いわけではない。いやむしろかなりよいです。

・試乗コースは3速に1度入るか入らないかくらいの半分渋滞コースだったため、フィーリングや加速感を感じることはできませんでした。このあたりは今度自分でドライブさせてもらってコメントしたいと思います。

・アイドリングストップはごく自然。アルファがアイドリングストップねぇ・・・と、ちょっと複雑な気持ちになりました。

・ツインクラッチの新型AT(TCT)は素晴らしい出来。さすが遅れて来ただけのことはある。セレスピードも味があったけど、これはこれで素晴らしい。乗せてもらっている限りは普通のATのように変速ショックもなくとても快適。しかし、しっかりとダイレクト感は感じられました。

・後席はルーフの絞り込みのせいか、僕の高い座高では少し頭回りが窮屈。でもデザイン優先はアルファの常。それにあえて言うほどではない範囲。大丈夫。

 昔、156の納車時には、新車なのに「イタリア車なんで、少々の塗装ムラとか合版の隙間の不均一なんて気にしないでください」と堂々と言われたものですが、いまやそんなことはない。品質はちゃんと世界に誇れるレベルになっている。アルファも実に成長したものだと思いました。と同時にちょっと寂しいような・・。




■FIAT500ツインエア

 この日はFIAT500ツインエアに試乗してきました。
 このクルマ、個人的には非常に興味を持っていて、発表時から絶対に試乗しようと思っていました。この日ジュリエッタの試乗は大混雑。なのでその間にツインエアに乗せてもらうことにしたのです。むしろ僕はこっちに興味があったりして

 そもそも僕はFIAT500が大好き。昔はオリジナルのチンクェチェント(500の意)に乗りたいと思っていましたが、なかなか叶わず。2008年に現在の新FIAT500がデビューし、これもなかなかいいクルマ。もちろん2008年のデビュー時には1.4、1.2ともに試乗しています。

 オリジナルのチンクは現代にはありえないあの小さな小さな車体に4人の大人が乗れる設計。エンジンは空冷の2気筒をリアに積んでいました。
 新型FIAT500は、2008年に1.4と1.2リッターのエンジンを積んで日本デビュー。外観はかわいらしいオリジナルのイメージを残したものの、中身は現代の小型シティカーになっていました。その後、オリジナル同様に期待された高性能「アバルト」モデルがデビューし、さらにフェラーリとのコラボ限定モデル「トリブート・フェラーリ」(180ps)まで発表されました。もちろん、DIESELやグッチなどのファッションメーカーとの共同制作車など限定車もたくさん出ています。
 そんななか、最後に出てきたのがこのツインエアなのです。いや、最後ではないか。この先ハイブリッドとかでるかもしれないし。でも最後に・・・と言いたかったのは、これぞオリジナルチンクェチェントに最も近いモデルという意味で、「トリ」だと言いたいのです。

 スペックは、なんと875cc。そしてオリジナルと同じ2気筒(!)エンジン。インタークーラーターボで出力は85psです(POP:215万円)。ちなみに1.2リッターモデル(POP:239万円)は69ps、1.4リッターは100ps、アバルト(299万円)は135ps、参考にトリブートフェラーリ様(570万円)は180psでございます。





 さて試乗です。
 ブレーキを軽く踏んでエンジンをかけようと思ったら、まちがえてアクセルを踏んでしまいました。ちょっとペダル類が左に寄ってるんですよね~。改めてエンジンをかけてアクセルをあおってみると、ぶい〜ん、ぶい〜んとおもちゃのような騒々しさ。(笑)
 多くの評論家が「おもしろい」という評したこのクルマ。表現としてはやはり「おもしろい」が適切だと思いました。
 875ccの2気筒で、しかもこのトールスタイルですから「走り」がおもしろいわけはない。じゃ、何がおもしろいのかといえば、オリジナルチンクェチェントを思わせる、もっさりしたエンジン音、振動、うるささを伴う室内の雰囲気かなぁ。
 今回試乗は仲良しの大人3人と子供1人(ディーラーの人も実はお友達)。騒々しい車内では多少声高にしゃべらなくてはならない。だから会話が自然とハイテンションになってそれがなんだか楽しいのかもしれない。

 いまどきのクルマにありえない「ぶいぶい走る感」がみんなを笑顔にしてしまう・・。

 一部の評論家はこんな楽しいクルマを日本のメーカーも見習えなんて言ってるけど、そりゃむり。こんな振動と騒音が車内に入り込むクルマを日本メーカーが作ったら、あなたがたはけちょんけちょんに言うでしょうに?フィアットだってオリジナルチンクへのオマージュが無ければこの騒々しさは許されなかったと思う。

 でもホントに楽しいですよ〜、アクセルを踏み込むとオリジナルチンクのようなぐもーっとした音が背中から聞こえて・・・えっ?なんで背中から?オリジナルはRRだけどこのクルマはFFのはず!・・いま気がつきましたよ。わざと排気音を騒々しく後ろから聞かせることでオリジナルのRRエンジンの雰囲気を演出しているのではないですかねぇ。考えすぎかなぁ。

 一方、騒々しさはともかくとして、満員状態のツインエア、R246の合流でアクセルを踏み込むと、おやおや?かなりイイ加速です。所詮875cc・・と思っていた先入観もあるのでしょうけど、全く“どんくさい”という感じはしません。しかもこのクルマのATはデュアロジック。そう、アルファのセレスピード同様にギアチェンジでハッキリと息継ぎをしながらMTのようにシフトアップして加速していきます。排気音が騒々しいだけに、そのMTのようなギアチェンジがハッキリ感じられて楽しい。もちろんシフトダウンでは自動でぶおん!と回転を合わせてくれます。

 まぁ高速道路ではさすがにつらいんだろうな・・・と思いますが、それはそれ、トラックの風にあおられないようにトコトコと走る500を想像すると楽しいですよね(雑誌等では高速走行もかなりイケると書いてありますが)。





 ところで、アルファロメオ横浜町田さんはあのGSTさんのお店ですが、現在2階にはアプルーブドカーと称して、アルファロメオやフィアットの楽しい中古車がたくさん置かれています。僕は試乗を待つ間に友人とともにこちらも散策してみました。FIAT500にいたっては、DIESEL(軽油ではありませんよ(笑))モデル、アバルトもあり、さらにトリブート・フェラーリまでが置いてありました。

 僕は初めてトリブートの運転席に乗せてもらいましたが、まぁ!なんとその気にさせるクルマなんでしょう。単に「フェラーリに捧ぐ」モデルであるだけでなく、アバルトとのダブルネームであるだけでもなく、その装備ひとつひとつも世界の名ブランド製品を惜しげもなく使っているのです。
 例えばシートはサベルトのリクライニングバケット。こいつがとてもしっくりきて気持ちいい座り心地。ホイールはフェラーリを思わせるアルミ、ブレーキはブレンボの4ポッド、キセノンライトはマニエッティ・マレリ製、メーターはイェーガー社・・・と、運転席に座っているだけでクルマの中をよだれで汚しそうになりました。

 いやいや、いくらなんでもチンクに569万5000円はねーよなー・・と思いつつ、ここまでの装備ならそのくらいになっちゃうのかも。
 さらにこのクルマ、世界中で1695台、日本には150台しか(正規では)入ってきませんから、街で同じクルマにすれ違うことはまずないでしょう。僕は一度だけ近所のGSで給油中に隣にこのクルマがやってきたのを見ました。そのメカニカルなノイズ、高性能者特有の排気音は、とても1.4リッターの小型車のそれとは思えませんでした。

 何度も言いますが、このクルマ、数年乗ってもたぶん値落ちしませんよ。(笑)



 そうそう、ツインエアの登場でベーシックモデルの1.4Lは廃止されたのだそうです。500にモアパワーや走りを求めるならアバルトを選べばよく、やはりベーシックは小排気量に特化するというのは500にとっては当然かもしれません。元気で楽しい2気筒を選ぶか、アンダーパワーだけど普通に静かな1.2を選ぶか、という選択になるわけですな。
 言っときますけど、ツインエアは相当ブイブイとうるさいです。今時こんな音がするのは日本車では軽トラくらいだと思います。それが嫌な方は1.2を選べばよいわけです。
 でも、ツインエア、だれもが「なんだか懐かしい」と思ってしまうのは何故なんでしょうね。素敵です。楽しいです。欲しいです。

 我が家の駐車場、門を壊して自転車置き場まで駐車場を伸ばせばチンクは十分に置ける・・・と言ったら家内に殴られそうになりました(笑)。

■ 2012迎春

2012年01月31日 | クルマ関連記事
 今年もよろしくお願いします。
 昨年、一昨年と初春に書いた「今年の期待」。今年もちょっと初夢妄想して見ることにしました。

■アルファロメオ・ジュリエッタ

 昨年も一昨年も出なかったじゃないのさ!とお叱りを受けそうですが、ごめんなさい、今年は出ます(っていうか出ちゃった)。やっとです。
 日本ではデビュー時からATがあるかないかで販売台数が大きく変わりますから、ツインクラッチのAT(TCT)の販売体制待ちだったのではないかと想像しています。(MITOはせっかく女性ウケしそうなクルマだったのにATが無くて日本でのスタートダッシュに失敗したでしょう?古くは145もそう。147も当初は売れなかったし。)
 ジュリエッタは200psオーバーのクアドリフォリオベルデ以外のモデルにはツインクラッチの新型高性能ATが設定されます。アルファに惹かれて試乗に行ったらMTしかなくて乗ることすらできなかったという話を聞きますが、今回は安心して試乗にもお出かけください。
 さぁ、いよいよ待望の日本デビューです。

 
■レンジローバー・イヴォーグ

 すみません、このクルマも昨年もご紹介しましたね。こいつも今年こそデビューです。
 SUVなどいまや全く興味のない僕ですが、最近は子供が保育園仲間とスキーなんか始めて、まぁ家族車ならSUVもいいかなとか思い始めています。アウディQ5なんかもいいな、とか。
 そこへ来て(昨春も書きましたが)ランドローバーブランドから小型でカッコいい「イヴォーグ」がデビューします。2リッター4気筒のライトクロカン。荷物が積めないとしたら家族車としてはきついけどねー。実車を早く見てみたいものです。こいつは売れそうな予感です。価格は450万円~と報じられています。


■アウディQ3

 Q5もいいな・・と書いたところで思い出しました。今年はアウディからQ3が日本発売される・・のかな?
 Q7はもちろん、Q5でもでかいとお感じの諸兄へ朗報です。日本向けにピッタリのアウディSUVです。Q3はエンジンは直4、FFとクワトロ(4WD)が用意され、重量は1.5t以下。うれしいことにディーゼルも用意されています(日本に導入されるかは知りません)。日本で日常的に使うならこのQ3が本命であることは間違いないでしょう。きっと幼稚園送迎ママの人気ナンバーワンを獲得するに違いありません。最近はメルセデス以上(実際そう思う)と言われるアウディの質のよさは受け継がれるでしょうから、ママさんたちも満足のはずです。
 いやママさんと書きましたが、当然男性にも人気のアウディですから、売れること間違いない。なぜなかなか日本に入ってこないのか不思議。(先にこれ入れちゃうとQ7やQ5が売れなくなるからかなぁ?)


■BMW ニュー3シリーズ

 いよいよ新型3シリーズデビューです。現行車のテールランプがかっこわりぃと言い続けてきましたが、今度はどうでしょう。少しはよくなった気がします。顔は何が不満なのか相変わらずの「BMW怒り顔」ですが(笑)、少しスマートでさわやかな印象になった気もします。
 しかーし!最大の問題は、今回から伝統のNAストレート6がラインナップから消えること。BMWまでが少気筒化し、ターボ化してしまうとはねぇ・・・。あのクォォーンという気持ちの良いサウンドはもう3シリーズでは聴けなくなるわけです。最終型を後輩に買わせておいて正解でした(笑)。


■BMW クリーンディーゼル

 フェイスブックではすでにシェアしましたが、BMWから新型クリーンディーゼルエンジンの登場です。まさかメルセデスのディーゼルの出来に大きく劣るとは思えませんから、かなり期待できます。
 で、このBMWのクリーンディーゼル、ストレート6なんです。なんでそこやねんっ・・て突っ込みたくなるけど、楽しみです。


■メルセデスAクラス

 これは今年ではなくまだかなり先のデビューになりそうですが、先日モーターショーで発表された新型Aクラスは、あのアイデンティティとも言えたトールスタイルを捨てて低いボディになるようです。若者へ訴えるデザイン・・が狙いのようですが。個人的には若い人がメルセデスに乗るのは大賛成です。メルセデスの実用性能やポリシー、走りの質感といったものを若者が感じることができれば、安かろう悪かろうのクルマは自然と淘汰されていくはずだからです。
 ちょっとシロッコみたいなところが気になりますけど、これはコンセプトカーですからね。



■シトロエンDS5

 欲しい。これ欲しい。早く実車が見たい。できればディーゼルを日本で正規販売してほしい。C5も欲しかったけど、他の何にも似ていないシトロエンのデザインという意味ではDS!高そうなのが問題だけど、ハイドロじゃないのでたぶん購入後コストに関しては大丈夫なんじゃない?ルノーの元気・・のあとにはシトロ元気時代が来る・・・かな?



■VW UP!

 これ、どうなんでしょう。クルマとしてはVWの小型車に失敗はありえないでしょうけど、この「ドロボウひげ」はどうかなぁ・・(笑)。



■ポルシェ911

 「最新のポルシェが最高のポルシェ」。素晴らしい性能を引っ提げての登場となるようです。価格的に全く対象外なので、コメントも無駄に長くするのはやめます(笑)。



■トヨタ86

 走りを楽しむクルマとして手放しで歓迎。しかも2Lで199万円~。さすが日本車!いいものを安く!でなくちゃ、ね。恵まれてるよなぁ、今の若者は。ちょっとカッコがよすぎる気もするが(笑)。
 このクルマの何が夢かって、86の再来なんていう言葉で片付けるのではなく、トヨタの技術やFRの楽しさの追求に加えて、スバル最大の武器・低重心高バランスの水平対向エンジンを組み合わせたという夢のカップリングじゃないかなぁ。水平対向のFR車は世界で唯一らしい。世界のラリーでも真価を発揮してきた低重心エンジンを理想的に配置したとすれば、この運動性能はとても期待できますよね。4月発売だそうです。
 なお、写真はスバルから出る兄弟車、BRZのほうです。
 


■ロータスエリーゼSPS

 これは衝撃でしたね。ロータスからエリーゼのATモデルが出るというのです。そりゃ販売戦略的にはそうでしょうけど、多くのロータスファンを獲得すると同時に、昔からのファンを悲しませることになりはしないかと・・。
 いいじゃないのさ、ロータスは敷居が高くても。もともと遮音も断熱も捨てて軽さと楽しさだけを追求したところにエリーゼの価値があったわけで、その捨てたものの大きさは僕らにだって決して小さくはなく、だから敷居の高いクルマだったわけですよ。
 その敷居を跨いで乗る(ある意味、本当に跨いで乗るんだけどさ(笑))人だけに孤高の走りの喜びが享受されたんでしょ。それを重くなるATを載せて、片手でドライブしようなんて。乗用車化もはなはだしい。・・・あーあ、言っちゃった。
 今、ロータスは自分だけが気付いていない「とっても大切なもの」を失おうとしている気がする。



■その他

 そのほか、VWはニュービートルを改良しザ・ビートルへ。スタイルを少しスマートにして斬新さを演出するとともに、運転のしやすさも改良したといわれています。
 それから、アストンマーチンから以前ご紹介したシグネットなる2人乗りコンパクトカーが出ます。これってトヨタのIQベースのクルマでしたっけ?忘れちゃった。今後はこういった高級ブランド・スポーツブランドからコンパクトカーが出るっていうトレンドが生まれるかもしれません。そうなると、ロータスもあのETHOS(エトス)とか発売しちゃうんだろうなぁ。


 
 そんなこんなで今年もクルマは楽しい・・。昨年はなかなか試乗に出かけられなかったのですが、今年は少しでも乗りに行きたいと思います。
 本年もよろしくお願いします。

■ CDIスノー

2011年12月30日 | Eワゴン
 1日早くお休みを頂き、28日に白樺湖まで子供ふたりを連れてスキーに行ってきました。

 宿がとれず日帰りになるので、「誰かドライバー、行かないかなぁ」と保育園の父仲間や近所の子供のお父さんを誘ってみたものの、やはり仕事納めの日に休むのは苦しいらしくNG。一方でうちの子は学童の先生にも、ホッケー仲間にも、会う人みんなに「28日、スキー行くんだぁ」と言いまくっており、いまさらやめられない状況
 しかも忘れてたんだけど、27日夜は週例のホッケー練習。しかも今年の練習納め。帰宅は例によって0時を過ぎました・・。どーする?行く?オレ。

 ええい!なんとかなるでしょ!・・・ってことで、朝6時にママに見送られて家を出発。子供達はすぐに再爆睡。
 東名東京ICが2km渋滞との表示で、急遽下り線へ。ルートを御殿場回りとしました。さすがに28日はクルマが少なく、途中朝食のための休憩、給油(ディーゼルだからね、現地で凍結防止剤入りの軽油を調達です)をしても到着は10時でした。全くもって計算どおり

 それにしてもスキー場って今はこんなに空いてるんだよね。僕らの若いころはリフト待ち30分とかざらにあったけど、今はほとんどリフトが人を待っている。ゲレンデも空いているので滑りやすい。子供ふたりを連れて滑っていても比較的安心。ていうか、うちの子たちはスピード命なので結構ついてきてくれるので楽なんですけどね。



 さて、スキーの話はともかく、ここではクルマの話
 まず、レガシイ時代に買ったTERZOのスキーキャリアは現在も現役で使っています(アルファ156のころは使えなかったけど)。
 ですが、いまどきのスキーって短いんですよね~。去年自分用に買った板は120cm!今年息子用に買った板は130cm。キャリアつけてはみたものの、実際には板は荷室に横に入ってしまう。なので、今回キャリアは単に空力を悪化させるだけの不要物になってしまいました

 高速走行はやはりこのクルマの最も得意分野。疲れた身体への負担は最小限。これだけ道が空いているとオートクルーズも使い甲斐があるってもんだ。もちろん多少ハイペースで走っても2000回転以下なのでストレスも低い。
 思った以上に疲労感なく高速走行を終え、山道に入っても、これまた湧き上がる低速トルクでグイグイ登っていくのは、ドライバーにとってもとても楽でした。

 この日、道にはほとんど雪は無かったのですが、心配だったスタッドレスの調子もちょっとは試したいなぁと思っていたところ、facebookでお友達からのコメントで上諏訪の温泉を紹介してもらいました。帰路、さっそく道をそれて県道を上諏訪方面へ。夕暮れに染まる山道を気持ちのよいスノードライブ。205の細身のミシュランスタッドレスは十分な性能を示し、全く不安感はありませんでした。
 車山から上諏訪へ行く途中、夕日で真っ赤に染まる雪道の真ん中で2頭の大きな鹿に出会い、子供はビックリ&大喜びでした。


 総括すると、やはりこのクルマ、ストレスフリーのドライブは長距離で本領発揮。前夜からの寝不足と1日滑った疲れた身体、温泉で緩んだ筋肉をもってしても意外と眠くならず帰宅できました。ESPの介入も慣れれば自然であり、雪道もほとんど何事もなく走ります。
 スタッドレスタイヤは前述のように全く問題なし。ただ、雪道はいいのですが、やはりこの細さはオンロードに影響が出るようです。高速で風を受けた際、パニックブレーキ時にはズリッといくことがありました。

              ★

 さて、めでたしめでたしで2011年のブログも締めくくりたいところだったのですが、最後に事件が・・・。
 思った以上に早いペースで東京まで帰れて、気をよくして調布から下道を走っていたところ、なんなくクルマが重く感じる・・。思い切りアクセルを踏んでみると、全然加速しない。ちょうど60km/h前後から加速をしてくれない感じ。
 いろいろ試してみると、発信から次々とシフトアップして5速あたりまであがるともうキックダウン(シフトダウン)をしてくれないことがわかりました。もちろん手動でギアを落とせばダウンしてくれるのですが。しかし見事に街中では不自由がないレベルを保っているので、特に問題もなく帰宅しました。
 翌朝、急いでヤナセへ入庫。説明を聞くと、どうやら「セーフモード」になっているとのこと。つまり、何らかのトラブルがあるとこのクルマは「各部に負担のかからないセーフモード」になって自らを保護するのだそうです。シフトダウンしてくれないのは直接的な症状ではなかったということです。

 で、原因はスロットルバルブのモーター故障だそうです。センサーを交換すれば直るそうですが、部品を別工場から取り寄せるために時間がかかる。この日は懐かしいW210の代車での帰宅となりましたとさ。

 では、よいお年を~


■ CDIワゴンスタッドレス化にあたって

2011年12月18日 | Eワゴン
 もうこんな記事を書く季節になったか・・と思いつつ、アップが遅れました。

 今年も家族車のスタッドレス化を実施しました。
 今年はCDIに替えてから初のスタッドレス化。そもそもW210に履かせていたホイールはこのW211用のアルミなので何の心配もない。スタッドレスタイヤも一昨年新品に買い換えたところだ。・・でもなんか気になる。

 そうです! 一昨年のスタッドレス新品化にあたって、タイヤサイズを大幅に細くしたのでした!一気に2サイズダウンの205/55-16へ幅狭化をして、財布に優しく経済的で乗り心地と雪道性能をアップしたのですが、W211は重量があるんですよねぇ。
 W210では標準タイヤが215だったので、205にしたといっても標準よりたったのワンサイズダウンですから全然気になりませんでしたが、W211(CDIワゴン)では標準はなんと245/45-17です。これを205/55-16にするわけですから、実に片側で4cm、両輪合わせて8cmの幅狭化
 だ~いじょ~うぶかなぁ~♪



 まずはタイヤ比較をご覧ください。もう見るからに細いのがわかりますよね。で、実際につけてみると・・・細っそ
 後ろから見た写真がありませんが、見た目?もちろん細いですよ~。シトロエン2CVかと思うくらい(うそ)。

 しかし走ってみると、ん~、ま、大丈夫かな・・。CDIワゴンは重量があるのでそれが心配ですが、まぁ何とかなるでしょう(楽観者)。乗り心地はもちろん一層まろやかになりました。

 そんなわけで、今回もスタッドレス化完了です。今回は装着に当たっては何のトラブルも無し。さすが純正です。子供のホッケーの試合に出かける前の1時間弱でちゃちゃっと完了~

 ちなみに、純正といってもメルセデスのホイールは世界中で作られているようです。スタッドレス用にしているW211(前期型)用のホイールは2本がドイツ製、2本がオランダ製。(ヤフオクで購入後、傷のあった2本を別に調達したため)。今回はずしたW211の純正ホイールはポーランド製でした。

■ しまった!

2011年12月11日 | elise
あーあ、東京モーターショーいけませんでした。
せっかく職場の近くでの開催になったのにな・・。

■So Good!(遭遇)TESLA

2011年11月03日 | elise
 いやぁ~、今日は早朝から子供達がホッケーチームでディズニーランド!・・ちょっとのんびり家で仕事です。


 さて、10月初旬。子供が運動会の代休で学校がお休みだった日のことでした。
 家に子供だけおいて仕事に行くわけにもいかず、この日は僕も「代休」。「せっかくなので普段混んでいるところに行こう!」というお題を出すと、すかさず「ディズニーランド!」という。うーん、いい案だけどね、疲れて明日もその代休をとらなきゃならなくなるのでNG。「ほかには?」というと「スケート!」。おお、それはいいね・・・。

 うちの子達は今アイスホッケーをやっていて、かなり上達はしてきたものの、スケーティングの技術はまだまだ。そこで時々休みの日にすべりに行くのですが、休日のスケートリンクはフィギュアガールたちに占有されていて思うように練習ができないんです。さすがに平日なら空いているだろうと、この日は午前中から神奈川のスケートリンクにすべりに行くことにしました。

 リンクに着くと、いつも満車の駐車場がガラガラ。7台しかとまっていません。「ほーらやっぱね。らっきー。」といってたら、息子が「パパ!うちとおんなじロータスがいる!」。どれどれ?確かに色はほぼ同じですがちょっとエリーゼっぽくないぞ。
 よーく見るとそれはあの「テスラ ロードスター」でした。


 ご存知のとおり「テスラ ロードスター」は米国のパルアルトにあるベンチャー企業が開発した電気自動車。自動車会社ではなくパルアルトのIT系企業が作ったというところが注目されました。しかも実用性を追った電気自動車ではなく、電気の力を活かしたスポーツカーにしたのがすごい。電車があの重量で加速していくとおり、電気は回転ゼロから強大なトルクを発生します。エネルギー効率もガソリンエンジンに比べて格段に高いのです。ですから電気自動車は出足・加速がすこぶるよいわけです。ちなみにテスラのロードスターでは0-100km/hが4秒未満とのことですから、例えばうちのスタンダードエリーゼよりもずっと速い。その加速はジェット機の離陸のようだといいます。しかも電気の特性で、スタート加速も中間加速も同じようにパワフルなのだそうです。
 
 ただ、エンジンは無いけど重量はやはり問題で、このクルマはバッテリーだけで460kgもあるそうです。とはいえトータル重量は1,235kgに抑えられ、エリーゼよりは400kgも重いけどスポーツカーとしては十分に軽い範囲に入っています。実際、コースによってはポルシェGT3と同程度のラップタイムを出すらしいです。
 ちなみに普通に走れば航続距離も350km以上だそうですよ。

 あー、ただ、問題は価格ですねー。日本では青山に直営店があるようですが、昨年4月に日本で販売された時の価格が1,810万円(!)だそうです。



 駐車場では隣にうちのCDI君をとめました。並んで記念撮影
 エリーゼをベースにしているとはいえ、各部はかなり違った印象です。特にヘッドライト、テールライトまわりが異なっており、エリーゼの動物的な印象から機械的な印象に変わっています。そこはやっぱりアメリカ~ンな感じ。米国車ですからやっぱり左ハンドルでしたね。(ロータスはどちらのハンドルもありますが、イギリス車ですから基本は右です。)
 細部を見ると、やはりエンジン車と異なりボディ横の機関室への空気の取り入れ口がなくなっていたり、ラジエターの出口が小さくなっていたり、エンジン車との違いをわざとデザイン変更しているように見受けられました。

 ほんとうならオーナーさんが帰ってくるのを待って、エンジンをかける(かけないけど)ところ、走り出しなどを是非見たかったのですが、子供が早く滑りたいというので諦めました。ああ、残念。
 今度お会いしたら是非お話を聞いてみたいところです。

 ちなみにテスラ社、2013年にはアストンマーチンベース?の4ドアスポーツモデルも販売予定です。こちらは価格を聞くのも怖そうですけどね(笑)。興味のある方はこちらを(http://www.teslamotors.com/)。

■ ボディカバー新調

2011年10月30日 | elise
 車検にあわせてボディカバーを新調しました。

 横浜へ転居してからエリーゼの保管は屋根なしとなり、カバーは欠かせなくなりました。そのカバーも直射日光と風雨にさらされて、落ち着いた深い紺色がハゲハゲの白っぽい色に変わり、最近は劣化から各部が破れてきました。5年もがんばってくれた(途中1年は使ってないけど)カバーには今回の車検を機にご隠居いただき、新しいカバーを新調することにしました。

 もちろんカバーはラッパーズです。車種別の製品であることからピッタリきもちのいいフィット感が特徴です。今回もグレードはA。価格は4万円弱ですがその価値は確認済みです。

 Aタイプには、シルバー、ブルー、グリーンがあるようで、前回はブルー(実際は濃紺)にしましたが、これがハゲハゲになると結構みすぼらしい。それではげても気にならないシルバーにする人が多いようです。
 で、僕はグリーンにしました(なんでやねんっ)。 単なる気まぐれなんですけど、シルバーではつまらないかなと思って。

 結果、グリーンはこんなに明るい色でした(下写真)。うーん、しまった。



 さてカバーをかけてみると、前回よりもわずかに大きめにできていることがわかりました。もしかしたらキツすぎるとクレームでも出たのでしょうか。でもカバーが動かないくらいきつくないと、ボディとの擦れで傷がついてしまうと思うんですけどね。
 確かに少し余裕ができて、かけるのは楽になりました。でも台風の時には風をはらんで外れそうな感じもします(住所と名前書いとこ・・)。

 あまりに目立つ変化なので、近所の子達に「あー、カバー変えたの?」と聞かれまくりです(笑)。

■ syaken

2011年10月10日 | elise
 「syaken」が「syakkin」に見える今日この頃です・・・。
 9月、エリーゼは我が家に来て3度目の車検。早いものです。ほんとに。

 前回はすっかり車検を忘れていて切れてから気がつくという失態を演じてしまいました。なので今回はわすれません(というか、ホントはウィザムカーズさんからメールをもらって思い出したのですけど(笑))。

 前回はタイヤ、ホイール、バッテリーを交換するという結構変化のある車検だったわけですが、今回は実用性重視の「見直し」を行うことにしました。

 まずはシフト系。最近シフトの入りが渋くなっていたため、このあたりをまず改良してもらうことにしました。クラッチレリーズシリンダーのオーバーホールキット(1,290円)、シフトリンケージブッシュの強化品交換(4,725円)ですっかり元気。もともと入りにくいシフトではありましたが、かなりスムースで硬くなりました(しっかりしたという意味です)。

 つぎにバッテリー系。なんと春に交換したばかりのバッテリーがあがってしまったのです。冬に向けて根本的な問題を見直すために、まずはオルタネータのチェックをしてもらうことに。結果、若干弱いものの、13.5Aと幸い合格点レベルにあることがわかりました。そこで、供給ではなく消費の問題であることから、今回はバッテリーカットオフスイッチを導入することにしました。下の写真がそれです。スタンダードエリーゼのバッテリーは、トランクルームにむき出しのため、ON/OFFは結構楽です。どのくらい効果があるかは今後レポートさせていただきます。



 あとは油脂類の交換。今回はエンジンオイル、ブレーキ・クラッチオイル、ミッションオイルの全とっかえです。さらにプラグも4本全とっかえしました。

 気になるのがラジエターファン。点検の結果、へんな音がしているというのです。自分的にはまったくわかりませんでしたが、ウィザムさんによると低速側のファンから異音がしているのだそうです。ラジエターファンなんて1万数千円のパーツらしいのですが、これを交換するとなると、例によってボディシェルをはずさなければならず、この工賃でまた7万円もかかるわけです。壊れないように祈るばかりです。ちなみにエアコンをつければ高速側のファンが回るので、万一の時にはそれで対応するしかありません。


 今回、整備や新しいボディカバー代金を含めて車検費用は約200k円でした。大きな出費に妻の目は厳しく、春の自動車税の頃と車検時には小さくなっている私です。それでもエリーゼは本当に故障が少なく助かっています。メルセデスのヤナセさん車検にくらべれば随分と安く感じてしまいます(実際はものすごく負担ですけど)。

 また元気に走ってね~