午後3時から輪島市議会全員協議会が開かれた。
石川テレビはこの様子を以下のように報じた。
「輪島市がれき受け入れ問題 議会に説明
東日本大震災で発生したがれきの受け入れをめぐり、輪島市議会が市長に説明を求めました。全員協議会は輪島市の梶市長が被災地からがれきを受け入れる方針を示したことを受け開かれたものです。協議会では梶市長からこれまでの経緯が説明され議員からは受け入れる場合、「放射線に汚染されていないがれきのみにするべき」という意見が出されました。一方で宮城県に派遣される職員の報告を受けた上で慎重な判断が必要といった考えも示されました。輪島市によりますとこれまでに222件の意見が寄せられ、がれきの受け入れに賛成するのは14件にとどまっているということです。」
NHKでは会議終了後の議長インタビューで、安全が確認されれば受け入れるということを確認したという趣旨のコメントがあった。
輪島市は23~25日の日程で環境政策課の職員2名を名取市、石巻市、女川町に派遣し放射性物質の含有量を調査するとのこと。
もちろん放射線測定の専門家ではないことは今日の全協で市長も認めているようだが、実際にどのようにして震災がれきの放射性物質の含有量を調べるのだろうか。
輪島市は職員にガイガーカウンターを持たせるとのこと。どの程度の精度のものを持参するのか、あるいは現地で借りるのかもわからないが、空間放射線量を測定し、そこから放射性物質の含有量を推定するものと思われる。
空間放射線量から放射性物質の含有量を推計する方法を考察したものとして、東京都市大学大学院の青山貞一教授の論文がある。
ここでも指摘されているが、震災がれきの放射性物質の量を推計する基礎データがほとんどなく、環境省の推計式も実証分析を行い、そのデータを公表したものではない。
輪島市は何をもって「安全」を確認するのか。
8000Bq/kgがとんでもない高い数値であることは先に指摘したが、仮に8000Bq/kg以下という国の基準を前提としても正確にその量を確認する術もない。
石川テレビのニュースの議員の発言のとおり「放射線(放射性物質)に汚染されていないがれきのみ」とするなら、わざわざ職員を派遣するまでもない。結論は受け入れ断念しかない。
事は輪島市だけの問題ではない。
その影響は能登の環境、周辺海域の環境に及び、観光への影響や世界農業遺産の今後にも関わる問題である。「震災支援の恩返し」という情に流され、輪島市だけで独走することは許されない。
震災がれき搬入にかかわる一時的経済効果をあてにしてのことならばなお許されない。
石川テレビはこの様子を以下のように報じた。
「輪島市がれき受け入れ問題 議会に説明
東日本大震災で発生したがれきの受け入れをめぐり、輪島市議会が市長に説明を求めました。全員協議会は輪島市の梶市長が被災地からがれきを受け入れる方針を示したことを受け開かれたものです。協議会では梶市長からこれまでの経緯が説明され議員からは受け入れる場合、「放射線に汚染されていないがれきのみにするべき」という意見が出されました。一方で宮城県に派遣される職員の報告を受けた上で慎重な判断が必要といった考えも示されました。輪島市によりますとこれまでに222件の意見が寄せられ、がれきの受け入れに賛成するのは14件にとどまっているということです。」
NHKでは会議終了後の議長インタビューで、安全が確認されれば受け入れるということを確認したという趣旨のコメントがあった。
輪島市は23~25日の日程で環境政策課の職員2名を名取市、石巻市、女川町に派遣し放射性物質の含有量を調査するとのこと。
もちろん放射線測定の専門家ではないことは今日の全協で市長も認めているようだが、実際にどのようにして震災がれきの放射性物質の含有量を調べるのだろうか。
輪島市は職員にガイガーカウンターを持たせるとのこと。どの程度の精度のものを持参するのか、あるいは現地で借りるのかもわからないが、空間放射線量を測定し、そこから放射性物質の含有量を推定するものと思われる。
空間放射線量から放射性物質の含有量を推計する方法を考察したものとして、東京都市大学大学院の青山貞一教授の論文がある。
ここでも指摘されているが、震災がれきの放射性物質の量を推計する基礎データがほとんどなく、環境省の推計式も実証分析を行い、そのデータを公表したものではない。
輪島市は何をもって「安全」を確認するのか。
8000Bq/kgがとんでもない高い数値であることは先に指摘したが、仮に8000Bq/kg以下という国の基準を前提としても正確にその量を確認する術もない。
石川テレビのニュースの議員の発言のとおり「放射線(放射性物質)に汚染されていないがれきのみ」とするなら、わざわざ職員を派遣するまでもない。結論は受け入れ断念しかない。
事は輪島市だけの問題ではない。
その影響は能登の環境、周辺海域の環境に及び、観光への影響や世界農業遺産の今後にも関わる問題である。「震災支援の恩返し」という情に流され、輪島市だけで独走することは許されない。
震災がれき搬入にかかわる一時的経済効果をあてにしてのことならばなお許されない。
今日の北陸中日新聞の梶市長へのインタビュー記事は、このような書き出しで始まってますが、「勇気」というよりは「蛮勇」ですね。
もう能登の海産物も食べられない。
石川県民も、県外へ避難しなければならなくなる。
暖炉の薪から、砕石から放射能が出ている=瓦礫も同じとは思わないのか?
どうしても瓦礫を持ってくるなら、輪島市長の自宅の庭にだけ埋めればよい。
http://ameblo.jp/kikikanri-h-arai/entry-11143403290.html
私も大きな声で反対するので皆さんもどうぞよろしくお願いします
お上の言う事には従うそうだ。
輪島の皆様、あなた方が吸う空気、水、食べ物、放射能まみれになってもよいのでしょうか。
人類史上初の事故なのに、意味が違う「助け合い」をするのでしょうか?
輪島市民の皆様、どうか立ち上がってください。
助言やアドバイス頂けたらありがたく思います。
参考までに上記が区民との意見交換会 内容 全文です。
12Pに0.03マイクロシーベルトと返答した部分に※印を付けて実際にはミリシーベルトでしたと訂正してあります。
輪島市の瓦礫受け入れ反対です。
市役所に電話しました。
決定ではないと言っていましたが、新聞等を見る限りではもう受け入れ決定といった感じがしてなりません。
汚染瓦礫受け入れは輪島市だけの問題ではないと思います。
みんな声をあげてほしいです。
他人事ではすまされないのに。
後で後悔しても遅いのです。
受け入れたら汚染された地域が増えるだけなのに。