北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

マイナンバー訴訟第4回口頭弁論

2016-09-28 | マイナンバー制度
   

第2回、第3回の口頭弁論は日程の都合がつかず欠席で、今日は3月の第一回口頭弁論以来の傍聴参加。
金沢訴訟の原告は50人で私もその中の1人。
原告の仲間が県内各地から傍聴に駆けつけ傍聴席から見守る。

第2回、第3回は私たちが提出した訴状に対する被告の国からの反論が行われている。
被告・国は私たちがマイナンバー制度からの離脱を求める根拠としている自己情報コントロール権について、実定法上の根拠が不明確、内容も不明確、その範囲も不明確とした。

第4回の今回は原告側から自己情報コントロール権を巡る再反論である。
原告代理人の小島弁護士から、自分の生き方は自分で決める、そのためには自己情報コントロール権が必要。自己情報コントロール権は憲法13条で保証された権利であること、その内容は判例や学説で明らかにされていること、どこまでが保証される範囲かについては明確とはいえない限界事例があるとしても、マイナンバー制度は保証された権利の真ん中にあることは明らかであると理路整然、具体的事例も数多く紹介しながら主張していった。

次回も原告からの再反論が続く。
被告は住基ネットを巡る判決に照らせばマイナンバー制度の合憲は明らかとするが、私たちの見解は全く逆。

次回は12月21日(水)午後1時30分から。
法廷は205号の予定。

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