羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

ボク、運命の人です。

2017-04-23 21:59:36 | 日記

 ポジティブ誠。最初から普通にアタックすればまた違った気もするが、ストーカーすれすれになりつつ怒濤の『運命』押しで晴子を微笑ませるところまできた。対するモテ気らしいライバルの男の真意がどこまでなのか? 今回何度か含むところがあるような顔をしていたけれど、単に脈ありと見た表情なのか企み顔なのか? ちょっと微妙だ。田中圭がやりそうな役で、田中圭なら口説きは本気だが敗れて海外に転任するパターンと予想がつくんだが、違うからなぁ。ま、いっか。でもって神? がなぜ晴子の方に現れないのかはその内明かされるのかな? いっそ二人の前に現れて「と、いうワケだから」とぶっちゃけてしまうのありな気もしてきた。神、効率悪い。

3月のライオン 後編

2017-04-23 21:59:11 | 日記



 将棋か? 三姉妹か? というジレンマは原作にもあったようだけれど、圧縮再構成された映画の限られた尺の中で、やはり将棋パートと三姉妹パートの兼ね合い問題が、後編の肝でもあるので少し発生し、ひなたのイジメの件では話がバラバラになりそうにもなっていたが、最終段への畳み掛けではそこを含めた積み上げが利いていた。ひなたへのプロポーズでは会場に笑いも起きていたし、その後の暴走の振り幅になった。映画用の纏め方がちょっと不器用な気もしたけどね。わりと律儀に三姉妹エピを順々別々に処理してたし。捨男エピとイジメエピは合体させてもよかった気もした。三姉妹に関しては零は姉妹の家に下宿しているワケではないから距離があって難しいんだろな。下宿させちゃうと香子がちょっかい出せなくなるのと、いちいち悩む零がわりとすぐ復活してしまい、食事も毎日充実し、三姉妹と出会って1年くらいであっさりコンプレックスを克服し、『ふくふく』に太って背の高い二階堂みたいになった零が「僕、和菓子の道を極めます!!」などと言い出す話になってしまいそうではあるが。それは置いといて、本作は戦う人々の話。1度戦い始めたら終わらない。あえてか、結果的にか、人生に折り合いをつけてやり過ごすくらいじゃ済ませられなかった人々の熱が後編もかいま見えた。幸田家や後藤のケジメも付き、綺麗に終わったが、思いっきり続きのある終わり方。さらなるエピローグは原作と、アニメか。実写ドラマもあったりして? ハードル高いかぁ。