＃2059 ”新”台風銀座

10日ほど前に台風による豪雨で北海道は大きな被害を受けました。
2,3日前にも東北と北海道が台風に見舞われ、死者を出すなど甚大な被害を受けたのです。
前回は石狩川上流が氾濫し、今回は石狩川の一番大きな支流である空知川上流が氾濫を起こしました。
大きな橋が落ちたりして国道やJR鉄路が寸断され、復旧のめどすら立たないところがあるのです。

ボクの住むこのマチは幸い、大きな被害を受けていません。
でも雨雲の動きなどを見ると、北海道のどこで甚大な被害が起こっても不思議ではありません。
1時間に100mmの豪雨に襲われたら、このマチの低地の大半は浸水します。
このマチの中心部は低地ですので、被害は甚大なものになるでしょう。

石狩川の流域が3日間で500mmの豪雨に襲われたら、石狩川の堤防が決壊します。（どこのマチの堤防なのかはわかりませんが）
このマチの中心部は最大5mの浸水です。
2階にいても溺（おぼ）れてしまいます。

気象変動により、台風の態様が変わってきているようです。
北海道はもともと台風による被害が少ないところでした。
ところが今年の台風は、直接北海道を目指しているようにみえます。

沖縄や九州は台風がよく通るため、台風銀座と呼ばれました。
今年はその座を北海道が奪いそうな勢いです。

今年だけの特例にしてもらいたい、と切に願います。