本日の倉敷は、曇りのち雨でした。
最高気温は、二十八度。
ムシムシと湿度が高かったです。
上の写真の花は、藤袴(フジバカマ)です。
まだ蕾の状態です。
フジバカマはキク科のエウパトリウム(フジバカマ)属の多年草で、
秋の七草の一つです。
元々は中国原産で、日本には奈良時代に渡来したと言われています。
別名は、エウパトリウム、香水蘭、
学名は、Eupatorium japonicum、
英名は、boneset、或いはeupatoriumです。
エウパトリウムは、
古代の小アジアで栄えた国家の王ミトリダテス・エウパトールの名に、
ちなんでいます。
乾燥すると良い香りがするので、古くは香草として使われたそうです。
薬草としては、
皮膚の痒みに、
八~九月の開花時期に蕾のついた全草を取り、
二、三日間日に当てて、さらに日陰で数日乾燥させたものを布袋にいれ、
鍋で煮出した後、袋ごと風呂に入れて入浴すると、効くらしいです。
また、生理不順や腫れ物には、
根を九月頃に掘って乾かし、煎じて飲むと良いらしいです。
ただ、フジバカマのアルコール抽出物には、
毒性が見つかっているので、大量に飲まないほうが良いです。
花言葉は、「他人の恋の相談役」です。
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