オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

「フレンズ・オン・アイス2009」の放送。その4

2009年09月26日 23時05分03秒 | フレンズ・オン・アイス2009
今日、CS放送の日テレプラスで放送された「フレンズ・オン・アイス2009」の第2部の放送で、昨年の第1部の最後を飾ったミュージカル特集の映像が流れたと言う情報がありますが、本当でしょうか?
特に私は間近で見た純白の衣装に身を包んだ荒川静香さんと中野友加里さんのコラボの美しさが今だに忘れることができません。荒川静香さんと中野友加里さんの大ファンの私にとって、このコラボは特別な思いがあります。

>第1部の最後、荒川静香さんと中野友加里さんが純白の衣装に身を包んでコラボを演じました。なんという美しさ!なんという贅沢!二人がいっしょに繰り出すジャンプやスピンの美しさ!何と表現したらよいのでしょうか?二人とも世界最高レベルの技術の持ち主ですが全く自分の技術を誇示する事はなく、ただひたすら無心にフィギュアスケートの美しさをみている者に伝えてくれている。それを生で観る(それも数メートル前)事ができた幸運!私のとってまさにこの2人の演技の間、時間が止まっていたといっても過言でありません。私の当日の座席は東側1階のほぼ中央でS席としては一番前(すぐ手前はリンクサイド)実質前から5番目という条件の良い位置にいたのも幸運でした。これを観ることが出来ただけでも無理をした甲斐があったというものです。

上記は昨年のフレンズ・オン・アイス2008見て直後に書き込んだ感想です。
このコラボが映像で見ることが出来るのでしょうか?
早く見たいものです。録画したDVDを早く送ってもらわなくてはいけません。

楽劇「トリスタンとイゾルデ」への想い。その3

2009年09月25日 21時53分49秒 | オペラ
毎週金曜日のお楽しみはNHK・BS2の朝10時から放送されるNHK交響楽団の定期演奏会の放送である。今日の新聞のテレビ欄を見ると単に「N響定期演奏会」としか印されていませんでしたが、細かい内容をチェックしないで、とりあえず録画予約して出勤する。
帰宅後、再生してプログラムを見ると、びっくり仰天!!

ワーグナー作曲 楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲と愛の死」そして何と第2幕全曲である!
リンダ・ワトソンのイゾルデ、アルフォンス・エーベルツのトリスタン、そして指揮はイルジー・コウトで昨年11月の定期演奏会の映像である。

今、録画を見終えたばかりである。こんなコンサートがあったのか!というのが実感である。私自身、隅から隅まで見に浸みているくらい愛着のある作品であるが、残念ながら生の音で聴いたことがありません。死ぬまで、一度くらい、このオペラを生きた音で聴くチャンスがあるのだろうか?演奏会形式とは言え、本当に都会の音楽ファンがうらやましい!!
さて演奏会形式でオペラ作品を聴くのも音楽をじっくり聴けてなかなか良い。
オペラ劇場でのオペラ公演では、あまり見る事の出来ないオーケストラの表情や動きが良くわかって面白い。また演出が無いだけストレートに音楽を堪能することが出来るのが魅力的である。
今回の放送ではリンダ・ワトソンのイゾルデで素晴らしかった。プログラム前半の「愛の死」では、もう一つでしたが、第2幕は素晴らしかった。声も良いのですが、何と言っても表情も素晴らしい!それをNHKのカメラが見事にとらえている!さすが「皆様のNHK」である。
思いがけなく「トリスタンとイゾルデ」の第2幕を聴く事が出来て胸が一杯である。
さて来月10月11日、NHKハイビジョン放送でメトロポリタン歌劇場での「トリスタンとイゾルデ」の公演が放送です。
デボラ・ヴォイトのイゾルデ、演出はディーター・ドルン、そしてジェームズ・レヴァインの指揮。
この秋は「トリスタンとイゾルデ」に、どっぷりの様である。

ルチア・ポップ

2009年09月24日 13時28分38秒 | オペラ
たいへん懐かしいオペラ歌手のアンソロジー集が手に入りました。
ルチア・ポップがEMIに録音したオペラ録音からのアリアや歌曲など盛り沢山の内容で7枚組CDのセットが3227円で超お買い得でした。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=3646422

ルチア・ポップは1939年、スロヴァキア出身で主にウィーン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場で活躍していましたが1993年、病のため54歳の若さでなくなった名ソプラノです。もし、元気でしたら、今年はちょうど70歳ということになります。

彼女の魅力は、やはり癖の無い澄んだ情感のある清らかな声にあると思います。オペレッタの作品も収録されていますが、彼女の声には、よくオペレッタの歌唱にある一本調子で表情過多なゴテゴテしさが無いのでメロディの美しさをより楽しむことができます。
今日の朝、彼女の歌うモーツァルトのオペラ・アリアをたっぷりと聴きました。まだ7枚全てを聴き通していませんが、彼女の録音を聴いていて、何か目の前で、たった私一人の為に歌ってくれているような気がするくらいであります。
しかし、やはり圧巻だったのは指揮者のサヴァリッシュのピアノ伴奏によるR・シュトラウスの歌曲集でした。この録音は、まだレコードの時代、購入して私の愛聴盤でしたがCDでの買い直しはしていなかっので、久し振りに聴くことが出来ました。私の大好きな歌曲「万霊節」では、情感あふれる歌唱に言い知れぬ感動を憶えました。単に声の美しさだけでない奥深さと言うべきでしょうか。テンシュテット指揮による「四つの最後の歌」も聴きましたが、彼女の歌うR・シュトラウスの作品は、その澄んだ声が最大に生かされて、何度も聴き直してしまいました。彼女が歌劇「アラベラ」のアラベラ役や「ばらの騎士」のマルシャリン役の全曲録音を残さないで他界したことは、たいへん残念です。
なお、このアルバムのケースの表紙の写真はR・シュトラウスの歌劇「ダフネ」の写真と思われますが、あのチャーミングな舞台姿を彷彿させて感概深くなります。彼女の舞台姿に胸をときめかせた方も多いのでは?と思います。今、このアルバムは私のCD棚でケースを表にして、写真が見えるようにして飾っています。

最後にルチア・ポップの他のレーベルでお気に入りの録音を2つほど。

①ヤナーチェク 歌劇「利口な女狐の物語」(全曲) マッケラス指揮ウィーンフィル(デッカ)
②ドイツの子供の歌 (ORFEO)
②は「蝶々」や「霞か雲か」など、お馴染みの曲が収録されていますが、子供向けと言うのでなく、まさに大人のメルヘンの世界と言って良いでしょう。

シューベルトの歌曲集やスラブ・オペラ・アリア集など、まだこのアルバムに収録されているCDを、まだ全て聴いていないので、この名ソプラノの声に、今しばらく、どっぷりと浸かりそうです。

「フレンズ・オン・アイス2009」の放送。その3

2009年09月23日 22時45分39秒 | フレンズ・オン・アイス2009
世間様は5連休。私は6連勤。明日は、公休日。やっと一息つけます。
この連休中、夜、仕事から帰ってきて私を癒してくれたのは日テレプラスで放送された「フレンズ・オン・アイス」の録画でした。毎晩、見ていました。
映像で見ると実際、会場では分からなかったスケーターの皆さんの細かい表情が良く見えて感動も新たである。
今年の「フレンズ・オン・アイス」は高橋大輔さんの復帰最初のリンクである事が大きな話題でした。この事が、いかに意義深く、重要だったか!録画を見て改めて、この事の大きさを感じさせられました。
さてトップバッターの村元小月さん。ゴールドの衣装がまぶしく見える。ハツラツとした演技は本当に気持ち良い。これからが目が離せない楽しみなスケーターである。今回、内外の一流スケーターに混じっての演技は今後の彼女の大きな財産になるでしょう。
ベルビン&アゴストのアイスダンス、そして初めて生で見たカート・ブラウニングの演技など見所満載ですが、やはり私にとっては鈴木明子さんの「ウエスト・サイド物語」!
今年は中野友加里さんが不参加だったので私自身、心の中で一抹の寂しさを感じていましたが鈴木明子さんが、その寂しさを見事に吹き飛ばしてくれました。
鈴木明子さんの「ウエスト・サイド物語」の映像。もう何度、繰り返して見たでしょうか!特に「マンボ」の音楽のステップでの表情の素晴らしいさ!ゾクゾクします。やはり私は鈴木明子さんが大好きである。
細かく見ると、ジャンプのキレなど不十分な点もありましたが、彼女のことですから、おそらく現在、猛練習を積んでいると思われますので、競技会では凄い演技を見せてくれることでしょう。それにしてもレナード・バーンスタイン作曲の「ウエスト・サイド物語」の音楽。素晴らしい音楽である。その音楽に乗っての鈴木明子さんの演技。まさにフィギュアスケートを観る醍醐味そのものとしか言い様がありません。

今回の放送では演技中の解説が全く無かったので演技と音楽に集中出来ました。他局も見習って欲しいものです。
今回の放送は前半の第1部のみでした。前半だけで、これだけ満足感で一杯になるのですから、いよいよ荒川静香さんが登場する第2部は、もっと楽しみです。
放送を録画したDVDが手元に届くのが本当に待つ遠しい!

「フレンズ・オン・アイス2009」の放送 その2

2009年09月19日 21時42分04秒 | フレンズ・オン・アイス2009
9月5日にCSで放送された今年の「フレンズ・オン・アイス」を録画したDVDがやっと手元に届きました。
感無量!感激も新たにしました。

さて番組の冒頭、会場前で並んで開場を待つファンの方々の様子が映し出されいました。
私も並んでいたので、写っているのではないかと映像を止めながら念入りに確認しましたが、幸か不幸か写っていませんでした。
私は、少し前方に並んでいたようである。
「しかたない」と思った瞬間、ほんの一瞬ですがカメラの前を横切る男性の姿を見て、びっくり!シフ様ではないでしょうか!?(容姿、服装から見て、おそらく!)
私は急に嬉しくなったのであります。(間違いだったらスミマセン。)

今回は第一部のみの放送でしたが、それでも私には十分過ぎる満足感を憶えました。
放送を見ての感想は仕事が休みの日に書き込みたいと思います。



浅田真央さんのCD

2009年09月17日 11時22分45秒 | 浅田真央さん
いよいよ来月からフィギュアスケートのGPシリーズも始まり、来年2月のバンクーバー冬季オリンピックまで目が離せない状態になります。
さて来月、東芝EMIから「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2009-2010」というCDが発売されます。
詳しくはこちら

その中には浅田真央さんの今シーズンのプログラムも収録されていますが、注目すべきは今年は、7月29日に行われた「フィギュアスケート名曲コンサート」で「仮面舞踏会(フルート・バージョン)」と「鐘」は実際に競技会で演技するバージョンで演奏し収録されている事です。「仮面舞踏会」は単に昨年の使用した録音の縮小版ではなく、今年のSPの為のバージョンで、今シーズンに賭ける浅田真央さんの意気込みを感じます。
「鐘」もオリジナルのピアノ独奏による演奏でなくストコフスキー編曲によるオーケストラ版で、迫力のある演技が目に浮かびます。
今まで私はフィギュアスケートの為に編集されて発売されたCDは一枚も買ったことがないのですが、今回はさすがにDVDの特典もあり、買うか、買うまいか、現在、大いに、ぐらついています。

送別会

2009年09月14日 09時08分16秒 | 私事
昨晩は送別会があり久し振りにビールをがぶ飲み状態となる。
出席するか否か、直前まで悩み、自己嫌悪に陥りましたが、きちんとケジメをつける事が出来て、これで良かったと今は思っている。
それにしても、あれだけ飲んだはずにもかかわらず今日の朝、いつもの時間に目があき、このようにパソコンに向かうことが出来るとは、本当に困ったものである。齢を取ってきたせいであろうか?
この後、新聞を開けると週刊誌P誌の広告が目に入り、たいへん気になる記事あり。
本当だろうか???
気にしないでおこうと思いながら、気になります。



ミラノ・スカラ座の「レクイエム」

2009年09月11日 21時48分23秒 | 音楽
今月、来日したミラノ・スカラ座のヴェルディ作曲「レクイエム」のコンサートの録画がNHK・BS2で放送予定となっています。
 
NHK・BS2「クラシック・ロイヤルシート」 9月27日(日)深夜1時10分より(日付けは28日に変わっていますが・・・)

レクイエム(ヴェルディ作曲)

ソプラノ    バルバラ・フリットリ  
メゾ・ソプラノ エカテリーナ・グバノワ
テノール    ヨハン・ボータ
バス      ルネ・パーペ

ダニエル・バレンボイム指揮ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団
(2009年9月10日NHKホールにて録画)

私自身、一番楽しみにしているのはソプラノのフリットリです。今回の来日公演の歌劇「ドン・カルロ」のエリザベッタ役が絶品だったらしいです。私自身、以前より現在最高のヴェルディ歌手と思っているので見逃せません。「レクイエム」の第7曲「リベラ・メ(我を許したまえ)」の独唱が楽しみです。
 

グラズノフの交響曲

2009年09月10日 16時18分17秒 | 音楽
この数日、帰宅するとヴェルディの歌劇「ドン・カルロ」の録画を必ず見ています。今回も、このオペラを話題にしようかと思いましたが今回はパス!次の機会にします。
さて、ヴェルディと全く関係ない話題ですが最近、私がはまっている作曲家にグラズノフがいます。昔からグラズノフの名前は知っていましたが、どちらかと言うとロシアのマイナーな作曲家というイメージで全く興味ありませんでした。
しかし、この数年、フィギュアスケートの中野友加里さんが、フリーで頻繁にバレエ音楽を採り上げていて、それまでバレエというとチャイコフスキーの三大バレエしか興味が無かった私にとって「ドン・キホーテ」や「シンデレラ」など大きく巾を広げるていきました。そして中野さんが演じた作品以外もいろいろ聴いて(観て)いったのですが、その中でグラズノフ作曲のバレエ「ライモンダ」のDVDにぶつかりました。ロシアのバレエというとチャイコフスキーのイメージが強かった私にとって本当に新鮮でした。そこでグラズノフの他の作品もぜひ聴いてみたいと思いグラズノフの交響曲全集を手に入れ、この前、やっと全部聴き終えたところです。
演奏はクレリー・ボリャンスキー指揮のロシア国立交響楽団が主の7枚組のアルバム。購入するときスヴェトラーノフの録音が1番手でしたが、少しでも安く交響曲以外の作品も1番多く収録されているアルバムを選びました。

チャイコフスキー  1840生~1893没
R・コルサコフ   1844生~1908没
グラズノフ     1865生~1936没
ラフマニノフ    1973生~1943没
ストラヴィンスキー 1882生~1971没
ハチャトリアン   1903生~1978没
ショスタコーヴィッチ1906生~1975没

ロシアの代表する作曲家達の年代を見てみるとグラズノフの生涯はチャイコフスキーからショスタコーヴィッチまで重なりロシア音楽の転換期に活躍していたことが、よく解ります。
しかし今回、交響曲全集を聴いてチャイコフスキーやラフマニノフのように、けっして味付けは濃くなく、またストラヴィンスキーのように(当時の)前衛性は全くありませんが、作品にはロシア独特のノスタルジー、懐かしさがあふれて、何か雪が降り積もった白樺の林がつななるロシアの銀世界の大地に太陽が輝いているようなイメージが私には湧いてきます。
8曲の交響曲のなかで特に惹かれたのは第4番と第5番でした。この2曲が1枚のCDに納められているのも、ありがたい。特に4番の第3楽章などは、もう何度聴いたか解りません。
また交響曲以外では2曲の演奏会用ワルツも1度聴いたら忘れられないものがあり、もしこの曲を聴いて何も感じないようだったらグラズノフの作品と無縁と言い切ってよいでしょう。

さてナクソス・レーベルでは以前よりグラズノフの作品をシリーズで発売していて私は残念ながらグラズノフに開眼するのが遅かった為、1枚も持っていないので今、たいへん慌てています。
近日に発売予定の第18集目になる管弦楽曲集に付随音楽「仮面舞踏会」[第1幕/第3幕/第4幕]という作品が収録されています。この作品は何と昨シーズン浅田真央さんがフリーで演じたハチャトリアンの「仮面舞踏会」と同じ題材のミハイル・レールモントフの戯曲からの音楽です。グラズノフの作品が初演されたのは1917年。ハチャトリアンの初演は1941年なのでこの間、約25年あいていますが、どのように違うのかCDが届くのが楽しみです。

中野友加里さんの演技に魅かれなかったらグラズノフの「仮面舞踏会」に行き着かなかったと言う事のなるのだろうか!?
クラシック音楽の世界とフィギュアスケートの世界が私の心の中で混ざり合って、どうにもならない状態です。

歌劇「ドン・カルロ」

2009年09月07日 17時23分11秒 | オペラ
昨日の深夜、NHK・BSで昨年12月ミラノ・スカラ座でのヴェルディ作曲の歌劇「ドン・カルロ」の上演の映像が放送されました。この公演は慣例版といえる全4幕版によるものです。
今、一気に録画を見ました。オリジナルより1幕少ない全4幕版といっても約3時間半の演奏時間ですが、時間の長さは全く感じませんでした。
このオペラの魅力は何でしょうか?ソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン、バスといった主役の歌手による独唱、重唱、そして合唱も大活躍でまさに声の饗宴!第3幕第1場では2人のバスによる重唱もあり聴き応えがあります。
しかし単に声の饗宴だけがこの作品の特徴ではありません。複雑な人間の葛藤が緊迫感のあるドラマとして観る者、聴く者を最後まで引っ張っていきます。そして登場人物の持つ「悲しさ」「愛」「貴品」などがヴェルディの音楽から伝わってきて時間の長さを感じさせません。
ヴェルディのオペラというと「アイーダ」が有名ですが私は「ドン・カルロ」の方が遥に好きです。ヴェルディの数多いオペラの中でベストワンを挙げるのはたいへん難しいですがベストスリーとなると「仮面舞踏会」「椿姫」と並んで「ドン・カルロ」を私は挙げてしまいます。

さて現在ミラノ・スカラ座は来日中で「ドン・カルロ」も上演されています。本当は行きたくてたまりませんが、物凄く高額なチケット代+交通費を考えると諦めるしかありません。ですから今回の放送は私にとって本当に嬉しかった!
なお当ブログのご常連のハルくんが今回の来日公演のゲネプロを見られています。
レポートはこちらです。
http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-61db.html
今回の放送を観ると、スカラ座としては簡素な舞台装置ですが、現在流行の時代の読み替えによる演出ではなくドラマと音楽を正面から見せる、聴かせる正統的な演出で、さすがはスカラ座である。
ダニエリ・ガッティ指揮のスカラ座管弦楽団、合唱団も素晴らしいものでした。生はもっと凄かったでしょう。
放送ではフィリッポ2世はフェルッチョ・フルラネット、エリザベッタはフォレンツァ・チェドリンスでしたが、ハルくんのレポートでは来日公演はフィリッポ2世がルネ・ハーぺ、エリザベッタはバルバラ・フリットリとの事で来日公演の方が凄い顔ぶれである。特にソプラノのフリットリは、おそらく現在最高のヴェルディを歌うソプラノと言っても過言ではありません。まさに、あの美しい容貌とあわせて世界最高のエリザベッタでしょう。さぞかし素晴らしかったに違いありません。
なお、このオペラのストーリ等はeyes_1975様が詳しく書かれています。
http://blog.goo.ne.jp/eyes_1975/e/4ececc5d3f23fc5262e21dca18c0e104

ところで歌劇「ドン・カルロ」の録音ですがカラヤンやムーティの録音が定評ありますが私はやはり1961年、ドイツ・グラモフォンによって録音された全5幕版によるガブリエーレ・サンティーニ指揮のミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団によるスタジオ録音が最高だと思っています。ボリス・クリストフのフィリッポ2世、エットーレ・バスティアーニのロデリーゴ、フィオレンツァ・コッソットのエボリなど歌手も最高としか言い表わせません。
いや単に「ドン・カルロ」のベストと言うだけでなく数多いヴェルディのオペラの録音の中でも最上位の録音であると思っています。
なお残念ながら、これだけCDが普及している時代にもかかわらず、私の記憶では、この録音のみ、この名盤中の名盤が1度も単独でCDが発売されていません。ですから現在でも私はこの録音に関しては、まだレコードで聴いています。
本当にメーカーに対して怒りを感じます。




八木沼純子さんの結婚式

2009年09月06日 23時44分16秒 | 2009-20010年シーズン
おめでたい八木沼純子さんの結婚式のウエディングドレスの写真。
http://ameblo.jp/junko-yaginuma/entry-10336733295.html
やはり綺麗としか言い様がありません。
以前、広島で観たPIW で八木沼さんを観て、あまりの肌の透きとおるような白さに胸がドキドキした記憶があります。
披露宴には荒川静香さんもお呼ばれしたのかな?気になります。
私も、もう一度、結婚式を挙げたくなりました。
上記、問題発言でした。
撤回します。財務大臣閣下に殺されます。失礼しました。




「花はどこへいった」

2009年09月06日 22時08分26秒 | フィギュアスケート
昨日、夜帰宅してNHK・BSにチェンネルを合わせるとフォーク・ソングの番組を放送していました。
今回のテーマは「花はどこへいった」でした。
その中で、この曲に所縁のある2人のドイツ人を特集していました。
一人は往年の大女優マルーネ・ディートリッヒ。そして、もう一人はフィギァスケートのカトリーナ・ビットでした。
ご存知の通リ、東ドイツ代表としてオリンピック2連覇の後、引退してプロ・スケーターとして活躍していたのですがリレハンメル冬季オリンピックに東西統一されたドイツの代表として、このオリンピックに登場。そして「花はどこへいった」の音楽に乗っての演技を放送では久し振りに見る事が出来ました。
得点や順位を度外視した彼女の境地はどのようなものだったのでしょうか?
統一されたドイツの代表として平和とスポーツの祭典に出場できた喜び、そして自身が金メダルに輝いたサラエボの民族紛争。彼女自身「花はどこへ行った」にどのようなメッセージを込めたのでしょうか?
ビットのコメント。
「短い時間でもいい。私の気持ちが伝わって欲しい」
このコメントにフィギァスケートは単にポイントや順位だけで評価出来ない心を揺るがすことの出来る競技であると言う事を思い知らされた。
GPシリーズ前にいい番組を見ることが出来ました。
オリンピックシーズンである今年のシーズンも感動的な演技に出会えるように!


三年目、突入!

2009年09月04日 21時35分23秒 | 私事
この9月で、当ブログをオープンして3年目に入りました。
この2年間何回かブログ継続を断念しようかと思ったこともありましたが、何とか3年目を迎えることが出来ました。これも皆様のご支援の賜物と思っています。厚く御礼申し上げます。

3年目に入って、今までどちらかと言うと意識的に深く語らなかった私のMDネームの根源であるオペラに対する思いを書き込めたらと思っています。
先月から私の一番大切なオペラの一つであるワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」に対する思いを2回記事にしましたが、あと2~3回、このオペラに触れた後、私にとって神様と言って良い存在のオペラ歌手のマリア・カラスに挑戦するつもりです。
おそらく手持ちの録音を聴き直したり調べものをしたりと、大変なことになりそうですが、この不世出のオペラ歌手に対して尊敬と感謝の念を抱きながら、コツコツと、コメントして行きたいと思います。いよいよフィギュアスケートのシーズンも始まるので、しばらくフィギュアスケートの話題が中心になると思われるので長い長い道のりになりそうです。

そしてフィギュアスケート!今シーズンはいよいよ4年に1度の冬季オリンピックのシーズン!
昨晩、久し振りに昨年のNHK杯の録画を見ました。そして中野友加里さんの「ジゼル」を見て心から感動しました。やはり今シーズンも私は中野友加里さんが中心になりそうです。
来月からGPシリーズも始まります。そして冬季オリンピック!皆様と熱く盛り上がって行けたらと思っているしだいです。

ともあれ3年目に入りました。
今後も何卒よろしくお願い申し上げます。

「フレンズ・オン・アイス」の放送。

2009年09月02日 22時09分12秒 | フレンズ・オン・アイス2009
ご存知の方も多いと思いますが、今年の「フレンズ・オン・アイス」がCSの日テレプラスで放送されます。

第1部 9月5日(土) 午後8時~
第2部 9月26日(土)午後8時30分~

残念ながら我が家はCSの装置が無いので放送当日、見る事が出来ません。(
財務大臣閣下の認可が下りない!)
知り合いに録画を頼んでいますが、録画したDVDが手元に届くのは、おそらく来月の事になるでしょう。

また関連の番組として地上波の日本テレビで下記の番組があります。

「高橋大輔 五輪への復帰戦~荒川静香との絆~」
9月6日(日)午後2時~2時55分

東京の日本テレビだけでなく日本テレビ系列の地方のテレビ局でも放送されるのかどうか申し訳ございませんが、よく解りません。ただ私の地域では残念ながら放送は無い様である。

なお9月某日の朝、私の会社がスポンサーをしている地元のラジオ番組に、私が登場します。(約5分ですが・・・)
この前、番組の原稿用紙に近況や特技の記入欄に「フレンズ・オン・アイス」へ行った事を書きました。放送当日、商品のPRの後、おそらく、この話題となるでしょう。公共の電波ですが悔いを残さず思いっきり自分の思いをしゃべりたいと思っています。
私にとっての「フレンズ・オン・アイス」はまだ終わっていないようです。