オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

東大寺

2011年01月13日 23時24分20秒 | 
さて先週の2連休、「スターズ・オン・アイス」の前日に念願の奈良を訪れました。
私は昔から奈良と斑鳩の寺の建物や仏像の写真を見るのが大好きですが、ほとんど本物を見ていません。高校生の時、法隆寺へ行っただけである。定年までしっかりと仕事を勤めて、第一線を引いた後、ゆっくりと奈良方面を訪れるのも一考ですが、私自身、まだ元気な今こそ、そして忙しい今こそ無理をしてでも少しずつ見て周りたいと思い立ち、今回の奈良訪問となりました。
最初の訪問先に選んだのは東大寺である。奈良と言えば東大寺の大仏。私はまだ大仏を見た事がなかった。近鉄奈良駅を降りて約20分歩き東大寺に到着する。
まずは南大門をくぐる。ここで有名な金剛力士像を見る。凄い!その迫力に圧倒される。しばらくジッと見つめてから、大仏殿に向かう。

大仏殿が近ずくにつれて期待が高まる。奈良時代の創建時は、もっと大きかったらしい。しばらく大仏殿の正面で、この大きな建物を見上げて一気に中へ入る。これが奈良の大仏か!物凄いもの造ったものである。正式名は盧舎那大仏(るしゃなだいぶつ)である。盧舎那仏は宇宙の仏の意味があるらしい。宇宙的な無限な広がりそのものが盧舎那仏と言う意味があるらしい。奈良時代の人々のスケールの大きさ、宇宙観を思うと気が遠くなる思いである。

大仏殿の後、東大寺での私の一番のお目当ての戒壇院を訪れる。一番見たかった四天王立像を見るためである。大仏殿では大変多くの人でしたが、戒壇院では私たち夫婦のみで、たいへんひっそりとしていた。その静けさの中で戒壇を守っている4人の武将の気迫のあふれるまなざしに目が釘付けになる。まさに孤高の仏像たちである。四天王立像を見ただけで満足である。
戒壇院のあとは法華堂(三月堂)と二月堂を周る。残念ながら法華堂は修復中の為、美術全集で見た仏像たちの配列で見る事が出来なかった。これは修復後、また訪れてじっくりと見る事としましょう。
二月堂の境内から西を見ると大仏殿、そして、その向こうには生駒の山々。素晴らしい景色である。


 
さて大仏殿の盧舎那大仏の横にある売店で朱印帳を購入する。今回、東大寺と、翌日訪れた興福寺では絵葉書など記念になるものは一切購入していない。朱印帳に押された朱印だけで私にとって十分である。今、この朱印帳は我が家の神棚の中にある。これから奈良や斑鳩を訪れる時は、この朱印帳を手にしているのでしょう。


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2 コメント

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だいぶったんの窓 (桂川 嵐)
2011-05-10 17:17:14
奈良は懐かしい。
近くにはー山村御流という質素なお花の本家のある古都。
大仏殿のトイレはすごい。人間がゴミと汚水のかたまりであるのを、再認識させる。
お顔のの窓もすてき、大みそかの照明に浮かぶと、だいぶったんが、いきてこっちをにらんでいる気がする。
だいぶったんの窓 (オペラファン)
2011-05-10 23:24:26
大仏殿のトイレは、行っていない。
次に訪ねる時はぜひ行ってみよう。

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