川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

ハンセン病施設の夜の営み

2024年03月24日 | 男と女
多摩全生園に行ってきた。

よかった。

資料館では、夫婦でハンセン病施設・全生園に入っている人たち(夜は通い婚)が、8人部屋に13人も、鮨詰めに詰め込まれて…という話を聞いた。

同じ部屋の、衝立ての向こう、1メートル隣では別の夫婦が寝ている、、

プライバシーもなにもあったものではない。

「野獣のような夜」がそこにあった。

なお、夫婦でハンセン病の場合、男性は、断種を強制された。

パイプカット、です。

人権なんてなかった。

北条民雄が書いたように、ハンセン病になると、「人間ではなくなる」。







人間ではない生き物が、蠢いている。

命だけが、びくびく、動いている。






そう表現できるような、悲惨と絶望が、ありました。

そこから何を学ぶか。

まずは彼ら被害者に思いを致すこと。

まずはWarm heart になること。

Cool head はその次でいい。

Warm heart でないと、いい知恵も浮かんできませんから。




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