私と同世代の、高津笑(えみ)っていう別嬪の司法書士先生がいらっしゃる。私の事務所ビルの5階でオフィスを構えている。
お子さんを障害で亡くされた。18トリソミーって難病。今も障害がある子を特別養子で迎えて、子育てに奮闘中。
そのえも言われぬ奮闘と哀しみと運命との格闘が、一冊の本になりました。
腹を痛めた子を亡くす、、、 それだけでどんだけ重いショックか、、、 男性には絶対に分からない気持ち。死んでも「共感できる」なんて軽々に言えない、、、
でも彼女は、その辛さ、悔しさ、虚しさ、、、、を一切外に表さない。表情に見せない。
いつも明るく気丈に振る舞っている。
だから私は思う。
高津さんは強い。
女は強い。
男が逆立ちしても、太刀打ちできない。死んでも敵わない。
そんな「女の強さ」を体現したような高津さんが、「奇跡の人」と表現されている。
そうなんだろう。私のビルに「奇跡の人」がいる。
まだ途中ですが、読み終えるのが楽しみ。