http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56136?page=2
北京が中国の首都に定められたのは、元の時代からだが、
なぜこのような北方の寒い乾燥地域が大国の首都になったかといえば、
それはひとえに、風水が素晴らしいからだった。
風水がよいとは、すなわち自然災害が少ないということだ。
だがそんな北京で、4月7日と14日に、本当に珍しい地震が起こったのだ。
前者はマグニチュード2.9、後者は3.0だった。
そこで私は、知り合いの中国の官僚に、
「北京は地震が起こらないはずなのに、これはいったいどういうこと?」と問い質した。
彼は答えた。
「近く、長白山が大噴火を起こす可能性があるのさ」
白頭山は、西暦1668年、1702年、1903年にも、小規模な噴火を起こしている。
だがいま恐れられているのは、そんなちんけなものではなく、「1000年ぶりの大噴火」のようなのだ。
これはあまり指摘されていないが、2006年から2017年まで、北朝鮮は計6回の核実験を繰り返してきたが、
そのすべての実験場所である豊渓里は、白頭山が分かつ中朝国境から100㎞しか離れていない。
つまり、核実験が長白山の大噴火を誘発している可能性もあるのだ。
ともかく日本としても、米朝の緊張とは異なる、
白頭山大噴火という「北朝鮮有事」も、視野に入れておくべきではないだろうか。
北京が中国の首都に定められたのは、元の時代からだが、
なぜこのような北方の寒い乾燥地域が大国の首都になったかといえば、
それはひとえに、風水が素晴らしいからだった。
風水がよいとは、すなわち自然災害が少ないということだ。
だがそんな北京で、4月7日と14日に、本当に珍しい地震が起こったのだ。
前者はマグニチュード2.9、後者は3.0だった。
そこで私は、知り合いの中国の官僚に、
「北京は地震が起こらないはずなのに、これはいったいどういうこと?」と問い質した。
彼は答えた。
「近く、長白山が大噴火を起こす可能性があるのさ」
白頭山は、西暦1668年、1702年、1903年にも、小規模な噴火を起こしている。
だがいま恐れられているのは、そんなちんけなものではなく、「1000年ぶりの大噴火」のようなのだ。
これはあまり指摘されていないが、2006年から2017年まで、北朝鮮は計6回の核実験を繰り返してきたが、
そのすべての実験場所である豊渓里は、白頭山が分かつ中朝国境から100㎞しか離れていない。
つまり、核実験が長白山の大噴火を誘発している可能性もあるのだ。
ともかく日本としても、米朝の緊張とは異なる、
白頭山大噴火という「北朝鮮有事」も、視野に入れておくべきではないだろうか。