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写真とクルマを愉しむ

Manfrotto #410

2019-02-03 20:18:19 | 写真
先日のマクロ用にと、以前より気になっていたManfrotto ギア付きジュニア雲台 #410を購入しました。

とても程度の良い出物を中野のお店でみつけました。

こちらの雲台、ギアの動きで3 方向(パン、ティルトおよび横から横へのティルト)の全ての方向について、細かな調整が可能で、マクロ撮影には非常に便利です。





Manfrotto 410





これまで、三脚は2本使って(持って)いましたが、物撮り以外は殆ど使っていませんでした。

やはり、三脚を付けると制約が大きく、好みのアングルにできないのが大きな理由でした。

所で、元々持っていた三脚ですが…




1本目

Manfrotto 344B 三脚
アルミ 3段 Φ29mm 重量2.7kg 最大荷重 6kg
最小/最大高 57cm/136cm センターポール延長 172cm
       +
 
Manfrotto 488RC2 雲台
クイックリリース付きアルミ自由雲台
最大荷重 8kg 重量 0.67kg
高さ 10.8cm


2本目

BENRO C-2681EX 三脚
カーボン 4段 Φ28mm 重量1.4kg 最大荷重 12kg
最小/最大高 47cm/131cm センターポール延長 167cm
       +
BENRO B1
アルカスイス互換プレート付きアルミ自由雲台
最大荷重12kg 重量 0.36kg
高さ9.0cm







オリジナルのBENRO




最初、Manfrotto 344Bに今回の410ギア雲台を取り付けて使てみましたが、
#410雲台は高さ13cm、重量1.22kあり、最低高は雲台部で70cmにもなります。

ここにカメラを載せると、レンズ中心で+4cm(EOS 6D)が加わり、74cmにもなります。

これでは低い位置の花などの撮影はできません。

それではと、BENRO C-2681EXに載せてみました。

こちらは三脚 脚が2段階に開脚して最低高を稼げるはずなのですが、
センターポールが長すぎてセンターポールを半分程度伸ばさなければならず、
折角の2段階開脚が生かせません。

最低高は、47cm+13cm+4cmで64cmにもなります。

本来はこういう時用のショートセンターポールがあるのですが、既に廃版なのか見つかりません。

そもそも、センターポールを伸ばしての撮影は、安定性に欠けるので、自分は通常使いません。

なんとか、低くする方法が無いかと、ネットを探してみると、
Gitzoのカーボンファイバー三脚のセンターポールを自分でカットした記事を見つけました。

Gitzoができるなら、中華のBENROなら簡単に切れるだろうと、カットしてみる事に!


カットする長さで全周に線を引いて、カーボンがささくれない様にテープを巻き付けて、
金属用のジグソーでカットしました。

結構簡単に切れるというのが印象です。

およそ17cmカットしてセンターポールは21cmになりました。

この後、カットした下側部から、ウエイトフック用の金属部を外して移植すれば完了するのですが、
ここの部分がネジを外しても接着されている様で外れません。

結局、カーボンチューブを大きめのニッパーで切り込んで行き、カーボンチューブを破壊して金属部を取り出しました。





破壊したカーボンチューブ
カーボンの繊維が見えます。







残骸



生かす方のセンターポール部にも、接着剤と、ねじでウエイトフックを止める金属部を取り付けて完了しました。









最終的に三脚のみで、24cm、#410雲台を載せて37cm、カメラを載せてレンズセンターで、41cmまで23cmダウンできました。













このBENROの三脚ですが、トラベラータイプ(Gitzoのトラベラーのパクリ?)なので、センターポール固定締め付け部の分、余分な高さがあります。
本来なら、センターポールの無い三脚の方が良いのかも知れませんね~。

コメント (4)
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