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写真とクルマを愉しむ

MiniDV / Hi-8 ビデオのPC取り込みと、SONY CCD-TR1000の修理

2023-02-15 23:42:45 | 日記

先日ふと思いついて、昔撮ったビデオのmp4化した際の備忘録です。

まず、miniDVテープのキャプチャから始めました。

ストックしていたテープをみると、取込み済みで上書きしている様なラベル書き込みがあります、昔、PCがクラッシュした際に飛んでしまったりしたものもあり、残念ながら全てのビデオを残す事はできませんでした。

DVビデオカメラ Panasonic NV-MX5000 の取込みのインターフェースはAV/S端子か、IEEE1394(FireWirei.LINKDV端子)ですが、今のPCには付いていません。

家のPCパーツ箱を探した所、PCIインターフェースの1394カードが出てきました。

これを、滅多に使わないWindows 7のPCにインストールし、キャプチャーソフトはArea61 DVビデオキャプチャというのを見つけて使いました。

MiniDV テープ十数本を720x480でAVI取込み後、データをメインのPCに移して、Aviutilでh264 mp4に変換して完了。

次に、更に古いHi8の8mmも取り込もうと、十数年放置してあった8mmハンディイカム SONY CCD-TR1000と、同じく放置のメディアコンバータ DVMC-DA1を引っ張り出して、S/AV端子ーIEEE1394変換して接続、MiniDV同様にキャプチャを試みるも画面表示せず。

流石に壊れたのかと、ビデオカメラのファインダーを覗いてみると、ちゃんと再生画像が表示されています。

幸い機構系は生きている様です。

S端子がダメなのか?と映像もAV端子接続に変えてもダメ。

しょうがないので、昔売られていた据え置き8mmデッキをヤフオクでゲットしようと見てみた所、結構な値段がします。検索していると、据え置きデッキも、古い為に故障が多い様で、個人ブログ記事ではコンデンサを交換して復活させた様な記事もありました。

 

そんなこんなで、ダメ元でTR1000を分解して、どんな状態になっているかをみてみました。

部品の振動留めのスポンジの類は加水分解してベタベタ、更に分解して行くと見えました。 液漏れしている表面実装の電解コンデンサが!

リードタイプのコンデンサと違い、上面から噴出はありませんが、半田付けされている端子部分が腐食しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全て分解したみた所、4枚の基板でコンデンサが吹いている様でした。

一通りオリジナル状態の写真をスマホで撮影し、部品の特定を行います。

コンデンサは手持ちの部品で足りそうです。チップ抵抗は表面のマーキングから、同じく探し出して準備完了。

さて、ここからはダメ部品を半田コテで取り除いていきます。

コンデンサを取り除くと、噴出した電解液で、基板が腐食し、パターンやヴィアが無くなっているところが見つかりました。 腐食した部分をイソプロピルアルコールで洗浄して、パターンの痕跡を辿り、接続を特定するのにしばらくかかりました。

 

 

 

 

電解液で腐食した場所によっては半導体部分もありましたが、部品の特定ができないので、クリーニングだけして、とりあえずはそのままで進めます。

 

一通りクリーニングが終わり、次は腐食して無くなった回路の再生です。 手持ちの中で一番細い銅線は0.26mmだったので、それを使ってパターンと、ヴィアを再生し、同じ常数の抵抗を配置、その他のコンデンサも載せ替えてとりあえず完成。

TR1000仮組みして、電源、ケーブル接続して動作確認!

映りました!

確認用に入れたテープが懐かしくて、家族で少し見入ってしまいました。

ところが、少しすると、また画面が映らなくなってしまいました。

電源を入り切りしても復活せず。

暫くほっておいて、再度試したところ映りました。

しかし、少ししてまた映らなくなってしまう。

最初の分解で見た目が悪そうに無かったので、コンデンサを交換しなかった電源基板かも!

と思い、再度分解。

電源基板は金属ケースに入って、はんだ付けで封印されているので、それを再開封。

よく見たら噴いていました。

 

これで、5枚の基板のコンデンサが噴いていたことに。

他にCCD基板にもアルミ電解コンデンサが載っていましたが、噴いてはいない模様だったけど、念のため手持ち部品で足りそうなものは交換しておきました。下の写真はCCD基板のオリジナル状態。はんだ付けがメチャいい加減!

 

 

修理交換後の基板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全部の基板写真は撮り忘れました。

 

これらの修理の結果です。

とりあえず、AV端子からの映像、音声出力は回復し、長時間の再生も問題無し。

無事、8mmビデオ約20本の吸い上げに成功しました。

 

ビデオカメラのカメラ機能ですが、何となく動いている様でも、AFは怪しい。

そもそもレンズが曇ってしまっていて、まともな画は撮れそうにないので、これで良しとしました。

また、S端子は回路/端子のせいか?、古いケーブルの接触不良か、回復せず。

 

で、ビデオの取り込みが終了したので、また、長い眠りについて頂きました。

もう、電源を入れる事はないかもしれませんね。

 

 

 

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宿題 (備忘録)

2018-10-07 23:20:00 | 日記
先日来の備忘録です。





まずは、車の話です。

9月の始めの頃だったでしょうか!?

左折の信号が青になったのに、前車が全く動こうとせず、ホーンを鳴らそうとステアリングのセンターを…
押したにも関わらず何の反応も無し。

その時は、自分の後ろの車が鳴らして、前車が動き出して走り出しました。
走っている途中で、半信半疑で、もう一度ホーンを押してみましたが、やはり何の反応も無し。
ホーンなんて、年に何回も使わないから、いつから切れていたのか…

さて、何処か壊れたのか、ヒューズ切れだろうと思い、休日にでも整備しようと…




休日になり、まずはネットでヒューズの位置を確認し、テスターでチェックするも切れていない。
ホーンのヒューズ以外に関係があるのかと、エンジンルーム、ダッシュボードの左右ドア横のヒューズBOXも全てのヒューズを導通チェックするも問題なし。














どういう事なのか分からず、いろいろ考えて、リレーの不良を思いつきました。
ホーンのリレーは、ステアリングコラム右下の小物入れの裏にあります。
そこのHORNとマーキングのあるリレーを外して電源を繋ぎチェックしても、電圧をかければ正しく繋がる。
こちらも念のため、ほかのリレーも全て外して動作チェック。
どこにも異常はありませんでした。









途方に暮れ、後はどこ?と悩みつつ、ステアリング回りを確認してみようと…。


Netで、エアバッグと、ステアリングの外し方を確認し、いざやってみるもなんだか上手くいきません。
見ていたのはGolf系の記事だったので、Passatはちょっとだけ形状が違っていた様です。

エアバッグを外し、ステアリングを外し、ステアリングコラムのカバーを外し、
ホーンの端子と、ステアリングコラムの接続端子部を導通チェック。

エアバッグ系はちゃんと繋がっているのに、ホーンの片側だけが非道導通なのを発見!!












どんな部品なんだろうと、ETKAを探してみました。









8番の 3C0_959_653  return ring with slipring という部品という事が判明。





構造は、フラットケーブルが巻き付けてあって、ステアリングを回す左右数回転は引っかからない様にできている単純なもの。

現物をばらしてみたら、折り目があり、その部分で切れている模様です。


これでは修理不能、部品交換しか無いなぁ~と、やはりNetで交換記事を見てみると結構良いお値段な模様。

オクで中古をと考えて見てみるもヒットせず。

部品番号でググってみたら、海外では売っていそうなのを発見。

早々、eBayを徘徊し互換品を幾つも発見。やはり壊れやすいものなのでしょうか?
その中で海外発送してくれる所を見つけ、9/18にオーダーしました。
部品代で送料含んでも、恐らく1/3の値段。

10/3に到着となっていたけれど、予想外に早く9/26に到着しました。












次の週末、フィッティングを調整しながら、何とか組み付け。
ステアリングアングルセンサーのエラーと格闘して組みなおしを2度ほど経験し、センサーとスリットの調整をして、何とか正常動作まで持っていけました(汗)。


その後、VAG-COMでエラー無しを確認、クリアし、ようやく正常に戻りました。

10万キロオーバーで、思わぬ所が壊れたお話でした。








さて、続いては夏休み頃から始めた宿題、最近は、Netを見るのもメールを見るのも殆どはiPadで済ませてしまっており、なかなかPCを使う機会が減っているという状態なのですが、こと、写真の現像と、Videoのエンコードでは、まだまだPCが必要な状況です。

元々使っていたのは、2013年に作ったPC。
Pentium G3258という2コアのCPUを4.5GHzにオーバークロックして、起動ドライブにはSSDを入れていたので、普通の動作に不満はなかったのですが、現像と、エンコードは流石に厳しく、なんとかしたいと思っていました。

そんな中、オクを見ていたら、なんともお安いCPUが…
Xeon E5 2600シリーズというCPU。
元々は2ウエイのサーバー向けCPUです。
色々見ている中で、Xeon E5 2690というこのシリーズで最上位のCPUが15Kで出ていました。
8コア16スレッド、定常2.9GHz、ターボ3.8GHzと、クロックこそそこそこですが、マルチスレッドの数が通常のデスクトップCPUより多いので、現像とか、エンコード処理にはうってつけ。

ただ、このCPU、元のCPUより1年前の2012年発売と、なんとも複雑(笑)。

CPUソケットも変わるので、マザー、メモリ、VGA非内蔵のため、VGAボードもそろえる必要がありましたが試しにGetしてみました。














マザー等もサーバー向けをお安く仕入れ、メモリもレジステッドECCを32GB乗せ、クワッドチャンネル動作に。











パーツが揃い、組み立ての途中でも、既存のHDMIキャプチャボードがうまく動作せず、何度もインストールしなおしました。
やはりキャプチャボード系はいろいろ癖が多く、試行錯誤の末、PCIeスロットの差し替えで正常に動作する様になり一件落着。

旧PCの環境を戻し、快適に動作できる様にできました。











さて、パフォーマンスはというと、
起動時間は、サーバーマザーという事もあり、ちょっと遅くなりました。

普通に使う分には、軽作業は特に変化なしですが、当初の目的のRAW現像は2倍近く速くなった感覚。
HDMIのエンコードもマルチスレッドの差ほどではないですが、2倍くらいは早くなった様です。

コア/スレッド数が増えた事で、後ろで重い処理中でも、他の処理が何のストレスもなく動くようです。



今回、win7からwin10に乗り換えましたが、ETKAちゃんは動きませんでした。

しょうがないので、元のPCもバックアップで取ってあります。

これとは別にノートPCもwin7を1台温存しています。
やはり、10では動かないソフトの為です。




以上2点の備忘録でした。
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ぎりぎりで

2018-05-27 17:02:46 | 日記
行ってきました。

金曜日、自分と奥、其々の通院の後待ち合わせて上野まで「プラド美術館展」を観に行ってきました。

奥は2回目、自分はぎりぎり、5月27日までの東京展開催期間でなんとか行けました。

さまざまなシチュエーションで目にするものから、あまり観た事の無いものまでゆっくり楽しむ事ができました。






特別展の後、空いていた常設展ものんびり観てきました。
こちらも結構見応えがありました。


流石に特別展はダメですが、美術館でも撮影できるのにはびっくり。
でも、スマホの品の無いシャッター音は頂けませんね~。
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お魚バー

2017-11-23 10:45:29 | 日記
先日、奥の誕生祝いでこちらに行ってきました。









この場所、自分は初めて伺いましたが、奥は4回目との事。






















ドラマ「相棒」シーズン8~10で大河内春樹(神保悟志)と神戸尊(及川光博 )が飲みに行っていたバーのロケ地です。







「相棒」の席で予約していたので、ちゃんと、撮影で使われた席に案内して頂きました。
そして、相棒ファン向けのノートが出てきました。
ファンは熱いですね~!













スパークリングで乾杯してお食事です。



























神戸カクテル





























味は悪くないのですが、酒のつまみ的なのか、ちょっと濃い目の味付けでした。

たまにはこういうのも良いかも知れませんね~。









X-T20+14mm
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美と食!?

2017-06-24 17:43:08 | 日記
たまには美術館でもという事で、こちらに行ってきました。













当然、展覧会は撮影禁止でしたが、撮影用に大伸ばしされたこの2枚だけ撮影OKとの事。















素描というもの、見るのは初めてでしたが、ただの線画なのに、陰影というか、光の扱い方が写真に通じていてとても興味深いものでした。

また、何枚か展示されていた絵画も、見ていると吸い込まれそうな感覚が…  
たまには、こういうのも良いものですね~。


以下、三菱一号館美術館~本展見どころより

15世紀イタリアで画家として才能を発揮し、建築、科学、解剖学の分野にまで関心を広げ「万能人」と呼ばれたレオナルド・ダ・ヴィンチ。
10代から頭角を現し「神のごとき」と称された世紀の天才彫刻家ミケランジェロ・ブオナローティ。
本展は、芸術家の力量を示す上で最も重要とされ、全ての創造の源である素描(ディゼーニョ)に秀でた2人を対比する日本初の展覧会です。
素描のほかに油彩画、手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心におよそ65点が一堂に会します。
「最も美しい」素描とされる、レオナルド作《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ作《〈レダと白鳥〉の頭部のための習作》を間近で見比べる貴重な機会となります。


また、7/11よりミケランジェロ彫刻が展示されるとの事で、入場券をもらってきました。
近いうちに見に行ってみようと思います。




この裏に奥の好きなエシレ バターのお店があり、時々買って帰るのですが、本日はこの後ランチがあるのでパスです。












その後のランチ、肉を食べたいとのリクエストに、こちらに行ってきました。

行ってみたら、なんと、神田やぶそばのすぐ近く。

プレミアムランチセットと、週替わりランチをいただきました。




ローストビーフのサラダ仕立て








週替わりランチ(なんと\880 !)








プレミアムランチ メイン






どれも美味しく、大満足でした!


撮影:Xperia Xでした。
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